2007-04-25

F1ネタ

次戦はスペイン。
今年は最終コーナーの手前にシケインと言うかS字が設置され、最終通過スピードが下がりましたね。去年、TVの人が「リアタイヤに寄りかかって走る」と表現していた、リアタイヤのグリップ限界ギリギリの通過シーンが見られないのは、少し残念かも。

ハミルトン。
この新しいイギリス人ドライバーの活躍のせいで、過去の様々な偉大なるイギリス人ドライバーがメディアにコメントを寄せていて楽しいですね。J・スチュアート、J・ワトソン、N・マンセル、D・ヒル...
ハミルトンの活躍で、バトンはまた(対メディアで)苦しくなりそう?

BMWザウバー。
最近のチームの活躍により、ザウバー関連のNews、コメントも多くなって嬉しい限り。
もっぱら、来年のドライバーラインナップについて、クビカとニックの契約関連にメディアの喰い付きがいいようで。

どうやら、ニックとクビカは、マシンの好みが結構違うみたいですね。
昨年、クビカの活躍に対し、ニックはミスが多い印象をもってましたが、今年は、ニックが好調でクビカはセットアップが決まらないことが多く。去年のマシンは、クビカ好み、今年のマシンはニック好みという所でしょうか。
トヨタのラルフとトゥルーリみたいですね。TF105Bはラルフ型、どうも今年のはトゥルーリ型。

で、契約の件ですが。
どうやら、BMWは、マシンの開発が順調に進み、TOPチームとの差が埋まりチャンピオンシップを争えるようになった時に、最高のドライバーを擁していたい...という事みたいですね。ま、当然ですが。

つまり、何年計画か判りませんが複数年のプロジェクトがあり...仮に3年後として、チャンピオンシップを狙えるクルマが出来るであろう、3年後までには、そこから数年間は強力にタイトル争いが可能な若く速いドライバーを育てていたい...という事なのでしょう。

残念ですが、ニックはあと数年経った時点(最高のクルマが出来上がった時点)での最高のドライバーでは無いと判断されている訳ですな。その時にはピークを過ぎているだろうと。仮にその時、彼のピークであっても、そこから数年間タイトル争いには絡めないだろうと。

でもま、実力と結果の世界ですから、今のスポンサーを満足させるには今速いドライバーを1人は(安全パイとして)乗せる必要がありますから、たぶん来年もニックは走ってくれるでしょう!!頼むよ。