2007-06-10

F1 Rd.06 カナダ 予選

ついにハミルトンのポール。しかし、2位アロンソのタイムも、ひけを取りませんね。
ただ、ミスをしたかしないかは実力なので、やっぱりハミルトンが上手くまとめたと言えるかも。

レースでは、安定感が求められるだけに、どうでしょうかねぇ。TV中継のフリー走行なんかを見てる限りではアロンソよりハミルトンのほうがウォールへのヒット率が高かったような気もしますが。さてさて。

前戦モナコ(低速)では、マクラーレンが速かっただけに、そして、ここ数年のクルマ造りの傾向からして、フェラーリの圧倒的有利が予想されてたカナダ(高速)でしたが...フタを開けてみれば、マクラーレンの優勢でした。

スペインまでは、確かにフェラーリのペースが良かったんですが、モナコとカナダの2戦で負けるとなると、これはもうマクラーレンのほうが速いと言うしか...。
どうしちゃったんですかねぇ、フェラーリ。バルセロナから(相対的に)進歩してないように見えますが。

BMW。
このクルマは、昨年同様、高速サーキット向きっぽいですね。アルバートパーク、モナコのQ2、そしてカナダで速いってコトは、低ミュー路にも強いのでしょうか。でも雨だと遅いっぽい。

今回のBMWは、モナコの事を反省してか、ニックとクビカの作戦を明確に分けて来ましたね。ニックは、セオリー通りにガチで勝負する作戦。クビカは、何かあった時に状況対応可能な作戦。
予選Q3のタイム差を見ると、ニックはハミルトンから 0.4秒落ち。これがそのままペースに繋がるとBMWは3位を目指すしか無いのですが、頑張って欲しいものです。
2005年、ウィリアムズ時代には、予選ポール1回、決勝2位を2回獲得しているニックなので、まだBMWはマシンを向上させる必要がありますね。今年は、予選3位、決勝4位がベストリザルトですから。

今回、フェラーリとBMWの立場が逆転しつつある傾向を見せてますが、予選 TOP 10 の顔ぶれは、いつもと変わりませんね。チームがノックアウト方式に手馴れてきたせいか、ほぼ勢力図通りなのかも。
マクラーレン、フェラーリ、BMWの計6台に加え、ニコ、ウェバー、トゥルーリの常連3人。そしてフィジケラ。レース毎に若干シャッフルされますが、ほぼこの10人。

明日の決勝も、日本では辛い時間帯からスタート。
いつもなら、F1 シフト(長時間のお昼寝)を取るんですが、じいちゃんの墓参りで実家へ行くので...月曜がツライ!!でもリアルで見る。

Circuit Gilles Villeneuve.kmz