2008-03-15

F1 Rd.01 オーストラリア 予選

ついに今年のF1が開幕!
ヨーロッパの人々からすれば眠い時間帯のオーストラリア。「ナイトレースを開催するつもり無し」とするメルボルンから、「その用意がある」とするシドニーへ開催都市が移るかもしれませんね。

さて。フリー走行の中継から見てましたが、思いの外、コースアウトするクルマが多いですね。トラクションコントロールの他にエンジンブレーキのコントロールも禁止なんですねぇ。昔、ホンダのバイク...VFRだったかに搭載されてましたね。今もあるのかな。

シフトダウンが早すぎるとリアがロック気味になってテールスライドを誘発、そのままコースオフという図式が多いようです。シーズン序盤は、レース中のポジションが結構入れ替るかもしれませんね。TVでは、フェラーリと、マクラーレンが、自動・前後ブレーキバランサーを持ってて、ある程度、この問題に対処できている...という解説でした。

予選ですが。
ライコネンが明らかなマシントラブルで止まり、16位。さらには、今年こそは運がある?と思わせたM・ウェバーが(やっぱり)ブレーキ系のトラブルでスピン→サンドトラップ。15位。
共に、Q1をクリアするタイムを出していながら、今年のルールにより Q2 へ進めず。Q3進出確定的な2人が、いきなり脱落したのは残念でした。
Q1 止まりだったのは、SuperAGURI 2台、Force India 2台。STR のベッテルがQ2 進出した代わりに、ルノーのピケJr.が脱落。

Q2。
脱落したのは、前述、ライコネンとウェバーの他、ホンダの2台、フル参戦初年となるウィリアムズの中嶋、ルノーのアロンソ。
ルノーは冬季テストでも中段に埋もれてましたし、ちょっと辛いスタートですね。
ホンダは、上向きのようです。ルーベンスのタイムをボーダーラインとなったT・グロックのタイムと比べても 0.009秒差。

Q3。
マクラーレンは置いといて。BMWですが、良い位置に付けてます。クビカが2位、ニックが5位ですが、6位以降のクルマとタイム差がある点は、ファンとしては安心材料でしょうか。しかし、案の定、ニックのほうが下の順位。レーススタート後の1コーナーでのリスクを考えると、実際の順位以上に不利なのかもしれません。良い戦略があったとしてもね。

Albert Park.kmz