2008-08-24

F1 Rd.12 ヨーロッパ

コースが 5.440km と長めなせいか、各車がバラけて走行する淡々としたレースになってしまいましたねぇ...。
リザルトも、マッサ、ルイス、クビカ と変化せず。その後方ではベッテルと、トゥルーリがバトル関係でしたが、タクティカルなもの。

TV も、もちっと後方の集団を映してくれれば、バトルが見られたかもしれませんでしたが...まあ、アロンソが早々に居なくなってしまったので、何を映そうが...的な気分だったのかしらん。
中嶋のF・ウィングが壊れたシーンは、もう何回も見てますね。新人ではあるけど、もう少し学習してくれれば。

トヨタ。
予選で素晴らしいパフォーマンスを見せたトゥルーリと、最近の予選ポジションからすれば低い位置に留まってしまったグロックでしたが...トヨタは作戦を分けて来ましたね。結果、SC の介入もなく平穏なレースでしたが、どちらの作戦も奏功し、トゥルーリ5位、グロック7位に。
強くなって来ましたねぇ。コンストラクターでは、ルノーに10ポイント差をつけて単独4位。

BMWザウバー。
ニックのペースが悪すぎました。予選8位で、決勝9位。ライコネンのリタイアがあって、この順位。またしても予選よりも順位を落として決勝フィニッシュです。
ハンガリーではタイヤの内圧管理に問題があって、無残なペースだったようなんですが...チームが弱体化して来てる?レースペースが悪いってのはどうもなぁ。

ポイントランキングでは、前回ハンガリーで、ヘイキに詰め寄られたニックですが、粘る間も無くあっさり抜かれてしまいました。ランキング6位に転落。
フェラーリ、マクラーレンの一角を崩すという意義では、クビカだけが頼りになってしまいました。クビカはライコネンに2ポイント差。

フェラーリ。
TVの解説によると、キミのエンジンは、ハンガリーで使用した物で、マッサのエンジンブローの教訓を生かしてない物...という事らしいですね。マッサのほうは、対策済みのNewエンジン。
とは言え、エンジンが壊れたら、ノーポイントな訳で...ポイントリーダーのルイス70に対して、キミ57という状況です。
マッサは、64ポイントで、ルイスまで6ポイント差。最近の安定感からして、マッサへリソースをシフト...ですかねぇ。
マッサは、ピットからのリリースで他車と交錯し、レース後の審議対象 となっております。

レッドブル&ロッソ。
やはり、巷で言われているように、ルノーエンジンとフェラーリエンジンの違いなんでしょうかねぇ。今回、レッドブルは見る影なし。ロッソのほうは、ブルデーが落ちてしまいましたが、ベッテルが6位に入賞。
コンストラクターでは、ウィリアムズやホンダに遅れを取っているロッソですが、これは逆転がありそうですね。