2008-08-04

WRC Rd.09 フィンランド

遂に!ローブがフィンランドを制しました。
現役ドライバーの中では、スウェーデン、フィンランドと、北欧の牙城を切り崩しているローブ。次の目標はラリー・ノルウェーか!?
ミッコも逆に、スペイン、コルシカと西欧の牙城を崩せれば良いんですが。

フィンランド。
去年のローブは、ミッコに40秒以上も遅れて3位だったんですが、今年の C4 の戦闘力も Up していたという事でしょうか。今年は、完全にミッコとの一騎打ちになりました。
ss1 から ss7 までローブが連続 Stage Best。ss8 をミッコが取って、また ss9 から ss11 までローブが3連続ベスト。DAY1 を終わって、14.4秒のリード。

DAY2 では、ローブとミッコのタイム差が開かず、縮まらず。しかし 3位との差は、どんどん開く一方。いい戦いでしたねぇ。
けど、DAY3 が3本の ss しかない事から、ほぼココでローブの優勝が濃厚になってしまいました。う~ん。結果、ミッコとは、9秒差で優勝。

3位は、スバルのアトキンソン。
DAY1 で、やや遅れ気味だったスバル勢ですが、最終リザルトは悪くない位置につけました。クリスが3位ポディウムを獲得、ペターは6位に入りました。
(あまり話したくない)タイム差は...クリスがTOPから 3:17.0 、ペターは 4:04.1 となっています。ボディタイプが大きく変化した新型インプレッサですが、サスペンションは去年と同じ。やっぱり速さを望むのは現状では厳しいのかもしれません。
それでも、ワークスとしての位置は保ってるので、旧型よりはイイのかも。

4位にソルド。5位にヘニング。
3位争いが熱かったですが、ソルドはクリスを捕らえられず。ヘニング(ストバート)は、スバルの1台を喰って完走。ヘニングはこの所、いい仕事してますね。速いけど安定感のないガリよりも、結果としてチームに貢献しています。さらにここ数戦では速さも増して来ました。

ガリ。あまりリタイアが続くと、来季のシートが危うくなるので、そろそろ結果を残して欲しいのですが...。個人的には、来季デュバルにフルで乗って欲しかったり。

そして8位には、トニ!やっと来たー!
今回はパワステが壊れたようですが、車はフィニッシュラインまで持ち堪えました。完走できれば、コンスタントにポイントを取れると思うんだけどなぁ。

えっと、スズキネタでは、田嶋監督、今年の(も)パイクスピーク、優勝おめでとうございます。記録は来年に持ち越しですかね。