2008-12-07

WRC Rd.15 ウェールズ・ラリーGB

今年の最終戦、ラリーGB です。シーズン最後のイベントとして定着している GB ですが、再来年は無いんですよねぇ。開幕戦モンテカルロと最終戦ラリーGB はローテーションイベント扱いにしないで欲しかったかなぁ。

さてさて、今年の GB もまた荒れたようですねぇ。日本もそうだったけど、雪や氷(凍結)のために、相当に難しいラリーとなったようです。今季のタイヤは種類が少ないうえ、トレッドにカットを入れる行為が禁止されているため、コンディション変化への対応にも限界があります。
去年のように、コンパウンドが数種類から選べて、かつ、カットも許されている状況だと、たった1ステージで、数十秒のタイム差が着いたりすることもありますからねぇ、そういうのを嫌ったんでしょうかね。まあ、このルールで誰か1人の独走...という状況を(ある程度)防げる訳で...確かに今季は接戦が多かったように思います。
けど、安全面については、しばしば議論が起こりました。来期のタイヤルールは変更になりますかねぇ...。

ミッコ。
ローブと選手権を争うまでに成長したミッコ。最終戦は、フォードのマニュファクチャラータイトル獲得の為に、(ラトバラと) 1-2 フィニッシュを達成しなければならない、という任務がありました。
しかし、難しいコンディションにペースが上がらず。さらに SS5 にてクラッシュ。大きく出遅れてしまいました...むぅ、残念。クルマのセットアップが間違ってたのかなぁ、SS5 以前でも TOP から 30秒以上離されてました。
結局、DAY2、DAY3 で 8 位までポジションを回復。最終戦は冴えませんでした。

ラトバラ vs ローブ。
ラリーGB の主役はラトバラとローブでした。まだ GB 未勝利のローブはなんとか勝ちたいトコロ。競技前には 「勝利よりもシトロエンのメイクスタイトルを確実に取る事が大切」 と語ってましたが、ミッコが下位に沈んだので、気兼ねなく走れたようです。

ラトバラも、今季の初めは、スウェディッシュで優勝したり華々しくデビューしたものの、その後にクラッシュが続いたりして、M・ウィルソンの機嫌を損ねました。ターマック戦ではワークスノミネートから外されたり、ミッコのタイトル獲得の為に(少なくとも2回は)チームオーダーにしたがって順位を落としたりと、我慢のシーズンでした。
最終戦のこの状況(フォードがタイトルを獲る可能性の為には、2位ではダメで優勝が必要)は、久々にリスクを取ってでも勝ちに行くラトバラを見られました。

結果は、2.7秒差でローブの勝ち!ローブがラリー GB 初優勝です。
ジャンプスタートで 10秒加算のペナルティーがあったにも関わらず、最終 SS19 でラトバラを逆転しての勝利でした。
む~ん、やっぱローブは凄いよなぁ。ステージのコンディションが悪くても大きく崩れるローブを見たことが無いです。対応の幅というか、懐の深さというか...やっぱりワールドチャンピオンは、この人しか居ないよねぇ。

V・ロッシ。
フェラーリのテストに参加したり、去年はスバルから参戦したロッシですが、今年はフォード・フォーカスWRCで参戦。TOP から13分遅れですが、12位に入りました。ちょっとタイム差が大きいですが、なんかトラブル出たんでしょうかねぇ。

スズキ。
P-G・アンダーソン。ラリー前には、かなり自身満々なコメントでして...この自身はどこから来るんだろうと思ってましたが、有言実行でした。5位入賞。上位には、ローブ、ラトバラ、ソルド、ペターしか居ません。
トニは7位。TOPから5分差ですが、スズキは、GB で大健闘でした。

デュバル。
今回、コドラはジロウデさんでした。6位完走。
やっとグラベルで完走しました。この難しいコンディションで完走したのは評価できますが、ここはシーズンの最終戦。もっと前に結果が出ていれば、ガリ のシートを奪えたかも知れず、とても残念。
G・パニッツィ、H・ロバンペラ、M・ストール、D・カールソン...シーズンを盛り上げる役者だと思うんですが、なにせシートが無い。デュバルも危ういですよねぇ。

さあ。短いお休みの後、来年の開幕戦は 1/28 から。モンテカルロではなく、アイルランド。

Wales Rally GB Service Park.kmz