2009-10-31

F1 Rd.17 アブダビ 予選

イブニングタイムでの決勝となるため、日本人にとっては、いつもよりチョイ辛い時間帯になりますね。

初開催となるアブダビ。コースは、長い2本の直線と、その後にある左右のスローコーナーが 「いかにも」 といった感じでしょうか。3rd セクターは、ビル内のお客さんにレースカーを見せるためのレイアウト(?)ですかね。

さて。PP は、マクラーレンのルイスでした。
スローコーナーに長い直線という事で、ある程度 KERS の速さは予想されていましたが、マクラーレンには結構なアドバンテージがあるようです。
ヘイキはトラブルがあったようで、Q2 のセッション終盤に STOP、予選13番手。

予選、2-3番手には、レッドブルの2台。ベッテルとウェバー。
レッドブルも速いんですが、やっぱりルイスが頭ひとつ飛び出てる印象。Q3 ではちょっと積んだようですが、スタートでルイスの鼻を抑えないと辛い展開になりそうです。

4-5番手に、ブラウンの2台。ルーベンスとNewチャンプのバトン。夕方なのがディスアドバンテージになってるのでしょうか。なんとなく、クルマの性能順に並んでしまったようなグリッドですが、決勝では、面白い展開を期待したいなぁ。

6番手に、トヨタのヤルノを挟んで、7-8番手にBMWザウバーの2台。クビカとニック。
前回ブラジルでのニックのリタイアはリグのトラブルによるガス欠でした。積むべきバラストを間違えて規定重量に満たなかったりと、最近エラーが目立ちますね、BMW。これまで、クビカよりも良いシーズンを過ごしてきたニックですが、ポイントでクビカに抜かれてしまいました。ファンとしては何とか再逆転を期待したいところであります。

9番手に、ニコ。10番手はブエミ。
ウィリアムズは苦しいですね。来期はコスワースという事で、独立系チームとしては、落ち着けるところに収まったのではないでしょうか。
ブエミは、Q3 に出たものの、結構燃料を搭載しているようで、意外とダークホースかもしれませんが、鈴鹿の例もありますし、自滅の可能性も。もうちょい一貫性があると、応援したくもなるのですが...まだ 「新人ドライバー」 の域を脱してないような印象ですよねぇ。

ブレーキパッド交換

先週の点検で、残 3mm と宣告されていた、ロドスタの F パッド。本日、交換しました。
2007年の 11月末に、エンドレスのパッドに交換してから、約 2年。

取り外したパッドを見たんですが、右の外側のパッドが一番磨耗が進んでました。次いで右の内側。そして、左外、左内の順。確かに、右外側のパッドは、もう交換時期に来ていましたが、左内側のソレは、まだまだ活躍時期でありました。まあ、4枚全部交換しましたが。
それよりも、減りに結構な差が出ていたのが心配。左側、エア噛んでたかなぁ。

インテグラル神戸さんのブログを見てると、RX-8 の標準ディスクに、アルミ4ポッドキャリパーを組み合わせて、ストッピングパワーを強化しつつ、熱容量対策、軽量化まで実現してたりして...結構物欲を刺激されますね。

2009-10-25

WRC Rd.12 Wales Rally GB

悔しいですが...ローブが勝ちました!ローブ6年連続のドライバーチャンピオンシップ制覇です。
ミッコは2位。Day2 の CryChan (ss8、ss11) と、Halfway (ss9、ss12) が全てでしたかねぇ。

Day2。
5.3秒差でスタートした 2日目ですが、ss7 でミッコがTOPタイム。ローブとの差を一気に 2.9秒差まで短縮する事に成功。
しかし、ss8 でローブから 10.2秒遅れる3番手タイム。たった 15km 程のステージでこのタイム差は...。続く ss9 (18.37km) でも、11.9秒遅れの3番手タイム。この2ステージはシトロエンの 1-2 でした。午前の 3 ステージを終えて、ローブとの差は 25秒に拡大。
午後のリピートステージでも、ss10 はミッコが速く、ss11、12 はローブ。その差 30秒。あぁ...。

Day3。
失うモノは何も無いミッコがアタック。ss13、ss14 と連続TOPタイムで、ローブとの差を 18.2秒に。ローブはターボトラブルを抱えていたようです。しかし ss15 で...ジャンプ着地の際、フォーカスのボンネットが開いてしまい、Fウィンドウを覆ってしまうというトラブルが発生。対処に1分以上を要し、このステージ 12番手タイム。
結局、最終 ss16 でも奇跡は起きず、ミッコは TOPタイムで締めくくりましたが、ローブのチャンピオンが決定。

3位はソルド。もうグラベルでも侮れない存在になってしまいましたね。4位はペター。クルマがまともなら上位に来ますよね。来年はどうするんでしょうか。PSWRT で C4 をドライブ...ですかね。

今季の WRC が閉幕。
ああ、残念でしたねぇ。イタリア、ギリシャ、ポーランドと、ローブにトラブルが続いたシーズンでしたが、こんなチャンスは滅多にないと思うし、これを利用したかったですねぇ。まあでも、冷静に考えれば、やっぱり Flying Finn でもターマックで勝たないとイカンという事でもあるでしょうね。ローブは、スウェディッシュや、フィンランド、長らく勝てなかった GB でも2連勝してしまった訳だし。

でも...たらればを考えちゃうと、イタリアでチームオーダーが出ていれば...とかポーランドでラトバラがリタイアしなければ...とか。惜しかったなぁ...。ポーランドの件は、無かったとしても同点でローブがチャンプですがね。
けど、本当にミッコはクラッシュの少ない、競り合って勝てる良いドライバーに成長しました。来年こそ!




IRL
NOR
CYP
PRT
ARG
ITA
GRC
POL
FIN
AUS
ESP
GBR
Total
1.
S. LOEB 
France
10
10
10
10
10
5
R
2
8
8
10
10
93
2.
M. HIRVONEN 
Finland
6
8
8
8
R
8
10
10
10
10
6
8
92
3.
D. SORDO 
Spain
8
4
5
6
8
0
0
8
5
6
8
6
64
4.
J-M LATVALA 
Finland
0
6
0
R
3
10
6
R
6
5
3
2
41
5.
P. SOLBERG 
Norway
-
3
6
5
R
6
R
5
R
-
5
5
35
6.
H. SOLBERG 
Norway
5
5
0
4
6
1
0
6
0
2
0
4
33
依然として高くそびえるローブの壁。世代交代はまだ当分先でしょうか。ソルドがかなり成長してしまったのも、フォード陣営にとっては脅威でしょうね。

法定12ヶ月点検

ウチのロドも、納車からもう2年になります。
去年と同じく、今年もディーラーで 12ヶ月点検を受けてきました。年に1度くらいはプロの目で点検して欲しいので。

追加整備として、ミッションオイルの交換をお願いしました。去年の同整備で交換してから1年間そのままだったので。それと、車庫入れ時とか、据え切りに近いような状況でステアを右から左、(またはその逆)へ切ったときに、「カコンッ」 とガタが出てるような音がするので、その旨も伝えて対応お願いしました。(→2013/06 対策)

1時間ちょい、市内を徒歩でぶらぶらと。
整備を終えて、確認事項は...F のブレーキパッドが残 3mm との事。NCロドのフロントって結構減りが早いんですかね。MR2 が特別 (ターボ車の設定がある中で、NA だったので) ブレーキキャパに余裕があったのかしらん。
とりあえず、ほとんど使ってなかったノーマルパッドに戻しましょうかね。

さあ、そして...ディーラーへ行くとついつい頼んでしまうアフターパーツ。今回も2点程注文してしまいました。モノは...
  • 社外オーディオ用ブラケット:NC02-V6-025
  • MAZDASPEED エアーガイド:QNC1-50-A20
です。
2~3日で入荷するとの事なので、来週、また取りに行ってきます。

2009-10-24

OWL-BDR35SA(B)

今年の 1st Quarter に組んだ我が PC。データ用として 1TB を確保していましたが、現時点で残容量が 1.83 GB となってしまいました。

ほとんど、F1予選&決勝や、WRC の録画データ。
録画は RD-H1 でやっていて、そこから Virtual RD 専用として使ってる古い PC で吸い出してるんですが、コイツの HDD も結構カツカツ状態。しかたなく、メイン PC のほうへデータを退避させたりしてるうちに、こっちもアップアップに。

こりゃイカンという訳で、5インチベイ用の HDD ケースと 1.5TB の HDD を買って来ました。
当初、「裸族の~」 に代表されるような HDD クレードルと eSATA 接続しようと考えましたが、卓上のスペースが無い事や、PC から卓上までの距離、猫様の暴動などを鑑みて、フツーに5インチベイ内蔵という結論に。

5インチベイ内蔵タイプで SATA 3.5インチHDD がフレーム無しで着脱可能な製品...という事でいくつか検索したものの、結局オウルテックの OWL-BDR35SA になりました。ファンがうるさいという評価が多いようですが、ワシ的には気にしないですし、デザインと扉の開き方で決定。

買ってきて。
モノは、まあ、こんなモンでしょうか。数千円で買える品物にしては良く出来てると思います。青色LED の光が(指向性が強く正面から見ると)強すぎるので、グルーガンで有色のガムを盛って減光させたくらいが改造点。メーカー様におかれましては、猫様に優しい仕様でお願いいたしたく。

HDD のフォーマットも終わり、これからデータ退避。寝てる間に終わるかなぁ。
とりあえず、あっちこっちの HDD に散らばっていた F1 の録画データをいったん集約してバックアップとしますかねぇ。

2009-10-23

WRC Rd.12 Wales Rally GB Day1

ミッコとローブ、1ポイント差で迎える WRC 最終戦、GB です!
ミッコが3位、ローブが4位で同点になったら勝利数でローブが...なんて計算もあるんですが、この2人が3位以下でポイントを争うなんて、ありえないので、勝ったほうがチャンピン!です。

今年は、開催時期が早いので、路面が乾いて先頭走者のミッコは辛いかなぁ...なんて思ってたんですが、Day1 は GB らしいマディなグラベルとなっているようですね。

...とは言うものの、1st ループで、ミッコは路面にちょっと苦戦したようです。ss1 で 1.7秒、ss2 で 1.2秒とローブに遅れをとり、ss3 では 6秒も遅れ、トータル 8.9秒。散々な午前になってしまいました。ミッコ危うし!

しかし、午後に入って反撃開始。ss4 ではローブより 4.9秒速く、一気に 4秒差まで詰め寄ります。ss5 では反撃を喰らいましたが、ss6 で再び差を詰めて、トータル 5.3秒差で Day1 を終えました。 まだまだ!
Day2 の ss は6箇所。Day3 は 4箇所なので、Day2 で勝負...つくかなぁ。

すでに3位以下は、40秒以上離れており、2人だけ別次元の戦い。やっぱこうなるよねぇ。
3位争いは、シトロエンJr.のペターとワークスのソルドとの一騎打ちの様相。5位以下は、もう 2分以上離れてしまいました。ラトバラはフロントのドライブシャフトが抜けたようで、ほぼ RWD 走行。むーん、残念、ペターと戦って欲しかった。

もう、ドキドキして、ライブタイミング見るのが怖いです。ミッコ頑張れ!

2009-10-19

F1 Rd.16 ブラジル

むーん、両タイトルが決定しましたねぇ。
バトンも予選が悪かったなりに、堅実にレースをこなして5位入賞。オープニングラップで、上位陣(スーティル、ヤルノ、アロンソ)が OUT したのも幸運でした。

優勝はウェバー!
せっかくの2勝目ですが、話題の中心はチャンピオンシップになると思われ...そんな時に勝つのもウェバーらしいかも。今日は完璧な速さでしたね。ドイツで勝ったときよりもずっと落ち着いてました。初優勝までは長い道のりでしたが、今日はレース前から勝つのが判っていたなような戦い方でした。

BMWザウバー。
2位にクビカが!KERS に見切りをつけて開発を続けて、やっとポディウムに戻ってきました。ニックは、19番手スタートでありながら、 TOP10並の燃料搭載量&ソフト側のタイヤでスタート。BMWのアグレッシブさが伺えます。しかし、そこそこジャンプアップたものの、リタイア。残念。

にしても、BMWがまたポディウムに戻ってきたのは嬉しいです。「KERSをモノにしたかったBMW」 のしがらみが無ければねぇ、まだ続けられたんだろうけど。BMWがF1をやめる理由の1つは KERS の失敗があるんでしょうね、市販車をアピールする要素にナランし...けど、F1チームとしてのBMWザウバーは、何も弱くなってないですよねぇ。やめるこたぁ無いと思うけど。来年も間違いなく強いチームなんだろうけどなぁ...。
チームは現在キャンセル待ち。来年のグリッドに並べる保障が無いから、エンジンも決まらないし、スポンサーも獲得にも動けないようです。

2009-10-18

F1 Rd.16 ブラジル 予選

長い予選セッションでした。
フジTV Next での予選放送は 深夜 1:50 生放送スタートでしたが、放送枠いっぱいの 4時の時点で Q2 赤旗セッション中断という状態。結局、予選 TOP3 インタビューが終わったのが5時近い時間でした。

しかし、待った甲斐があったなー。ルーベンス、地元での PP 獲得!
フェラーリ時代、勝たせてもらえなかった地元GPですが、遂に勝つ時が来るのでしょうか。バトンはウェットタイヤからインターミディへのチェンジオーバー・タイミングを逃し、Q2 敗退。(ルーベンスはウェットでQ2 突破)
タイヤの熱入れ、ドライビングスタイルの違いなんでしょうかねぇ。 確かに、モナコ決勝では、ルーベンスのほうが早くタイヤをダメにしてしまう、そんなシーンも見られましたが...。

そして、予選2番手には、ウェバーが。レッドブルも速いですねぇ。下位に沈んだベッテルをサポートするなら、ルーベンスの前を走って、レース全体をコントロールするのがウェバーの使命でしょうか。
ベッテルは、雨で混乱する Q1 セッションでクリアラップが取れず敗退。これは残念ですねぇ。ただ、レッドブルは圧倒的に速いので...コース上でオーバーテイク → SC 出動で TOP ランナーとの差が短縮...といったミラクル展開になれば、まだまだチャンスはあります。元々、チャンピオンシップを狙うには運も必要なポジションだったので...。

予選3番手には、スーティル。雨になると強烈なアピールが来ますね。F1 デビュー以来パッとしないシーズンを過ごして評価を下げ気味でしたが...ドライバーの評価ってのは、ドライバー自身に変化が無くても、乗るクルマによって大きく左右されますよねぇ。

BMWザウバー。
こちらも戦略的なミス...かな。ニックは Q1 敗退で19番手。クビカは Q3 進出で8番手。

さて。明日の決勝放送は 0:50。
ブラジルシフトで対応せねば...。

2009-10-17

新型レガシィB4

カートランド関越への往復で、レガシィB4 の横に乗せてもらいました。

基本はセダンタイプのボディ形状ですが、足にはビルシュタインが入ってるし、ツーリングカー系のスポーツカーだなぁ、という印象。ターボはパワフルでスムース。サスは(NCロドに比べて)固めですが、ボディ剛性があり、車重もあるので、路面からの突き上げが車体にまで波及しませんね。

スバルのカタログを見ると、今のレガシィは全て AWD なんですね。
その昔、ワシも1ヶ月間だけスバリストだった事がありますが、そのときは、BG4 のブライトン(FF)でした。乗っていた MPV(LVLR) のエンジンが壊れて、「ボディ形状なんでも良いから4駆で足になるの無い?」 とマツダに聞いたら、「下取りでレガシィが入ってる来るからどう?」 って事になって買ったんだけど。 「すみませんFFでした」 と。
まあ元々、次のクルマを購入するまでの繋ぎとしての購入だったので、良しとしましたが...雨の日の発進とかでトラクションかからず苦労しました。
やっぱ AWD は乗ってて安心感が違うよね。今日は、復路が雨になりましたが、心の落ち着き度が違います。

しかし、ウチの NC ロドと同じ 「純正ビルシュタイン」 なのに、こうも味付けが違うかなぁ。サス変える必要ないよね、レガシィ。ロドスタはボディ剛性を考慮した分、柔らかくするしかなかったのかなぁ...。マーチ12SR の純正サスも良い感じだったよなぁ。純正で出来のいいアシに憧れますよ、ホント。

Kart 交流戦 in カートランド関越

本日はカート交流戦に行って参りました。前回大会はスキップしたので、かなり久しぶり。
今年の頭から実行していたダイエットプログラムも完了しており、前に参加したときより -12kg となってます。

さて、場所はカートランド関越。http://www.klk.co.jp/kart_index.html
ここは、右回り、左回りの変更や、ショートカット位置の修正などで、定期的にレイアウト変更を行うのが特徴。
前夜に 「今月のコースはどんなかなぁ...」 とサイトを覗くと...いままでに見たことの無いレイアウトになってました。どうやら旧コースの一部を今回復活させ、レイアウトのローテーションを見直したようです。(写真参照)

左回りコースで言うところの2コーナー(3コーナー?)。
これまでは 180°旋回する R の大きなコーナーだったんですが、ここは 70°程の旋回となり、その先にヘアピン。2ndストレート後の右コーナーを立ち上がった先に、左コーナー(ショートカットコース)が新設され、ストレートへ帰って来るルート。
なかなか新鮮でした。ヘアピンのブレーキングがちょっとトリッキーで、攻略のし甲斐があります。

今日の大会は、ちょい人数が少なくて、2人で1チーム。1時間耐久で、1ドライバー辺り15分のスティントを2回づつ。また、予選は行わず、スタートグリッドはクジ引きで決定。まあ、耐久レースだとグリッド順なんてほぼ意味を成さないのでオーケー...とか思いながらも、クジ運悪く7チーム中、6番手グリッドになると複雑な思い。

スタートは相方にお任せ。案の定、オープニングラップのヘアピンで混乱があり、5位浮上。その後、他チームのトラブルなどもあり、4番手でドライブを引き継ぎました。
3位のチームと同時ピットインだったので、追いかけたんですが、みんな速いすね。今回集まったのは少数精鋭というか。コンマ数秒単位でしか差を詰められません。こうなると体力的に安定感の欠けるワシは不利。最近は、「前周と同じブレーキング」 が出来ないしなぁ。

結局オーバーテイクできず、されもせず。そのままの順位で引継ぎ。
2nd Run も、そんな調子。3位のカートが目の前に居て、精一杯のアタックをかけてコンマ数秒詰め寄れる程度。もうちょっと目に見えて結果が示されないと頑張れないタイプなので、根気負け。
ヘアピンでスピンして、コース復帰に手間取り、結局4位のままゴール...5位以下のカートが結構離れていたのが救いでした。

3位のカートにプレッシャーを与えることなく、自滅したのが心残りですねぇ。また次回、リベンジです。なにかモチベーションになるようなモノを見つけなければな...お New のヘルメットを新調するとか?

2009-10-15

Native WiFi API (Wlanapi)

Windows のプログラミングのネタです。
最近、お仕事で必要になり、今更ながら Study したのですが、これ関連のキーワードを検索しても日本語の情報が少なかったので、この機会に書き留めておきます。

開発環境: Visual Studio 2005 (Visual Studio 8)
開発言語: C
対象OS: Windows XP SP3
Embedded な仕事が多いので、C++ ではなく、C がメインです。

◆ Native WiFi API 概要 (Wireless LAN API)
PC にワイヤレスのネットワークアダプタをつけていると、ワイヤレスネットワーク接続 というメニューが使えて、SSID のリストを更新したり、接続/切断 といった操作が可能になりますが、それらをネイティブなプログラム言語から簡単に操作できるようにしたもの。
※ UWSC 使ってラクしてたんだけど、XPスタイルだったり、クラシックだったり、[スタート]メニューのオプション差異だったりで、対応が大変なことになったので、Native WiFi を使うことにしました。

Native Wifi (Windows) -- MSDN
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms706556%28VS.85%29.aspx
Native WiFi API は、Windows XP SP3 以降から対応 との事なんですが、それは Wlanapi.dll が(System32 の中に)入ってます...という事らしいです。
開発するには、Wlanapi.lib, Wlanapi.h が必要です。

◆Windows SDK 6.0 のインストール
ワシの環境 (VS8) には、Wlanapi 関連のファイル(.lib/.h) はありませんでした。最新の Windows SDK (旧:Platform SDK) に含まれているらしいです。
早速ダウンロード。
Windows SDK 6.0 (EN)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=en&FamilyID=4377f86d-c913-4b5c-b87e-ef72e5b4e065

Windows Vista および .NET Framework 3.0 ランタイム コンポーネント用 Microsoft Windows Software Development Kit
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=7614fe22-8a64-4dfb-aa0c-db53035f40a0&DisplayLang=ja
MS の英語サイトからでも、日本語サイトからでもダウンロード可能。日本語サイトだとバージョン表示が 1.0 とかになってるけど、ファイル名をみると 6.2.600... とかなので OK のようです。ワシは、日本語サイトからダウンロードしました。Vista とか言ってるけど、XP に入れて良いものです。
※ MS のサイトはすぐにデッドリンクになるので、困ったら [Windows SDK] で検索してみてください。

ダウンロードしたファイルは、CD/DVD のイメージファイル(*.img) なので、仮想CD/DVDドライブソフト(DAEMON Tools Lite など)でイメージをマウント。インストールウィザードに従いインストールを完了させます。

インストールの途中、HDD のアクセスランプが点きっぱなしになり、プログレスバーが固まった...ように見える時がありますが、そこは耐えて待ってください。CPU: Core2 Duo 2.4GHz/HDD: SATA2 (会社PC)なんですが、インストールの終わる気配が無いので、何度キャンセルボタンを押しそうになったか...。しかし、寝て待ってたら、無事に完了しました。

◆環境設定
Windows SDK は、下記のフォルダにインストールされたハズ。
  • C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0\
で、この後はどうするのか?→Visual Studio が上記フォルダパスを認識するよう、プロジェクトのプロファイルをセットアップする必要があります。
また、Native WiFi のプログラムを書く場合は、上記フォルダ配下から、Wlanapi.lib, Wlanapi.h を(Native WiFi API を利用したい)自分のプロジェクトのフォルダへコピーして来ます。

プロジェクトを立ち上げ(Visual Studio 2005 起動)、プロジェクトのプロファイルを修正します。
「C/C++/全般/追加のインクルードディレクトリ」に Windows SDK の Include フォルダを指定し、パスを通します。
C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0\Include

「リンカ/入力/追加の依存ファイル」 に wlanapi.lib を追加します。
自分のプロジェクトの Native WiFi API を利用するモジュールで、以下の宣言を追加
#define WIN32_LEAN_AND_MEAN
#include <stdio.h>
#include <windows.h>
#include <winnt.h>
#include "wlanapi.h"
...と、これでコンパイルが通るハズ。
プロジェクト全体に WIN32_LEAN_AND_MEAN を適用すると問題がでる場合もあるかも。Wlanapi を使うモジュール内でのみの宣言が吉。

◆使用する
API 利用のサンプルコードは、Windows SDK のインストールフォルダ階層に含まれてます。
Native Wifi API Sample
C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0\Samples\NetDs\Wlan

追記:適当なネットワークに接続するコードを書いてみました。

2009-10-12

トランクルームとエアコンプレッサー

NCECロードスターのリア・トランクルームの紹介。なかなか、トランクルームの写真て少ないなぁと思い。

Roadster RHT の最大の売りは、ハードトップを格納してもトランクルームが全く犠牲にならない事ですね。ハードトップでオープン可能なクルマっていうと、そりゃもう趣味車ですから、トランクなんて全く無くても文句言わない訳ですが...これだけのスペースを確保していて、かつ、Close/Open どちらの形体でも容積に差が無いのは、ミラクルであります。
設計はベバスト

トランクの床面には、くぼみがあり、やや使い辛いむきもありますが、オプションでラゲッジルーム・マットを選択すると、フラットにする事が可能となります。(くぼみ部は小物入れとなる)
ただ、このくぼみ量は絶妙で、丁度、灯油のポリタンクを縦に収められる高さになってます。ワシのように趣味車を 1st Car として使ってるヒトには、有難い形状。

NCEC のトランク。
オープン時でもこの容量。
左サイドは、くぼみがあります。
開口部より長尺なブツも積めます。
右サイドのフタを開けるとパンタジャッキが入ってます。

さて、トランクルームに常備されている赤いファスナーのポーチ。これはパンクの応急修理キットであります。穴塞ぎ用のムースと、エア・コンプレッサーのセット。

これまでの車歴で、数回パンクを経験してますが...このときもそうだったけど、交通の邪魔にならないようなトコを探して停車する間に、結構サイドウォールが破けちゃったりして、修理キットじゃ直せなくなっちゃうんですよね。なので、個人的にはテンパータイヤを搭載したいんですが。

まあ、コンプレッサーがあると、サーキットでエア圧を落として走った後、帰る際に規定値に戻せるので、あると便利。試したところ、150kPa から 200kPa までの加圧で30秒程度でした。
標準搭載のパンク修理キット。
割と短時間で加圧可能。
音はそれなり。裏面はゴム足付き。
コードはキッチリ折りたたむこと。
でないと押されてフタが開いちゃう。

2009-10-04

WRC Rd.11 スペイン

上位陣に大きな変動が見られない Day1、Day2でしたが、Day3 もほぼイーブンペースで遷移したようです。ローブ、ソルド、ミッコ、ペター、オジェ、ラトバラ...結局、このままの順位で Finish。

う~ん、2位が欲しかったけど...まあ、この順位は判ってたような...ミッコ。この先のシーズンでもコンスタントにタイトル争いをするためには、ターマックでソルドに勝つ必要がありますね。

シトロエン・クサラから C4 に乗り換えたペターは、4位フィニッシュで表彰台まで一歩届かず。しかしながらポイントスタンディングスでは、ヘニングを抜いて5位に浮上しました。上位4名はワークスドライバーですから、5位は上出来ですね。スバル撤退で急遽、自身のチームを立ち上げたり、スポンサーの確保、クルマの手配と忙しかったですが、結果が付いてきています。




IRL
NOR
CYP
PRT
ARG
ITA
GRC
POL
FIN
AUS
ESP
GBR
Total
1.
M. HIRVONEN 
Finland
6
8
8
8
R
8
10
10
10
10
6

84
2.
S. LOEB 
France
10
10
10
10
10
5
R
2
8
8
10

83
3.
D. SORDO 
Spain
8
4
5
6
8
0
0
8
5
6
8

58
4.
J-M LATVALA 
Finland
0
6
0
R
3
10
6
R
6
5
3

39
5.
P. SOLBERG 
Norway
-
3
6
5
R
6
R
5
R
-
5

30
6.
H. SOLBERG 
Norway
5
5
0
4
6
1
0
6
0
2
0

29
泣いても笑ってもあと1戦。最終戦は伝統のGB。
ローブとミッコ、勝ったほうがチャンプです(3位以下での争いは、有り得ないでしょうから...)。

F1 Rd.15 日本

ベッテル完勝ですね!
スタートでルイスが前に出るかと思ったんですが、ベッテルがポジションを守ったので、逃げを打つことができました。まあ、ルイスが前に出ていたとしても、初回のストップでラクに前に出ていたでしょうけど。序盤、Fastest 出しながら、[Target +1] なんて無線も入ってたし。
完全にレッドブルの好きなように展開できたレースでした。良いクルマで夢中になって走るベッテルに「タイヤを労われ」と嗜める辺りもさすがでしたね。
ドイツでの優勝以降、また運に見放されたように見えるウェバー。今日は終始最後尾でしたが、Fastest Lap を獲得 1:32.569

トヨタ。
今日のトヨタは速かったですね(悪いペースを予想してスマンかった)。スタートでポジションを1つ失って、3位になりましたが、大きく順位を落とすことなく、良いスタート。BMWも抑えたし。
ルイスの KERS が無くなった影響もあるんだろうけど、その後の戦略でマクラーレンを抜いて2位に回復。今回は実力で勝ち取っての2位でした。けど今日も、優勝までのあと1台が相当に遠かったですね。

BMWザウバー。
ニックのスタートは大成功したんですが、コースを塞がれて行き場が無かったですねぇ、残念。キミを抑えつつ、ヤルノを抜こうとアウト側へ行きましたが、ヤルノに牽制されてブレーキを踏むしかなかったです。あの勢いからすれば、トヨタを抜けてたと思うのですが...結局4位のままオープニングラップを通過。
今日は、ソフト―ハード―ソフトと繋ぎましたが、結果論を展開すれば、第二スティントでハード側のタイヤにスイッチしたのが敗因でしたかね。ソフト側を履いてペースの良かったキミに前に出られてしまいました。そして終盤、フルコースイエローでペースを落としたところへ、ニコ・ロズベルグがピットアウト...6位まで落ちてしまいました。
おそらく、ハード側のほうが合ってると予想し、当初はソフト―ハード―ハード、のつもりだったのではないかと。第2スティントでソフトを履けなかったのが、ちょっと大きかったかなぁ。ペースはトヨタ程良くなかったのですが、4位は狙えたレースでした。残念。
クビカは、ミスもありブラウン勢の後塵を拝する結果に。コース上では抜けなかったですね。9位。

さて、今年も残すところあと2戦。来年のシートも気になりますねぇ。

WRC Rd.11 スペイン Day2

WRC は残りラスト2戦。ターマックのスペイン。
やっぱりシトロエンが速くて、ミッコに2位を取らせてくれませんねぇ。

Day1.
スピードの序列で言えば、ソルド、ローブ、ミッコ、ペター、オジェ、ラトバラ...大体、この順なようです。前のシトロエン2台は、ほぼイーブンペース。3位のミッコをステージごとに数秒づつ引き離しています。
オジェはブレーキトラブルを抱えているようです、ラトバラもセットアップが決まらなくて、リアのスタビリティに難がある模様。

ミッコにとっては、シトロエン勢の脱落がない限り、2位は望めそうにないものの、3位は確保できそうな展開。ローブからは31秒のビハインド。ペターに対しては25秒リード、オジェとは49秒離れています。

Day2.
2日目に入って、ペターとオジェがペースを上げています。ミッコにとっては辛い展開になってきました。特にペターは後半、ミッコに対して29秒だった差を22秒差まで詰めてます。Day3 もこの展開だと、ミッコは相当プッシュしないと...。

このラリー、 ミッコが3位ならローブ(おそらく優勝)とのポイント差は1点となり、GB の出走順は TOP。4位ならローブとは同点、ランキングでは2位になり、GBは2番手スタート。どちらにしても、タイトルを獲得するには優勝が条件となりますが...う~ん。4位でもイイのか?

2009-10-03

F1 Rd.15 日本 予選

鈴鹿の晴れの舞台だというのに、休日出勤。今日はお昼過ぎからは WEB 見るのを止めてました。
家に戻ってきて フジNEXT の F1 を録画で堪能。その後、やっとWEB巡回しまして...今ここ。

グランプリWEEKに入ったとき誰だったかが言ってたけど...「最悪なのはフリー走行中にずっと雨で予選がドライになった時だ」...と。今日の FP3 はドライになりましたが、かなりセットアップの時間が限られる厳しい週末になりましたね。
ここは鈴鹿だし、新舗装が前半ダケなのもさらにセットアップを難しくしているようです。

こういう時は経験のあるドライバーが上位に来るものですが...実際来ていますが、ベテランの方々も結構な頻度で、失敗しますね。まあ、FP では限界を確かめてるのもあるんでしょうけど。

さて。今回から(?)新ディフューザーを手に入れたロッソが元気ですね。
けど、このチームのドライバーは2人共、新人なので、手綱を引いてやる必要があるようです。結構上位のグリッドが望めそうな2台でしたが、クラッシュ&ペナルティーによって、チャンスをフイにしてしまいそうです。
デグナーでクラッシュしたハイミは、予選15番手、決勝グリッドは10番手から。
フリー走行から印象的だったものの、スピン、クラッシュ、ペナルティーとなったブエミは、予選10番手、決勝グリッドは、5グリッド降格ペナルティーにより、14番手から。ダメージを負ったクルマを無理にピットまで走らせ、他車を危険にさらしたとの判断。
若いドライバーを2人揃えると、こうなるリスクもありますよねぇ。

Q2 でのブエミのクラッシュに起因する黄旗で、速度を落とさなかったとして、ルーベンス、バトン、スーティル、アロンソの4名も5グリッド降格のペナルティーが出ています。
それぞれの予選順位と決勝(暫定)グリッドは...

  • ルーベンス  予選5番手、決勝グリッド9番手。
  • バトン    予選7番手、グリッドは11番手。
  • スーティル  予選4番手、グリッド8番手。
  • アロンソ   予選12番手、グリッド17番手。
アタックLAPが1回確保できるかどうか...という状況だったので、アクセル戻せないんでしょうねぇ。チームが無線で注意すべきなんでしょうか。
その他、ヘイキとトニオがギアボックス交換を行うとの事で、これまた 5グリッド降格ペナルティー。

暫定グリッドと予選後の車重が発表されています。
追記 : 決勝朝になりグリッドが確定しました。(右の表が確定グリッド)
Pos 
Driver 
Team
Weight
Pos 
Driver 
Team
Weight
1
Sebastian Vettel
 Red Bull
 658.5

1
Sebastian Vettel
 Red Bull
 658.5
2
Jarno Trulli
 Toyota
 655.5

2
Jarno Trulli
 Toyota
 655.5
3
Lewis Hamilton
 McLaren
 656.0

3
Lewis Hamilton
 McLaren
 656.0
4
Nick Heidfeld
 BMW Sauber
 660.0

4
Nick Heidfeld
 BMW Sauber
 660.0
5
Kimi Raikkonen
 Ferrari
 661.0

5
Kimi Raikkonen
 Ferrari
 661.0
6
Nico Rosberg
 Williams
 684.5

6
Rubens Barrichello
 Brawn GP
 660.5
7
Robert Kubica
 BMW Sauber
 686.0

7
Nico Rosberg
 Williams
 684.5
8
Adrian Sutil
 Force India
 650.0

8
Adrian Sutil
 Force India
 650.0
9
Rubens Barrichello
 Brawn GP
 660.5

9
Robert Kubica
 BMW Sauber
 686.0
10
Jaime Alguersuari
 Toro Rosso
 682.5

10
Jenson Button
 Brawn GP
 658.5
11
Jenson Button
 Brawn GP
 658.5

11
Heikki Kovalainen
 McLaren
 675.0
12
Heikki Kovalainen
 McLaren
 675.0

12
Jaime Alguersuari
 Toro Rosso
 682.5
13
Giancarlo Fisichella
 Ferrari
 661.5

13
Sebastien Buemi
 Toro Rosso
 665.4
14
Sebastien Buemi
 Toro Rosso
 665.4

14
Giancarlo Fisichella
 Ferrari
 661.5
15
Kazuki Nakajima
 Williams
 695.7

15
Kazuki Nakajima
 Williams
 695.7
16
Romain Grosjean
 Renault
 691.8

16
Fernando Alonso
 Renault
 689.5
17
Fernando Alonso
 Renault
 689.5

17
Romain Grosjean
 Renault
 691.8
18
Vitantonio Liuzzi
 Force India
 682.5

18
Vitantonio Liuzzi
 Force India
 682.5
19
Timo Glock
 Toyota
 n/a

19
Mark Webber
 Red Bull
 n/a
20
Mark Webber
 Red Bull
 n/a
今までのパターンだとルイスとベッテルのマッチレースですかねぇ。ルイスが前に出て、ベッテルが燃費を稼いで抜くとか...けど、シナリオ通りにはなりそうも無いですね。予選の波乱を考えれば。
ヤルノは、自分でも言ってたけど、トヨタのスタートが悪く、順位を落とすので...キミやニックとの争いになってしまうのかも。

BMWザウバーは、ここ数戦の運の悪さを払拭するポジションですね。表彰台を期待したいです。クルマは速くなってますから!頑張れニック!