2009-11-28

F1 ネタ

BMWザウバーチームが、ペーター・ザウバーの手に戻る事になりましたね。よかったよかった。
トヨタの撤退後、FIAからの発表はなく、カドバックがなにやらキナ臭い感じになっており、どうなることやらと思いましたが...。
一度は破談となったペーター・ザウバーへの売却(返却?)が現実になり、ファンとしては、ちょっと安心。

ただ、エントリーがカドバックではなく、ザウバーとなるので、またもや全チームの承認が必要なようです(?) フランク・ウィリアムズと、新規チームが Yes と言うか否か...ですかね。

ウィリアムズ、マクラーレン、ザウバー...これから、プライベートチーム全盛の時代へ向かいそうです。
チームズアソシエーションというより、メーカー主体だった FOTA も、どうなるんでしょうねぇ。マリオ・タイセン、フラビオ・ブリアトーレ、ジョン・ハウエットが去って、モンテツェモーロも降りちゃったし。

◆メルセデスのシート
ニコの発表はありましたが、もう一人は未だ。
ノルベルト・ハウグが 「サプライズがある」 と発言していますが...ウワサでは、ミハエル、クビカ、ニックのリスト順のようです。
もう一人のドライバーについて、「クリスマス前には、発表する」 としていますが、これは明らかなルノー待ち?
ミハエルは来年開幕にはもう 41歳だし、ウワサだけだと思ってます...ルノー続投なら、クビカのセンが消えて、ニックが座ることになるのでしょうか。ワシ的には、ニック、ザウバーでもいいけど。

2009-11-22

Arduino シールド作成

曲げセンサを使って動作確認をした Arduino ですが、今日は、加速度センサ(KXM52-1050)を繋いでみました。

とは言っても、結局は 5v、GND の2本と、X, Y, Z 計3本の信号線を Arduino のアナログ端子に接続するだけ。プログラムは、前回と同じく、analogRead() で読み出して、Serial.print(value, DEC) で出力するだけ。使い方は、曲げセンサのときと同じ。

モノは、秋月で買った加速度センサで、基板に必要な部品が実装済であり、8ピンモジュールになってます。

  1. Vdd:2.7V--5.5V
  2. PSD:パワーシャットダウン。(通常は Vdd に接続)
  3. GND
  4. Parity:パリティ。(通常は NC)
  5. SelfTest:セルフテスト。(通常は GND に接続)
  6. Out X:X軸出力
  7. Out Y:Y軸出力
  8. Out Z:Z軸出力
となっています。1、2番ピンを 5V に。3、5番ピンを GND に接続。あとは、6--8番ピンを analog 端子へ。 ブレッドボード上であっさりと動作確認できてしまったので、シールドを作成することにしました。

片面基板でやろうと思ったら、ピンヘッダを実装面、ハンダ面とで逆に付けなきゃイカンので...今回は両面基板を使いました。ホームセンターで ELPA のヤツを買ったんですが、こんなんで¥600 オーバー。高すぎる。送料考えなきゃ、スイッチサイエンスさんのバニラ・シールドのほうが安いじゃないか。ピンヘッダ付いてくるし。

作成したシールドですが。
analog 0 は、曲げセンサ用(中央のピンヘッダ2本)。analog 1 は、SHARP の距離センサ用(中央のピンヘッダ3本。暗くてみえませんが...)を想定しています。analog 2--4 が、加速度センサの X、Y、Z になってます。Digital 側のピンは一切使って無いというリッチなシールド。

作っちゃってから気がついたんですが...車用途で使用するなら、Z 軸のセンサは未接続で良かったですね。そんなデータあってもイラナイですから。ポート1個無駄にしてしまいました。
勢いで作っちゃイカンな。やっぱ、設計が大事だ。

続きには、今回のスケッチ。

IRC 2009年の日程終了

最終戦 スコットランドを終え、IRC のシーズンも終わり。

コペッキーに詰め寄られ、第9戦アストリアスでは辛くもポイントリーダーだった、ミークでしたが、第10戦のサンレモで優勝(コペッキーはノーポイント)し、最終戦を待たずして IRC チャンプになりました。
最終戦となったスコットランドでも優勝し、ミークにとっては、素晴らしいシーズンになりましたねぇ。うんうん。
まだちょっとリタイアが多い気はするけどね。 ますますの成長を願っておりますです。

◆フィエスタS2000
フォードの新兵器、フィエスタS2000 がお披露目となりました。後発の強みを生かして最強マシンになってると良いですねぇ。
来期、おそらく休養となる、ライコネン。フェラーリに所属していた関係から、ラリー・フィンランドでは FIAT に乗っていましたが...FIAT グループを離れるんなら、フォードに乗らんかなぁ。
M-Sport

2009-11-21

MICHELIN Store

ミシュランが直販サイト [MICHELIN Store] をオープンするらしいですね。
サイトでタイヤを注文すると、装着店舗へモノが直送され、ユーザーは店舗へ出向けば交換を受けられるというシステム。

趣味車に乗ってる人は割と、タイヤについて「ブランド指名買い」する人が多いのではないかと思います。ネットであれやこれや見聞きした内容や、経験から、「次のタイヤは○○にしよう」 と決めている人が多いのではないかと。

そのブランドがミシュランだった場合、ミシュランストアは有用な購入手段の1つになるかも知れませんね。地域限定でのスタートですが、こういったシステムが広く受け入れられて全国展開されるとイイですねぇ。

ミシュラン(BFグッドリッチ)と言えば、F1 でも WRC でもコントロールドタイヤが導入される前年までは、その性能から圧倒的シェアを誇ってました。(単一サプライヤーに選ばれなかったのは、2005年 F1アメリカGP での一件で FIA から反感を買ったからというウワサでした。)
タイヤの性能については、疑う余地のないトコロであります。

ウチの NCロドも、そろそろタイヤライフが終わりに近づいてきて、街乗り用にプレセダを試してみたいんだよねぇ。(サーキット用は、たぶん次も☆スペックですが)

MICHELIN Store

2009-11-18

30000km

我が NC ロドスタでありますが、納車から、はや 2年と数日。
本日、めでたく 3万キロ突破となりました。この先も無事故で行きたいですねぇ。

今年の1月に2万キロの記念写真を撮ったんですが、11月に入って3万キロ。今年に入ってちょっとペースが落ちましたかね。まあ、不況のおり、自ら遠出を自粛したり、行きたかったイベントが中止になったりしたので、距離が伸びないのも頷けるトコロ。
 まあ、NC ロドスタの 1.5型(NC1 の 200km/h スケール車) が気に入っているので、長く乗りたいものです。

来年は車検ですが、このペースで行くと、5年目の車検の時には 7万キロを超えてそうですね。

写真。オドメーターが 3万キロになった時は、朝の通勤中だったので、写真を撮れず。しかも丁度 Gas のエンプティーランプが点くタイミングで...間が悪かった...。

2009-11-16

F1 ネタ

噂段階だった 「ブラウンGPをメルセデスが買収」 が正式発表になりましたねぇ。
保有するマクラーレン株については、2010年内にマクラーレンが買い戻しを進めるとの事。強引にBMWと手を切ったウィリアムズとは対照的に(?)、穏便に(政治的に?)事をすすめるようです。

さて、ストーブリーグですが、メルセデスがドイツ人ドライバーを起用したがっているのは周知の事実。これまで、ドイツ人ドライバーは、マクラーレンの残りのシートを埋めるものと考えられてきましたが、メルセデスGP誕生の発表を受けて、噂に変化が。
まあ、メルセデスGP にドイツ人ドライバーが、少なくとも1人乗るのは間違いないトコロでしょうけど。

マクラーレンも、メルセデス(ブラウン)GPも、本拠地はイギリスであり、メルセデス(ドイツ)のエンジンを積む F1 マシン。当然ながら、スポンサーの事を考えても、候補に挙がるのは、イギリス人かドイツ人。ルイス・ハミルトン、ジェンソン・バトン、ニコ・ロズベルグ、ニック、ハイドフェルド...の4人でのイス獲りとなっているようです。

ルイスは、マクラーレンですから、残り3つのシートに誰が座るかという事でしょうか。イギリス人コンビ結成とか、ドイツ人コンビ結成とかになってしまうのは、過去の歴史からみて、あまり好ましくないと思うんですがねぇ、どうでしょう...。国籍を前面に打ち出したチームのほうが、スポンサー獲りやすくなってたりするのでしょうか、今の時代。

ケケ・ロズベルグはフィンランド人ですが、モータースポーツの環境を考えるとドイツ国籍にしておくべきだとの考えから、ニコはドイツ人だという事ですが...さすがですねぇ。

◆フェラーリイベント
アロンソが参加したり、マッサが F60 をドライブしたりしたイベントだったようです。マッサが F60 をドライブなんて感動しますね。 formula1.com に写真がありますが...ピットから出てゆくシーンなんか、もう嬉しくて涙でそうです。

◆ルノーのリストにモンタニーが
居るそうです。本人のコメントも 「驚いている」 との事ですが。フランス人を乗せたいとしても、若手の有望株を起用するのが良いと思うんですが..えっと、ニコラ・プロストとか?

2009-11-15

Arduino 動作確認

先日購入した アルデュイーノ(Arduino)。環境構築まではしたんですが、その後は案の定、放ったらかしになってました。本日、やっと動作確認。
以下、いまさらですが、今回学んだ Arduino の基礎を。

◆環境構築
Arduino と PC を USB で接続する前に、ドライバをインストールしておきます。
本来なら、本家 Arduino のページを参照し、この辺りからソフトをダウンロードして、環境構築をするのですが...スイッチサイエンスさんで、日本語化環境を公開されているので、そちらを使用しました。
Arduino統合環境日本語版

USB シリアルのドライバも入ってます。
ダウンロードしてきた arduino-0017-ja-jp.zip を解凍して、インストール。完了後、USB 経由で PC と Arduino を接続。

◆プログラミング(スケッチ)
Arduino を起動すると、sketch_xxxxx という名前のタブがあります。こいつは、Visual Studio で言うところのプロジェクト名みたいなモンすかね。いきなり名前を変更しようとすると怒られるので、適当に何か書いて、後から好きな名前に変更するが吉。

プロジェクトのフォルダですが、厳密に管理されている訳ではないので、エクスプローラ等でファイルを好きなフォルダへ移動させてしまっても大丈夫。Arduino の [開く] ボタンから呼び出せば OK。

ソースコードの記述ですが、Arduino のエディタが使いづらいんで、環境設定メニューで、[外部のエディタを使用する] にチェック。Arduino 環境のプログラムフォルダを開いて、*.pde がソースファイルらしいので、こいつを秀丸で開いてコーディングする形にしました。
ああ、そうそう、スケッチは UTF-8 で書いてやる必要があるので、その点、注意。秀丸だと、ファイル(F) → エンコードの種類(D) で UTF-8 を選択。Shift-JIS だと日本語のコメントが化けるなり。

さて、C のプログラムが main() 関数からスタートするように、Arduino では、下記2つのファンクションの記述が必須となっているようです。

  • void setup()
  • void loop()
まず、setup() が呼び出されて、次に loop() が何回も呼び出されるって寸法、かな。

◆コンパイル&Arduinoへ転送
  1. 秀丸で書いたスケッチ(プログラム)をセーブ。
  2. Arduino の [検証] ボタンを押すと、ソースコードがリロードされてコンパイル実行開始。
  3. [マイコンボードに書き込む] ボタンを押すと、プログラムが Arduino へ転送されて、動き出します。
Arduino へ転送されたスケッチは、ボードに電源が入れば動き始めます。

今日は、曲げセンサの値を、文字列で COM ポートへ送信するプログラムを作ってみました。まんま サンプルプログラム ですね。でも、実現したい機能に対しては、これで十分なので。

2009-11-08

エアーガイド取り付け

先日発注した、マツダスピードのエアーガイドを取り付けしました。

  • MAZDASPEED エアーガイド QNC1-50-A20
NC ロードスターの幌車には、マツダスピードのオプションで、トランクリッド用のリップスポイラーがあるんですが...前後の空力バランスの関係から、同 MAZDASPEED 製フロントノーズとの同時装着が推奨されています。
とは言うものの、フロントノーズもお安くない品物。MS製リップスポイラー装着の際、フロントノーズとセット装着しない場合に 必ず取り付けを行ってください と、指定されているのがエアーガイド。

今回、エアーガイドを組み込むからには、リアのリップスポイラーも装着したいんですが...なかなか RHT 用のリップで好みのヤツが出てこないんだよねぇ。



ノーマルNCのアンダーガード。
左:エアーガイド付属のクリップ&ボルト
右:取り外したクリップ&タッピングビス

エアーガイド装着後。

取り付け工程は、いたって簡単。
  1. アンダーカバー取り付けのスクリューをフロントバンパー中心から左右各2箇所(計4箇所)外す 。
  2. スクリューの受けになっていたクリップナット(4箇所)を取り外す。
  3. エアーガイドに付属のクリップナットを取り付ける。
  4. エアーガイドを付属のボルトで取り付ける。(締め付けトルク:1.4~1.5N・m)
ディーラーオプションのエアダムスカート付車は、エアダムとアンダーガードとの間にエアーガイドを挟み込むよう取り付けします。ウチのは、エアダム無し車なので、そのまま下からボルトオン。

クリップの前後位置を調整することで、エアーガイド本体の折り曲げ具合を調整できるんだけど...なるべくアンダーガードとの面を合わせるように装着すると、曲げての装着になりますね。

2009-11-04

F1 ネタ

ぬぅ。やはりこの話題に触れないとイカンので。

◆Toyota announce Formula One withdrawal
ドイツメディアの報道では 8日に発表との事だったんですが、本日 4日に会見が行われました。(「よっか」と「ようか」を聞き間違えたジャーナリストが居たんでしょうか)

トヨタも2009年を以って、F1撤退の決断となりました。エンジンサプライヤーとしても残らないとの事。
来シーズンのドライバー交渉の中で、当初はヤルノが放出という噂だったんですが、途中からグロックもオープンな状態となり、キナ臭い感じがしていましたが...。
ファンの方には申し訳ないのですが、自分、(ニックの所属する)ザウバーのファンなので、複雑な気分。トヨタの撤退により、ザウバーのグリッドが確保された事になります。

元々、トヨタチームは、個人的にはあまり好きではないチームでした。ジョン・ハウエットも(各種報道が伝える内容を断片的に見聞きする限り)あまり賢くない人のような印象を持ってますし。以前にも書いたとおりトヨタは 「ドライバーの墓場」 な印象もありますね。(今年は違いますが)トヨタのクルマはパフォーマンスが低く、移籍してきたドライバーの評価を下げてしまうんですよねぇ、どうしても。んで、トヨタから他のチームへ移籍しようとすると、どこも欲しがらない。
それと、肩書きやビッグネームを欲しがる体質もあったかと。クリスティアーノ・ダ・マッタ、ラルフ・シューマッハ、GP2チャンピオンのティモ。

ただ、去年の後半から、ちょっとだけトヨタを応援していました。ヤルノは特に予選で素晴らしかったし、ティモのレースペースもヤルノを上回る事が多くなり、2台揃って結果を残せるようになってきました。空力レギュレーションが大きく変わった2年目。来年のトヨタの位置を見届けたかったですねぇ...。残念。

小林は、来年度参戦の資金が無く、(とりあえず)すし屋を継ぐと言っているようですが、ザウバーに乗って欲しいものです。

◆ザウバー、ニックへマシンをプレゼント
プロスト、ザウバー、ジョーダン、ウィリアムズ、ザウバーと渡り歩いたニックですが、ペーター・ザウバーから、記念の品を贈られるようです。
トヨタの撤退報道の前までは、アブダビGPがザウバーチーム最後のレースだった訳であり、これまでの活躍の記念としてのプレゼントな訳です。
しかし。来年のザウバーのグリッドが確保できたんですが...もしかしてニックは、もう他チームと契約を交わしてしまったのでしょうか...。

2009-11-03

WRC ネタ

F1 も WRC も今年の日程は消化してしまいましたが、オフシーズンの話題も結構ありますね。

◆電子イエローフラッグ
マニエッティマレリ製のシステムがWRカーのコクピットに取り付けられるようです。GPSで車両の位置を確認し、信号とアラーム音で警告を促す仕組み。コ・ドライバーはボタンを押すことで、信号の受信をオーガナイザーへ通知。
動物がステージを横切るケースには対応不能でしょうけど、良いシステムなんじゃないかと。けど、どの程度手前でイエローの通知が出るかによって、有利不利が発生しそうな気もしますね。

◆Race of Chanpions 2009
11/2~4 にかけて、ROC が開催されます。今年はウェブンリースタジアムではなく、北京での開催。ドライバーももちろん、ビッグネームがゴロゴロ。今年のチーム・フィンランドは、マーカス・グロンホルムとミッコ・ヒルボネン。かつてのフォードワークスコンビが復活です。チーム・ドイツは、ミハエル・シューマッハとセバスチャン・ベッテル。
本日11/3に The ROC Nations Cup。11/4 に The Race of Champions となってます。
http://www.raceofchampions.com/

◆フランス戦(コルシカ)の移動
WRCのフランス戦は、コルシカ島でのツール・ド・コルスでしたが、来年はアルザス地方へと開催場所を移動するようです。来年もモナコはありませんが、地域的にはかぶりますよねぇ(?)
アルザスはローブの地元、ここでも強いんでしょうね。けど、コルシカのターマックよりはやりやすいかも。フォードにとってはね。

◆ノビコフ 2010年のWRCエントリーはなし
最終戦ラリーGBでは、エントリーが無く、ペターがシトロエンJr.のシートに納まりましたが...資金難により、2010年のエントリーを断念する模様。
コドラも変えて、これから多くを学んで行くものと思ってましたが...シトロエンJr.のシートを確保するのに、結構なスポンサーフィーを持ち込んでいたようです。
うーん、残念ですねぇ。危ういくらいにイキの良いタイプのほうがスペクテーターにとっては、魅力的だと思うんですよねぇ。

2009-11-02

F1 Rd.17 アブダビ

ストレートエンドでラインを2回クロスさせる事ができ、バトル関係を長引かせる...ティルケの狙い通りのシーンが多く見られた気がしました。

優勝はベッテル!速かったですねぇ。最初のスティントでルイスについて行けたのは、驚きでした。フリー走行から予選までの流れを見てると、ルイスにかなりのアドバンテージがあるものと思いましたが、ちょと三味線弾いてましたかね、レッドブル。予選後の会見で「良い戦略がある」とベッテルが言ってましたが、本当でした。
ルイスがリタイアしてからは、完全にレースを支配していました。エンジンローテーションを心配されていたベッテルですが、結局はグリッド降格ペナルティを受ける事無く、ラスト3レースで 2Win、1Fastest を記録。
2位ウェバーもラスト数周にわたるバトンの攻撃をよく凌ぎました。ベテラン同士のバトルは楽しめますね。

4位ルーベンス、5位ニック。
コース上のバトル関係が多かったためか、全然 TV に映りませんでしたが、ニックは良いレースでしたねぇ。予選 8番手からポジションを上げて 5位入賞。スティント終盤のペースアップもキッチリ出来ていて現在の BMWザウバー F1.09 の性能をフルに引き出せたと思います。ポイントランキングでは、クビカを抜き返しました。BMWはコンストラクターでも、ウィリアムズを抜き、6位でシーズンを終えることができました。

クビカも今日はノーポイントでしたが、序盤にヤルノをパスしたシーンは、見ごたえありました。ヤルノにインに入られた際、引かずにアウト側に居座りましたが...あのポジション、ブラジルでのスーティルに対するヤルノの居た位置がオーバーラップ。相手のクルマの右後方ね。クビカにあの位置に居られたら、ヤルノは外(右)へ立ち上がれないよねぇ。
クビカは結局その後、ブエミと絡んでポイント圏外まで落ちてしまいましたが...なにもかもが決定している最終戦で、ポイントを持ち帰る為の保守的な走りをする人じゃないって事だよね。

6位小林、7位ヤルノ。
燃料搭載量を自由に選べ、グリッド順もそんなに悪くない12位からのスタート、そしてタイヤのウェアレートの事など、好条件が重なりましたが、それでも 1stop 戦略でここまでの成功を手に入れられたのは小林のみ。(小林以下には、2stopの連中がズラリ)国際映像にもバンバン映ってましたね。
そして、今年の中途採用組(アルグエルスアリ、グロージャン、バドエル、リウッティ、フィジケラ)がクルマに慣れるのに手こずる中、たった2戦でチームメイトを上回るリザルトを残したのには驚きです。バトンをオーバーテイクしたシーンでも、セオリー通り(相手のアプローチラインを潰してクロスラインを使う)で、危なげなかったです。
もし、トヨタが「や~めた」なんて事になれば、あぶらげをさらいたいチームはあるんじゃないでしょうか。
ヤルノも、ブラジルの件を引きずってないで、アブダビに集中するべきだったんじゃないでしょうか...って、どこかの新聞に書かれそうだよねぇ。レキップ辺り?

8位ブエミ。
予選10番手でした。燃料搭載が多いかと思いましたが、そうでもなく。しかし、ルイスのリタイアとニコを抜けた事で、2つ順位を上げて完走。鈴鹿以降、クルマが速くなりましたが、その分、彼自身のパフォーマンスアップも見せてくれてる気がします。

さて。2009年の F1 も終わっちゃいましたねぇ。あっと言う間だったような、でも、シーズン序盤はブルデーが走ってたし、ライゲートの記憶も、もはやかなり前の事のような気がするし。

来年は、KERS なし。給油もなし。軽い状態でスタートできる燃費の良いエンジンがオトクなのかもね。

2009-11-01

KART 大会 in 関越

本日は、仲間内のカート大会でした。
先日の交流戦で関越を走った際、これまでと違う新しいレイアウトだったので、今日もそれを期待しましたが...月が替わってしまい、(走りなれた)いつものレイアウトでした。

前日まで。
金曜日辺りから、鼻水の噴出量が増加。頭もボーっとして、注意力が散漫な感じ。土曜日の夜に症状が激化したので、「オレ、もしかして、スゲー熱あんじゃね?」と思い、計測するも、36.7 度。
秋の花粉症なんですかねぇ。とりあえず当日は、鼻水止めるぜ的な感冒薬で対処する事に。
今回の馬体重は、交流戦のときから +3kg。食欲の秋です。

関越も秩父もそうだけど、カートには当たり外れがあるので、運次第。まあ、当たれば勝機があるし、外れれば言い訳に出来るので、どっちでもイイんですが...ハズレた時の30分耐久は辛いので当たりたいトコロ。

予選。
なりゆきで4番カートに。フレームが曲がっているのか、ステアを若干左に切った状態で直進する仕様。けど、クセは少なく、タイヤもエンジンもまずまず。普通。
 結局予選は2番手でした。送られて来た「刺客」が速く、ポール奪取ならず。1番カートもエンジンが良さそうでした。

決勝。
逆ポールグリッド。スタート直後、1番カートに抜かれ、最後尾に...。1番カートはそのまま、ジャンジャン順位を上げていったようです。
ワシはと言えば、直前を走るTOPスピードの速い3番カートに手こずる。ストレートで引き離されるので仕掛けるポイントが無く。「これが F1 なら燃費走行に切り替えて、ピット戦略に委ねるシーンだな...」などと考えながら、粘りの走行。

敵も百戦錬磨なので、なかなかチャンスが無かったのですが、インフィールドで軽くミスったトコを、なんとか横に並んでパス。その後のストレートでは左寄りのブロックラインで防御。抜いた後もなかなか離れないんで、「ミス無く丁寧に」 をスローガンに走行。

結局、あと1台だけ抜いて、3位フィニッシュでした。1番カートは優勝。