2010-03-28

F1 Rd.02 オーストラリア

レッドブルは散々なレースでしたねぇ...。
チームからワールドチャンプを輩出するにしても、コンストラクターチャンプになるにしても、最初の1回目は難産なんでしょうかねぇ。最速のマシンで最善のグリッドだったのに...。
コンストラクター、ランキング4位です。ルノーと同点。

ウェバーはちょっと、慌てすぎましたかね。ルイスがブレーキングをミスしたときも、心の準備が出来てなかったようで、オーバーテイクのチャンスをフイにしてしまいました。その後のクラッシュについては、仕方の無いトコロでしょうか。
ただ、1回目のインターミディからオプションへ変更するタイミング。チームがベッテルを優先したために、ウェバーは幾らかポジションを失ってしまいましたねぇ、これは残念。チームがウェバーを先にピットへ呼んでればなぁ、母国優勝を狙えたのに。

フェラーリ。マッサ3位、アロンソ4位。
アロンソは最後尾まで落ちたものの、マッサの後ろでフィニッシュ。さすがですねぇ。去年、一昨年と散見できたチームの判断ミスもなく、最後尾から的確な戦略で4位まで復帰。チャンピオンシップの観点からしても今回のレース、開幕戦であまりポイントを稼いでいない、バトン、クビカの2台に先行されたダケで、許容範囲でしょう。

レース中盤、ミハエルがピットイン(オプション→オプション)後にファステストを出したのをキッカケに、何台かがピットへ向かいましたが...アロンソの 「なんで皆、ピットインしてんの?」って無線は面白かったですね。きちんとタイヤマネージできてるチーム&ドライバーからすれば、不思議な光景だったんでしょうね。まあ、グリッド上位は守り、下位は攻めるしかなかったんでしょうけど。

ニコ。
ほとんど5位が定位置。バーレーン、予選5番手、決勝5位。オーストラリア、予選6番手、決勝5位。ちょっとペースが良くないですよねぇ、メルセデスGP。イメージ的には、ウィリアムズ時代と同じ印象を受けます。序盤中盤と引き離されるけど、上位に何かあったら追いつく。レッドブルが安定し始めると辛くなりますねぇ。

クビカ。
上手いことやりましたね。去年獲れるハズだった2位をゲット!今後、4強の一角を喰えるか、フォースインディア、ウィリアムズに喰われるか...。ドライバーラインナップからすると、2人共に経験値のあるフォースインディアが有利かも。

ザウバー。
デラロサが良い位置を走ってたんだけど、タイヤが辛かったようで、順位を落とし、結局は、ほぼ最下位の12位。後ろは、ロータスのヘイキと、HRTのチャンドック。2台のみ。
あまりにも辛い状況です。
マレーシアでのスピードに期待...。

2010-03-27

大森の水温計が壊れたらしい

オクで入手したものの、水温表示が不安定で使い物にならず、大森倒産後に新品の店頭在庫品を買い直し、大満足で大切に使ってきた、我が水温計ですが...。

オクで入手した1個目のヤツと同じ症状が出てしまいました。実際の水温よりも高めを表示する現象。

◆火曜日
会社帰り、街中の渋滞を抜けて、峠セクションに入ったトコで、ちょっと元気良く走ってました。すると、視界の中に、ピカーッと赤い警告灯が。水温が 95度を越えてますと。外は、今にも雨が降り出しそうな曇り空で、気温は低いのですが...。
あわてて、ペースダウン。ヒーターをMAXにすると、温度が下がり、警告OFF。3月の一般道で水温警告???

◆水曜日
朝、通勤途中に水温警告。これは明らかに異常。とりあえず、ヒーターの温度をMAX&最大風速にして会社まで。5km 程度走ると警告が出るので、会社帰りは、最初からヒーターMAXで帰路へ。
とりあえず、考えうる原因を推測...。
  • エンジンオイルの劣化によるクーリング機能不足。
  • インジェクターかエアフローの不具合による異常燃焼。
  • 異物混入によるウォータージャケットの詰り。
  • 冷却水の漏れによるクーリングシステム不全。
  • ラジエターファンの機能不全。(カプラーの外れ、センサー異常...)
  • メーター単独の異常

これくらい?赤信号でジワジワと水温が上昇し、走り出すと下降するので、クーリングシステム自体には異常が無さそうだけど...。ラジエターファンか、メーター異常?

◆個人で出来る事
「生兵法は怪我の元」 でありますな。とにかくユーザー整備レベルで確認できることは、ラジエターファンのヒューズ確認くらいかのぅ...という事で確認してみましたが、異常ナシ。

エンジンを暖気させていると、大森メーターの水温がグングン上昇してゆきます。通常、定温である 87度を突破して 95度近くまで到達。このときのファンの回り方は...。
  1. リレーが入って、ファンが回りだす
  2. 3秒後くらいにリレーの音がしてファンが止まる
...の繰り返し。メーター読みで 100度になろうとしてるのに、連続回転にはなりません。

大森の水温計は 100度近くを指してるし、純正の水温計は、センター付近から微動だにせず。どっちも信用ならねぇ!ダイアグノーシスに接続するタイプの水温計があればなぁ、また違った情報を手に出来るのに。

◆ディーラーへ
「今」の水温がどうなってるのか。まあ、ディーラーへ持ち込むのが手っ取り早いよな...という事で、Go!...する途中の道路で、大森の水温計が異常な動作。87度を指したと思ったら、急に120度になったり。また、87度に戻ったり。原因が判った瞬間でした。
ディーラーへ行くまでも無くなってしまった訳ですが、一応、チェックしてもらってクーリングシステムはOK のお墨付きを頂きました。

◆今後
さて。デザインがお気に入りの大森メーターですが、もはやストック無し。新品で購入し、2008/09 に取り付けしてから、実使用1年半ですか。壊れるまで短かったなぁ。新しい水温計を買うにしても、欲しいと思うヤツないしなぁ。

追記:
原因判明。メーター裏のコネクタが、どうも振動等で接触不良になるらしく...指針が怪しい動きをした時には、コネクタを指で押さえてやると正常値を指します。基板等でよく見るタイプのコネクタですが、振動には弱そうですね。
コネクタが動かないように、ホットボンド等で固定してしまうのも手かも。

F1 Rd.02 オーストラリア 予選

開幕戦では、「ポールを獲れて驚いている」 とコメントしていたベッテルですが、今日のレッドブルは強かったですねぇ。予選では完全にフェラーリよりも上位に位置しているイメージ。23秒台はコースレコードじゃなかったかな?

レッドブルの 1-2 は嬉しいトコなんででしょうけど、ウェバーとしては、偶数グリッドで...どうなんでしょうね。スタートで、予選3番手のアロンソを抑えられるでしょうか。

前戦、バーレーンにおいて、スタート後の 1コーナーは、とてもクリーンでした。しかし、1戦終えたところで、オープニングラップ以外には、オーバーテイクのチャンスがほとんど無い事を、皆が認識したと思います...という事で、アルバートパークの1周目は、前戦よりも、ちょいと無理するドライバーも出てくるんじゃないでしょうかねぇ。とにかく上位勢の場合、1周目の順位が、最終リザルトに相当近い訳ですから。

ザウバー。
ちょっと、信頼性の問題が多発してる感じですねぇ。フリープラクティスも時間を奪われて、プログラムを消化できてない感じ。(デラロサ秘伝の?)Fダクトも評価を次戦に持ち越しちゃったようですね。
コバヤシ。
ちょっと流れが良くないですねぇ。2戦連続でフリー走行でのミスが目立つし、また2戦共予選でデラロサに勝てず。周りの評価を獲得するには、(1年目と言わず)デラロサを全く寄せ付けない程の速さを見せる必要があると考えるのですが...。なにか狙ったラインをトレースできてないというか、乗れてない感じですよねぇ。

勢力図。
「4強」 が少しずつ形を変えてきていますかね。レッドブルが前へ、メルセデスが後ろへ。そして今回、予選Top10 の中に、ウィリアムズが入ってきてるのも興味深いですね。4強の後ろは、ルノーとフォースインディア...だけじゃないようです。

2010-03-24

IRC Rd.03 アルゼンチン

Round 2 で優勝して、ここから巻き返し...と思ったんだけど、ミーク、またリタイア。
表彰台は、ハンニネン、ウィルクス、コペッキーの シュコダ勢が独占。

ミークの今回のリタイアは、メカニカルだったようですが...結局は3戦して、1優勝、2リタイアというリザルト。相変わらず...という印象なんですよねぇ。ぬぅ。

今回は、フェデリコ・ヴィラクラ がフィエスタ S2000 で登場!...だったのですが、こちらも5分遅れの5位完走と、パッとせず。WRCドライバー&最後発の新型マシンの組み合わせですが、イベントの目玉にはなれず。

ポイントランキングは、早くもシュコダ独走になりつつあり。シュコダは、夏にも新型のファビアを投入するらしいので、さらに手強くなりそうですねぇ。

2010-03-22

ラベルプリンタ PT-190 ほか購入

クルマ趣味や、パソコン趣味と違って、何か買うにしても小額で嬉しいのが電子工作趣味であります。初歩的な工作をしてる分には、パーツを買っても数百円~数千円とか。
んが、大抵の部品は、工作に必要な数量だけ買う訳ではなく、10個とか20個とかの単位で買う訳で...使わなかった部品のストックがどんどん溜まってゆくのであります...。

◆パーツキャビネット
そんな訳で。リーズナブルな収納製品で有名な アイリスオーヤマ の PC-310 というパーツキャビネットを2つ買い増ししました。電子部品のキャビネットと言えば、ホーザンのとかが有名ですが、個人で所有するには、ちょっとお高め。なので、ESD対策されてないけど、アイリスオーヤマの汎用キャビネットで。
特に電子部品用というシロモノではない訳ですが、これがまた絶妙なサイズであり、余ったパーツを整理するのに最適!今回、1個買えば事足りたんですが、「もしメーカー絶版になったら...」と思い、2個購入。

◆ラベルプリンタ
ウチにある計3機のパーツキャビネット(合計72の引き出し)に片っ端から部品を整理...してゆくウチにラベルプリンタが欲しくなりました。どの引き出しに何が入ってるのが、さすがに判りづらくなってきたので。
当初は PC のキーボードから操作可能なラベルプリンタを調べたんですが、どのメーカーでも、ちょっと高めのラインナップ。機構部品が少なくなるから安くできると思うんだけどなぁ...。

なので一転、割り切って値段重視で検索。ブラザーの P-touch190 という製品にたどり着きました。実勢価格で ¥3000 前後。どこの通販も大差なかったけど、ポイントが¥2000 程度あったので、ヨドバシ.com で購入。ただ、現金で払いたいのに"代引き"が選択できないのが難点。なので 「店舗受け取り」 サービスを使ってみました。".com" と "実店舗" の価格で差がある場合は 「お客様に有利な販売価格を適用します」 との事でマル。

夕方、ヨドバシへ寄ってブツを入手。家に戻ってセットアップ。ラベルプリンタに組み合わせるテープは、TZ-631 という黄色地に黒文字のラミネートテープを選択。
さて、P-touch190。廉価モデルですが、必要十分な機能でワシ的には申し分ないですな。
文字サイズは3種類から選べるし、フォントも4種類、縦書き横書き、2行印刷、全角・半角・倍角...。標準装備の訳ワカラン(妙に沢山入ってる)絵文字とか余計なくらい。

3個のパーツキャビネットに様々な電子部品が、ラベル分けされて収納されてます...かなり自己満足なエリアが我が部屋に出現しました。

2010-03-21

風・・強すぎ

こっちに越してきて、早10年。
今までで一番強い風が吹いているカモ。台風のときよりヒドイねぇ。

ぬぅ。コンビニへ買い物に行きたいんだけどなぁ...何か飛んできてケガしそう。

2010-03-14

F1 Rd.01 バーレーン

新しいルールフォーマットになっての初戦ですが...戦略で抜けないダケに予選ポジションの重要性が、より高くなってますかねぇ。
フェラーリのレースペースが良くても、今日はポールを獲ったベッテルのレースでしたね...しかし残念ながらトラブルで4位に後退。フェラーリ開幕 1-2 !

決勝後のTOP3会見で、アロンソは手放しで喜んでない感じでしたね。レッドブルのトラブルが無ければ、どうだったか...という事を考えていたのかもしれません。

今回のレースでは、プライムとオプションの差が小さいという事で、上位陣はオプション側で予選Q3アタック。決勝では、序盤はひたすらタイヤ&燃費のマネージメント。ハーフディスタンスを超えて、各車がプライム側に切り替えた後に、だんだんとコース上のバトルモードへ...という感じだったでしょうか。

ちょっと、展開が静か過ぎるかなぁ...という気もしますが、コースによっては、また違う展開になるんでしょうね。マルチディフューザーが禁止になる来年以降に真価を発揮するルールなのかなぁ。
スタート後の1コーナーでは、各ドライバー共、上手くやってましたね。ブレーキミスで誰かのリアエンドに突っ込むなんて事もなく、各車互いにスペースを確保しつつ、綺麗にコーナーを抜けてゆきました。事前に GPDA で十分に話し合われているんでしょうね。

マクラーレン、ザウバー。
言われていたのが、新セクションにあるバンプにおいて、この2チームはクルマの治まりが悪く、タイムに影響していたという事でした。確かに、開幕前の予想よりも、この2チームのパフォーマンスは低かったですか。オーストラリア(も路面がフラットでは無いですが)では、また少し違った勢力図になりそうですかね。

しかし、ザウバーには、信頼性の問題もありそうですねぇ。完走できないとなぁ...。当面は、ザウバー vs ロッソ でしょうか。エンジンはフェラーリ同士、あとはシャシーとドライバー勝負だ!

新規チームでは、ロータスのヘイキとヤルノが、それぞれ15位、17位完走となっています。
ロータスという名前を使う事に懐疑的なオールドファンも、あのカラーリングを見ると、応援せずには居られないのではないでしょうか...。いいよねぇ、あのカラー。

2010-03-13

F1 Rd.01 バーレーン 予選

開幕しました F1!

しかし、国際映像の順位表示とかのレイアウトが変わって、見づらくなったかなぁ...。今日は、予選放送開始の 7:55 までに帰宅できず、仕方なくレコーダーの追っかけ再生で見てた(ライブタイミング無し)んですが、順位の状況が良く判らなかったです。

さてさて。PP はベッテル!
合同テストからの流れで、レッドブルは速さを失ったように思っていましたが、全く危ういところ無く PP でしたね。昨年のレースを見ている限りでは、ルノーエンジンの燃費は良さそうなんで、決勝ではベッテルが逃げ切るのカモ。

2番手にマッサ、3番手にアロンソ。
フェラーリ勢。金曜、土曜のセッションを見てても、チームが落ち着いている印象。決勝で、レッドブルとのパフォーマンス差は、どう出てくるんでしょうかねぇ。タイヤのタレ方とかに差がありそうですが。

4~8番手。ルイス(マクラーレン)、ニコ(メルセデス)、ウェバー(レッドブル)、ミハエル(メルセデス)、バトン(マクラーレン)。
マクラーレンが思ったよりも下でしたね。ニコは、メルセデスワークスなので、マクラーレンよりは前でフィニッシュしたいですね。ウェバー、TOP4といわれるチームの中での6番手。ベッテルが PP だけに、決勝で順位を上げて評価につなげたいトコロ。
ミハエルは、7番手でした。予想では、11番手くらいかなと思ってたんですが、TOP4チームのマシンは速いという事でしょうか。バトンは、復帰したミハエルに遅れをとる8番手。ルイスとのドライビングスタイルの違いで、クルマの基本セットアップに難あり...なんでしょうか。

9番手、クビカ(ルノー)。
TOP4以外のチームでは、どこが最速か?が大きな注目ポイントでしたが、ルノーが来ました。しかし相変わらずルノーは、1st ドライバーにリソースが集中しているようで、チームメイトのペトロフは17番手。

10番手、スーティル(フォースインディア)。
正直、ロッソや、ウィリアムズと比べて、フォースインディアはどうなのかと思ってましたが、昨年の良いパフォーマンスを引き継いでいるようで、何よりです。

ザウバー。
今年は、各チームの戦力が拮抗していて、気が抜けないですよねぇ。新規チーム以外で、俗に「テールエンダー」と呼ばれるチームが無くなってしまいしたよねぇ...フォースインディアも、ロッソも、ウィリアムズも、ルノーも速いし...今季のザウバーはちょっと苦しいかもね。スポンサー居ないし、ウィリー・ランプは抜けるし...。

Pos   Driver   Team   Q1 Q2 Q3
Laps
Sebastian Vettel  RBR-Renault  1:55.029 1:53.883 1:54.101 14
Felipe Massa  Ferrari  1:55.313 1:54.331 1:54.242 16
Fernando Alonso  Ferrari  1:54.612 1:54.172 1:54.608 20
Lewis Hamilton  McLaren-Mercedes  1:55.341 1:54.707 1:55.217 19
Nico Rosberg  Mercedes Benz GP Ltd  1:55.463 1:54.682 1:55.241 13
Mark Webber  RBR-Renault  1:55.298 1:54.318 1:55.284 13
Michael Schumacher  Mercedes Benz GP Ltd  1:55.593 1:55.105 1:55.524 15
Jenson Button  McLaren-Mercedes  1:55.715 1:55.168 1:55.672 17
Robert Kubica  Renault  1:55.511 1:54.963 1:55.885 17
10  Adrian Sutil  Force India-Mercedes  1:55.213 1:54.996 1:56.309 16
11  Rubens Barrichello  Williams-Cosworth  1:55.969 1:55.330 12
12  Vitantonio Liuzzi  Force India-Mercedes  1:55.628 1:55.653 13
13  Nico Hulkenberg  Williams-Cosworth  1:56.375 1:55.857 14
14  Pedro de la Rosa  BMW Sauber-Ferrari  1:56.428 1:56.237 13
15  Sebastien Buemi  STR-Ferrari  1:56.189 1:56.265 14
16  Kamui Kobayashi  BMW Sauber-Ferrari  1:56.541 1:56.270 13
17  Vitaly Petrov  Renault  1:56.167 1:56.619 14
18  Jaime Alguersuari  STR-Ferrari  1:57.071 6
19  Timo Glock  Virgin-Cosworth  1:59.728 7
20  Jarno Trulli  Lotus-Cosworth  1:59.852 6
21  Heikki Kovalainen  Lotus-Cosworth  2:00.313 7
22  Lucas di Grassi  Virgin-Cosworth  2:00.587 7
23  Bruno Senna  HRT-Cosworth  2:03.240 6
24  Karun Chandhok  HRT-Cosworth  2:04.904 7

2010-03-08

WRC Rd.02 メキシコ

Day1 以降、シトロエン勢の優勢が続き、そのままフィニッシュとなりました。
ローブが堂々の優勝。
2位には、Day1 で出走順調整をせず、結果、Day2 でスイーパー役をやったペターが。3位には、シトロエンJr.のポイント稼ぎ頭、オジェが入りました。
ペターは、スポンサーへのアピールのために、Day Winner となる事を選択したようですね。

フォードは、ラトバラが先行し、ミッコのスイーパをしていましたが、昨シーズンからの教訓通り、最終的には順位を入れ替え、ラトバラ5位、ミッコ4位で完走しています。

それにしても、シトロエンが強かったですねぇ。Day1 の SS7 でキミがロールオーバーしてリタイア。Day2 オープニングの SS10 でソルドがサスペンションを壊して脱落しましたが、それ以外、上位3台のシトロエンは無敵でした。
ソルドが残ってたら、確実に、ミッコ、ラトバラは、1つ順位を下げていたと思われます。

マルコム・ウィルソンは、徹底的に原因を探るとコメントしています。是非とも、原因を解明してシーズンを盛り上げて欲しいですね。スウェディッシュの Day2 では 16秒差となって、ローブに半ば諦めのコメントを出させたのに...そのミッコが全力で 4位なんて...。

元々、エンジンに関してはシトロエンのほうが若干良いのかなぁ、なんて感じてましたが、高所でその差が顕著に出たんでしょうかねぇ。今回の結果が、残念でナラン。
次戦は、4月頭のヨルダン、ミッコの巻き返しだ!

同時開催された SWRC ですが、こちらは、フィエスタS2000 に乗るクサビエ・ポンスが勝っています。

2010-03-07

IRC Rd.02 ブラジル

第2戦は、無事、ミークが勝ったようですね。
これで、ようやく 10ポイント。

ランキングでは、今回 3位に入ったハンニネンが 14ポイントでTOP。次いで、今回 2位になったウィルクスが 11ポイントで2番手に。
ミークは、モンテカルロでのクラッシュが響いてますねぇ。現在、ランキング4位(実質3位)です。

早くも、シュコダ勢がリードする形になっています。
プジョー、フォードの巻き返しは3戦目からですな。

2010-03-06

Blogger ジオタグが使えなくなってる?

Blogger in Draft の WYSIWYG エディタには、「場所を追加」 というボタンがあって、Google Map へのリンクをブログエントリーのフッタに埋め込むことが出来るようになっています。

これまで便利に使っていたんですが...さっき気が付いたんですが、いつの間にか、投稿したエントリに Map へのリンクが表示されなくなってますね。過去に Map 付きでエントリした内容を見返しても消えちゃってます。

特にテンプレートをイジって壊した訳でもないし...。in Draft の機能なんで、仕様変更なんでしょうかね、困ったな。

3/11 追記:
さっき気が付いたけど、ジオタグ、元通り使えるようになりましたね。よかったよかった。

WRC Rd.02 メキシコ Day1

今週末は、WRC の第2戦メキシコの他、ブラジルでは、IRC の第2戦が開催されています。

さてメキシコ。
ミッコが初戦のスウェーデンを勝ったことで、メキシコの先頭走者になる訳ですが、ここのグラベルでの先頭は、だいぶ不利。

個人的には、「Day1 が終わって ローブと 20秒差程度ならなぁ...」 なんて希望を持っていたのですが...ss1 だけで、ローブから 10秒のビハインド、TOPのペターからは22秒の遅れの6番手タイム。ss2 では7番手タイムで、TOPから43秒遅れ...どうした?

ミッコが...というよりもフォード勢がどうかしてしまった感じ。メキシコは標高が高い為、エンジンパワーのロスが織り込み済みですが、シトロエンとフォードで対策に差があるような...。

Day1 (SS1~SS9) の各ステージタイム順を並べて、シトロエンvsフォードで色分けしてみました。


SS1 SS2 SS3 SS4 SS5 SS6 SS7 SS8 SS9
Pos Driver Driver Driver Driver Driver Driver Driver Driver Driver
1 P. SOLBERG P. SOLBERG P. SOLBERG S. OGIER P. SOLBERG P. SOLBERG S. OGIER S. OGIER S. OGIER
2 S. OGIER S. OGIER S. OGIER S. LOEB S. OGIER S. OGIER S. LOEB D. SORDO S. LOEB
3 D. SORDO S. LOEB S. LOEB P. SOLBERG S. LOEB S. LOEB P. SOLBERG S. LOEB D. SORDO
4 S. LOEB D. SORDO J. LATVALA D. SORDO D. SORDO J. LATVALA D. SORDO P. SOLBERG F. VILLAGRA
5 J. LATVALA J. LATVALA D. SORDO K. RÄIKKÖNEN J. LATVALA D. SORDO J. LATVALA H. SOLBERG M. HIRVONEN
6 M. HIRVONEN H. SOLBERG M. HIRVONEN H. SOLBERG H. SOLBERG H. SOLBERG M. HIRVONEN F. VILLAGRA H. SOLBERG
7 H. SOLBERG M. HIRVONEN K. RÄIKKÖNEN M. HIRVONEN M. HIRVONEN M. HIRVONEN H. SOLBERG M. WILSON P. SOLBERG
8 M. WILSON K. BLOCK H. SOLBERG J. LATVALA K. RÄIKKÖNEN M. WILSON M. WILSON J. LATVALA J. LATVALA
9 K. BLOCK M. WILSON M. WILSON M. WILSON M. WILSON K. RÄIKKÖNEN K. BLOCK M. HIRVONEN M. WILSON
10 K. RÄIKKÖNEN F. VILLAGRA K. BLOCK F. VILLAGRA K. BLOCK F. VILLAGRA F. VILLAGRA K. BLOCK K. BLOCK
※表がデカクてすみません。環境によっては SS9 とか見切れてしまうかも。HD や、WUXGA モニタを買って見て下さい。

赤がシトロエン、緑がフォードです。
シトロエンの上位5台中4台は、ほぼ完璧な戦いをしていますね。ライコネンは未だ経験が少なく、仕方のないところ...とは言っても、SS4 では、ミッコやラトバラよりも速いタイムで、シトロエンが上位5グリッドを独占しています。

いや確かにシトロエンは、ペター、ローブの両チャンピオンに、ソルド、オジェといった次期チャンプ候補、そして、F1 チャンプのライコネンという、強力な布陣ですが...それでもこれ、クルマの差があるよねぇ...。
フォードは、ミッコをチャンプにしたいなら、クルマの開発を進めるんだー!

2010-03-01

2010 F1 プレシーズンテスト Lap Time Data

今シーズンの F1 プレシーズンテスト。15日間の日程が終了したので、タイムをまとめたものを右ペインの Contents 2010 に追加しました。
例によって手入力なので、ミスがあるかも。

シーズン前のテストとして用意されたのは、たったの15日間。テスト開始前は、「これじゃ各チームとも三味線弾いてるヒマは無いだろう」 ...と思ってたんですが。やっぱり探られないようにするのは必須スキルなようですね。

とりあえず、ヘレスでの8日間、バルセロナでの4日間について、チーム毎のTOPタイムを別表に抜き出してみました。

 Jerez 10 11 12 13 17 18 19 20
 McLaren 01:18.871
 Renault 01:19.114
 BMW Sauber 01:19.188
 Red Bull 01:19.299
 Force India 01:19.650
 Toro Rosso 01:19.919
 Mercedes GP 01:20.061
 Ferrari 01:20.115
 Williams 01:20.341
 Virgin 01:22.433
 Lotus 01:23.470

 Barcelona 25 26 27 28
 McLaren 01:20.472
 Red Bull 01:20.496
 Ferrari 01:20.539
 Force India 01:20.611
 Williams 01:20.614
 Red Bull 01:20.667
 Mercedes GP 01:20.686
 BMW Sauber 01:20.911
 Toro Rosso 01:21.413
 Renault 01:22.523
 Lotus 01:25.059
 Virgin 01:25.942

各チームの作業内容まではチェックしてないので、いつどんなタイヤを履いたとか、いつ予選のシミュレーションをやったとか判りません。
ウィリアムズは、何か企んでいるのでしょうか。日程の前半にタイムを出しています。

パドックでは、TOP4 (フェラーリ、マクラーレン、レッドブル、メルセデス)と言われているようですが...レースペースで 0.2秒もの差があれば、それはかなり致命的ですよねぇ。
まったく予想がつきません。

コスワースエンジンという括りでは、ウィリアムズがダントツ。これはやっぱりシャシーの差なんでしょうかね。

新規チームのヴァージン vs ロータスですが、信頼性では若干、ロータスに分があるようです。ヴァージンは連日、ハイドロリックのトラブルが多発...にしても、この2チーム、ラップ辺り4秒遅いというのは、2006年に4年落ちのアロウズ A23 シャシーで参戦したスーパーアグリよりも悪いペースですよねぇ...。

新規チームを批判するフェラーリや、量よりも質が大切と語るウェバーのコメントも無碍にはできないよねぇ。