2010-04-18

F1 Rd.04 中国

4戦目にして、早くも 2勝目!!バトン、またしても戦略の勝利ですね。

いやぁ、最初に 2勝目を挙げるドライバーがバトンとは考えてませんでした。予選で、ルイスの前に出て、雨が若干強くなった時にステイアウトして...と完璧な流れでの勝利でした。

2位に、ルイス。
こちらは、スタート時のオプションから、インターミディにスイッチしたドライバー勢の一人ですが、コース上で速かったですね。
バトンやニコが逃げているとき、同じくステイアウトしたクビカやペトロフが、インターミディ勢を押さえ込んでくれるかと思ったんですが...。タイヤに厳しいドライバー(?)のルイスは、状況に合わせたタイヤに交換してガンガン行くのがイイのかも。

3位はニコ。
レッドブルやフェラーリは、2人のドライバーが近いポジションを走ってたんで、タイヤ交換でスタックアップを余儀なくされてました。ウェバーやマッサが割を喰った感じですね。メルセデスは、ミハエルがセットアップ不足のためか、少し離れたポジションにいたんで、自由度が大きかったかも。
2戦続けての3位はさすがだけど、レースペースが悪いのは明らかですねぇ。

レッドブル、フェラーリ。
今日は主役になれませんでしたね。まあ、雨が強くなったら、インターミディにスイッチするし、乾き始めればドライに戻すのは、当然でしょうね。不必要な賭けをするべきではないと言うか...できなくなってると言うか。先の天候を読んでステイアウトするのはリスクが大きいと考えたんでしょうかね。
また、タイヤ交換の回数を極力少なくしたい今年のルールでは、(伝統的に)タイヤに厳しいレッドブルの特性が裏目にでたのかも。発熱が早いけど、オーバーヒートも早いとか。

ザウバー。
何をやっても上手く行かないときの常で、運も悪くなってますねぇ。エンジントラブルのデラロサはともかく、コバヤシは...トニオは単独スピンなのかな?内側からコースを横切る形でクラッシュ。成す術なく。雨のレースは荒れるから、ポイントを取るチャンスなんだけどねぇ。

その他。
ウィリアムズのヒュルケンベルグ(16位)が、ロータスのヘイキ(15位)に負けてしまいました。ヘイキはステイアウト組でしたね。金星!

Pos   Driver   Points
01  Jenson Button   60
02  Nico Rosberg  50
03  Fernando Alonso  49
04  Lewis Hamilton  49
05  Sebastian Vettel  45
06  Felipe Massa  41
07  Robert Kubica  40
08  Mark Webber  28
09  Adrian Sutil  10
10  Michael Schumacher  10

4戦終了時点でのポイントスタンディングス。
2勝したバトンがポイントリーダーとなっています。未勝利のニコ、ルイスが良い位置につけている反面、ウェバーのポイント回収率の悪さが目立ちます。