2010-06-27

F1 Rd.09 ヨーロッパ

スタートもウマく決めて、危なげなくベッテル優勝!
ベッテルは、昨日の予選後インタビューで、「スタートを失敗する/しない」について言及していて、周りにプレッシャーかけてんのかなぁと思いましたが...。

慌てん坊、ウェバー。
ベッテルの発言に心中穏やかでなかったのか、スタートは良かったものの、その後のポジショニングが悪く、ズルズルと後退。散々なオープニングラップになっちゃいましたね。ポジションを守るために、コースのダーティーなサイドばかり走ってたような。さらに、プライムでロングランを決め込み一発逆転を狙って入ったピットでは、左フロントの交換に手間取る始末。
おそらく、これでウェバーは平常心を失ってしまったんじゃないかなぁ...。へんなトコで動揺する癖は直ってなかったようですね...ヘイキの動きがアレだったにせよ、レコードラインから外れたダーティーなトコで、ロータスと一緒にブレーキングできる訳なかろうに...と外野は思ってしまう訳です。

コバヤシ!
予選が終わった段階では、決勝スタートしてもハイミに追いついて、終わるダケかとおもってましたが...確かに、SC によってレースが大きく動きましたが、ザウバー(コバヤシ)のペースが良かったのには驚きました。

正直 ”コバヤシトレイン”が出来上がって、タイヤ交換したらポイント圏外になるんだろうなと予想しましたが...バトンに追われながらもウィリアムズをどんどん引き離すペース。終盤、ルーベンス以下が 40秒台のラップだったのに対して、39秒台連発でした。
タイヤ交換にしても、56周目じゃなく、53周目にしたのは誰の判断だったんでしょうかねぇ。「56周目だとブエミの前に入れるかどうか微妙、53周目ならコース上でチャンスがある」 という判断が働いていたのであれば、アッパレであります。
カナダでマズいレースをした後だけに、バレンシアは、世界にアピールできた良いレースでしたね。凄かった!
あとは、クルマの速い遅いの原因を正確に分析できるブレーンだな。

フェラーリ、2位3位も有り得たんだけどねぇ、ルールをちゃんと守った果てにこの順位(アロンソ9位、マッサ14位)。運が無かったというべきか...。

追記:
審議対象ドライバーへのペナルティが発表されました。5秒加算のようです。
Pos   Before After Pts
Sebastian Vettel  Sebastian Vettel  25
Lewis Hamilton  Lewis Hamilton  18
Jenson Button  Jenson Button  15
Rubens Barrichello  Rubens Barrichello  12
Robert Kubica  Robert Kubica  10
Adrian Sutil  Adrian Sutil  8
Kamui Kobayashi  Kamui Kobayashi  6
Sebastien Buemi  Fernando Alonso  4
Fernando Alonso  Sebastien Buemi  2
10  Pedro de la Rosa  Nico Rosberg  1
11  Vitaly Petrov  Felipe Massa 
12  Nico Rosberg  Pedro de la Rosa 
13  Vitantonio Liuzzi  Jaime Alguersuari 
14  Felipe Massa  Vitaly Petrov 
15  Jaime Alguersuari  Michael Schumacher 
16  Michael Schumacher  Vitantonio Liuzzi 
17  Lucas di Grassi  Lucas di Grassi 
18  Timo Glock  Karun Chandhok 
19  Karun Chandhok  Timo Glock 
20  Bruno Senna  Bruno Senna 
21  Jarno Trulli  Jarno Trulli 
Ret  Nico Hulkenberg  Nico Hulkenberg 
Ret  Heikki Kovalainen  Heikki Kovalainen 
Ret  Mark Webber  Mark Webber 
なぜ、10秒ではなく、5秒なのか、根拠は判りません。
コバヤシとスーティルとの差は、5.8秒。クビカとの差は、8.8秒でした。10秒ペナルティなら 5位でしたね。残念。
ティモについては、ブルーフラッグ無視との事で、20秒加算ペナルティでした。