2010-08-22

WRC Rd.09 ドイツ

WRC後半戦、ターマックのドイツです。
数年前、インタビューの中で 「ドイツのターマックはあまり好きではない」 と言っていたと記憶していますが...結果は7連勝中のローブ。
対するフォードは、ドイツを得意としているF・デュバルをストバートに加えて応戦。

Day1 (SS1~SS6)
案の定、オープニングステージから飛び出すローブとソルド。フォードの2人は仲良く同タイムで3番手、4番手。けど、TOPローブからは12.5秒遅れ。オジェは出遅れて、5番手。

今回から、ソルドのコドラが変更になってますが、悪くは無いようですね。 マルク・マルティは若手時代のソルドをリードしてくれた存在ですが...コドラから何やら注意されてソルドがムッとしてるシーンを TV で何回か見たように思います。もう子供じゃないもん!って事で、ワークスのシートを手にして数年目の今こそ...というかもう少し早くに交代すればよかったようにも思います。

結局Day1は、ローブvsソルド。ラトバラvsオジェvsミッコ。の構図。フォード期待のデュバルは、前輪の駆動を失うトラブルなどで6番手。

Day2 (SS7~SS14)
ミッコの調子が上向かず、ちぎれて行きます...ラトバラvsオジェの構図。ターマックではミッコよりもラトバラのほうが上手いんですかねぇ...グラベルではタイヤ痛めそうな走りに見えるけど。
その後、SS13 で、ミッコに駆動系のトラブル、STOP。DAYリタイアとなりました。デュバルといい、ミッコといい、フォーカスの駆動系はどうなっとるんだ!
SS14では、デュバルがクラッシュ...デュバルのクラッシュ癖は直ったと思ったんだけどなぁ...スポット起用で結果残せないとねぇ...。
フォードにとっては、ラトバラだけが頼りとなりました。

Day3 (SS15~SS19)
3番手のオジェに対し、4番手のラトバラは16.6秒のビハインド。しかしこの差がなかなか埋まらず。まあ、ラトバラもクラッシュしたらシートが危ういしね。エースの座をミッコから奪えるか、シート剥奪か...というシーズンですな。
結局、ポディウムの最後の枠はオジェが獲得、ラトバラは4位フィニッシュ。またシトロエンの表彰台独占でした。ローブ、ドイツで8連勝。

今年のWRCもあと4戦(日本、フランス、スペイン、GB)。全て優勝し、獲得できるのは 100ポイント。
現在、ローブ 191pts.に対して、ミッコ 86pts. 今季のミッコ、タイトルの可能性がなくなりました。むぅ。