2011-05-31

WRC Rd.06 アルゼンチン

前戦はラリーウィーク通して先頭走者だったにもかかわらず勝ち、今回は、TC早着ペナルティー1分を喰らいながら勝ってしまったローブ。もちろん周りの脱落も大きな要因ですが、ローブだけは脱落しない(しても上がってくる)訳で...ローブを超えるドライバーは、まだ居ないなぁ、という感想。ローブに挑戦できるドライバーは多いんですけどね。

フォードファンのワシとしては、このラリー、SS13までは楽しめました。

Day1。(SS1~SS7)
出走順の関係からか、ローブ&ミッコが遅れ、ペター&ラトバラがダッシュ。ラトバラはSS2~SS5を連続ベストで決め。Day1のリーダーとなりました。2番手には+18.2秒でペター。3番手には、+28.8でオジェ。4番手は+43.5でミッコ。
ミッコは、ちょっと離れすぎですが、TOPは出走順とタイムギャップがイイ感じでDay2が楽しみ。
ローブは、TC早着ペナルティで、ラトバラから+1:30.3の5番手。

Day2。(SS8~SS15)
予感はありましたが、ローブが連続ベストで追い上げてきます。ミッコも2番手タイムで追撃開始。けど、ラトバラ&オジェ&ペターの3人も必死で逃げる。ファンにとっては見応えのある展開。ラトバラやペターの優勝が現実的なセンなので、なおさらですね。
しかし。SS13でラトバラにトラブル。サスペンションが壊れ、タイムロス。サービスは無いものの自走はできるようで、リエゾンで直しながら走っていたようですが、チームからSTOPの指示が出てしまい。Dayリタイア...。フォードの優勝を待ち望むファンとしては、ツライ出来事でした...。

じゃあ、ペターに優勝の望みを託すかと思ったものの、こちらもSS15でステアリングのトラブル。オジェから1分以上も遅れるハメに。
気がつけば、Day2はオジェがリーダー。2番手に+43.7でミッコ。3番手に+47.7でローブ。ローブとミッコのペースを比較すれば、ミッコがDay3で抜かれるのは必至。またしてもシトロエン1-2の予感。

Day3。(SS16~SS19)
オープニングSS16で、オジェがロール。ローブがミッコをかわす。オジェはローブに追われるとコケるよね...。タイトルを獲るにはもう1ステップ必要でしょうか。手負いのオジェをローブが追い詰め、最終SSで逆転、ローブ優勝!
ミッコは+2.2秒差で2位に入りました。オジェは結局3位。ペター4位。

Day1の時点で、まさかローブが勝つとは思わなかったよ。強すぎる。