2011-06-19

WRC Rd.07 ギリシャ

なかなか、ペターやフォード勢が勝てませんねぇ...ローブが先頭スタートで苦しむときは、オジェが勝ってしまうし、そもそもローブを上回るリザルトを残せない...。
今回も、結果をみれば、オジェ、ローブのシトロエンワークス勢の 1-2 に終わりました。
ミッコは3位、ペターは4位。

Day1。(SS1~SS6)
スタート順の良いペターが、SS1~SS4まで連続ベスト。6本のSSを終えて、2番手に51.6秒のマージンを築くラリーリーダーで終了。Day1 はリピートステージが1本しかなく、出走順が大きく影響しますが...大量のリードを確保し、Day2午前のループを乗り切ろうという作戦ですかね。
2番手以降の ”50秒遅れ集団” には、諸々の戦略の結果、ローブ、ミッコ、オジェのオーダー。ラトバラは、今回も運がなくターボトラブル。

Day2。(SS7~SS13)
午前のループ、1本目のSS7、ペターは17秒遅れの7番手タイム。2本目のSS8では、20秒遅れの5番手タイム。SS9では14秒遅れの4番手タイム。この時点では、まだTOPですが、2番手オジェとの差は、5.4秒。ローブとは15秒。ミッコとは23秒の差。ペターの貯金は一気に底を突きました...。
午後に入って、シトロエンワークス勢が、あっさりペターをかわして、1-2体制へ。この日最後となるSS13のナイトステージで、オジェは、ローブの2.2秒後方へ着けるよう調整し、優勝への準備。

Day3。(SS14~SS18)
ペターやミッコの巻き返しを期待したいトコロですが...オジェとローブの攻防。今回はオジェがタイムをまとめ上げてローブを下し、今シーズン3勝目!

う~ん、シトロエンワークス強すぎる...。
今年のWRCは、全13戦。早いもので、このギリシャで折り返しな訳ですが...ローブ3勝、オジェ3勝。ミッコが1勝。ポイントスタンディングスでは、3勝のオジェが、ミッコの下、3番手。メキシコでのリタイアが痛いですね。

ターマックだらけの後半戦、フォードに望みを託すなら、もう次戦フィンランドしかない!ラトバラが一矢報いてくれそうな気がしないでも無いですが。ペターには、やはりGBで勝って頂けたらと思いますです。フィンランドではフォードに勝たせて!