2011-11-17

ミッコのシトロエン移籍

M・ヒルボネンのシトロエン移籍が発表されました。
えぇ?と、思いましたが、今のミッコには変化が必要なのかもしれませんね。

今シーズン途中まで、オジェはチームオーダーに逆らったり、意見を述べていたりしていましたが、ある時を境に、沈黙を守るようになりました。この時点からオリビエが水面下で動いていたという事でしょうか。
ミッコのほうも、SS中のドライビングミス(?)に対して、チームと意見を対立させていたり、対ラトバラでのパフォーマンス面からチームの信頼を失っている感じでした。
この2人がトレードになるか否かはともかく、ミッコのシトロエン移籍は、判らないでも無いですかね。

2年契約との事ですが、この2年はミッコのラリー人生を左右する年になりそうですね。ソルドやオジェといった、ローブのチームメイトを務めてきたドライバーのパフォーマンスを人々は記憶している訳ですから。ソルドとオジェ、それぞれターマック、グラベルでローブに匹敵する速さを披露してました。

まあ、シトロエンはローブのチームですし、オリビエは絶対的にローブを優先するでしょうけども...ミッコにワールドチャンプの可能性が無い訳でもないでしょうね。
ローブに次ぐポジション(2番手)を確実にモノにしてゆけば、ローブに何かあったとき、ミッコを勝たせようとするでしょう。ドライビングミスやエンジントラブル、交通事故と、ローブにも等しく不運が襲いかかる訳ですし、オジェがそれなりのポイント差で最終戦を迎えていたらば、勝ち逃げも出来たハズ。
たとえ2ndドライバー扱いでも、正しい位置につけていれば、チャンスはある。

さてさて、どんな変化が起きようともファンの楽しみは尽きないのですが...古賀さんの記事にもある通り、一番の悩み事は資金面なんですかねぇ。来年のラトバラの活躍を見たいので、是非ともフォードには継続してもらいたい。また、テスト参戦であれだけパフォーマンスを見せたMINI。フル参戦の行方も見たい。

F1では、良くも悪くもFOMがSHOWを成功させているけど...WRCのプロモーションは弱いよねぇ。