2013-04-30

Fブレーキ ダクト加工

経験が少ないので、これまでの車歴から比較するしかないのですが...NCECのFブレーキは熱に弱いように感じます。以前乗ってたSW20と比較して...富士を1時間周回すると、明らかに1コーナーのブレーキ開始ポイントが手前になるしなぁ。

今年に入って、袖森を走った後にジャダーが出始めて、ブレーキローターの交換を行いました。これからもサーキットで遊びたいので、ローター寿命延命の願いをこめて、ホイールハウス内へエアを導くよう、加工してみる事にしました。

純正のホイールハブ(33-061)には、ダストカバー(33-261)という部品が付いていて、こいつはエアをブレーキローターへ当てるような、いわば導入板の形をしています。パーティーレースでオススメされているような形状で、スプラッシュシールドへ穴あけすると、丁度、導入板へエアが抜けるような格好になるのかと思われます。
けどまあ、天邪鬼なんで、我流(自己満足)で。ウチのクルマはフォグランプを付けてないので、やっぱりソコを利用したいです。ダクト(ホース)も考えたんですが、今回は使用しない方向で。
スプラッシュシールドへ穴あけ。
Sシールドを外した車両。奥の丸いのはフォグランプベゼル。
金網を貼る。
リベット4個でも十分に固定できた。バタバタしない。
スプラッシュシールドは、長方形のくぼみに合わせて穴あけし、金網を貼りました。金属なので、ぐらついたりせず結構しっかりと固定可能。リベット止めは対角線の2個だけでも問題ないような印象でしたが、まあ、そこはしっかりと四隅を固定。次いで、フォグランプベゼル(...調のダミーのフタ)を加工。
フォグランプベゼル(ダミー用のフタ)。
段差のあるトコで切り落とす。
ここにも金網。染めQクリアで、ちょいブライト仕様に。
ホットボンドで強固に固定できた。グラインダーでバリ取り
軽く失敗。ベゼルに金網を貼る際、左右でアミの向きを間違えました。こういうのは、光に当たったとき、判ってしまう部分なので悔しいミス。ホットボンドは強固なので、今から剥がすにはヒートガンが必要...今回は諦めます。
スプラッシュシールドを仮設置。穴から覗く。
タイヤのトレッド面よりやや内側へエアが抜ける。

雨水が入っても抜ける隙間はある。
右フロントのホイールハウス内より見た図。
Sシールドを一旦外してフォグランプベゼルを設置。
完成
空力的な面を見れば、ホイールハウスへエアを入れたく無いですが、まあダウンフォースとブレーキの冷却は別個で考える問題なので...まずは機能として(機能するかは、それまたともかく)ブレーキ冷却を考えて、加工してみました。

ベゼルからホイールハウス内へ、思惑通りにエアが流れるか、後日、小型カメラで確認したいと思います。

2013-04-27

OMP WRC (ステアリング)

元々バランスが取れているモノに対して、一旦、手を加えてしまうと、再びバランスを取るために修正を繰り返す事がよくあるかと思います。なんの話かってーと、シートポジションなんですけどね。
OMP WRC
MOMO コンペティション(左)との比較
先日、フルバケを新しくした訳なんですけど、以前のシートと比較して、若干ポジションが後退しました。シートレールは、どういう訳か、既に最前位置で、これ以上前へはセット不能。肩ベルトのアンカーが近くなったせいで、4点式ハーネスのバックル調整幅も限界となり、ハーネスも新調

ペダルやシフトノブの距離は、策が見つからず慣れるまで待つしか無さそうですが...ステアリングは調整せねばなるまい。街中を走った限りでは、「このままでも大丈夫かなぁ」と感じてたんですが、3月に袖森を走ってみて、ステアリングが遠い事を再度実感。
んじゃ、少し手前へもって来るか...と思ったものの、既に 50mmの延長ボスを使用中。握り1本分くらい手前にしたいと思ったら、70mmの延長ボスが必要...そう簡単には売ってねーよ。

...という訳で。大変に気に入っていた、MOMOコンペティションの継続使用を諦め、ディープコーンのステアリングを探すことに。あまり好きじゃないんだけどね、ディープコーンは...。さんざん悩んだ挙句、選んだのは、OMP の WRC。70mmのセミディープコーンで、見た目も、まあ悪くない。グリップの太さが「普通」ってのが残念。コンペに慣れたカラダでは、ちょっと違和感ある。
MOMOコンペ+50mmボス、OMP WRC+40mmボス
約2cm手前に
調整。
MOMOコンペはフラットスポークですが、ボスの当たり面からグリップ上面までは 実測で 40mm。使用していたボスが 50mm。ここから 20mm手前にしたいので、計110mm。
OMP WRCが 70mmなので...速攻で街の AB へ行って、40mmの延長ボスを新たに買ってきました。

交換してから、約1ヵ月使ってみましたが、シートからステアリングまでの距離は、元通りに調整できたようです。ただ、MOMOコンペから、OMP WRC へとモノが変わった点については、慣れるしかないですかねぇ。70mm程度のディープコーンで、もう少し握りが太くて、径350mmのステアリングがあると良いのですが。

そもそも、シートをエスケレートにしてしまえば、車検対応だし純正シートレールで前後ポジションも自由自在...という選択肢もあるのですがね...。

2013-04-21

BLITZ 温度計 (配線)

とりあえず、室内に設置だけしてあった油温計ですが...先日、Noproさんでオイルクーラーを設置した際、サンドイッチブロックに温度センサーを組んでもらいました。

TEMPセンサーハーネス(40cm)の出口が、どの辺になるのかなぁ...防水コネクタだけど下廻りで水を被るような場所は避けたいなぁ...と思っていたんですが、取り越し苦労でした。NCロードスター・エンジンルーム左サイドの使い勝手の良いスペースまで届くんですね。ここなら水の心配もイランでしょう。
TEMPセンサーハーネスの終端
室内引き込み用の穴
 さて、とり回し。
TEMPセンサーハーネス終端(写真)コネクタ位置から、バルクヘッドのほうへ向かわせ、水温計のハーネスと合流。TESAテープで巻き巻きして1本化。
室内への引き込みは、いつも使っている穴を今回も利用。ただ、既に水温のハーネス高速FANリレーの配線が通ってるので、油温計ハーネスのコネクタを押し込んでも、通りそうな手ごたえナシ。一旦、既存の配線を全て外して、グロメットへ通し直す、ザ・面倒。
以前買った内径12mm(写真右)のを使用
既存の配線を一旦外して作業
グロメットを通った室内側の配線は、3本まとめてTESAテープで巻いて、グローブBOX裏を通して2DINボックスまで。
初めてBLITZ温度計の点灯状態を見ましたが、やっぱり大森とアンマッチ。色味もそうだけど、輝度も違いすぎる。ぐぬぬ。
やり直した配線
完成...?
まあ、いずれはどこぞやのブランドで統一したいトコですが...現状で、機能は満たしているので、次にメーター買うとしても妥協なく、気長に選んで行きたいですかねぇ。

2013-04-14

NC用 オイルクーラー セット

Nopro NC用オイルクーラーセット
先週、ノガミプロジェクトさんでセット商品化されているNC用のオイルクーラーを装着しました。
先日購入した油温計のセンサ取り付けの事もあって、どうせならと購入。

温度変化とか。
オイルクーラー装着前の油温データを持ってませんので、前後の比較はできませんが、エンジン始動後からの計器の動きは...
  1. 水温計の針(30℃開始)が先に動き出し
  2. 水温が 65℃を超えた辺りから、油温計の針(50℃開始)が反応を始めて
  3. 街乗り~お山では、水温 85℃、油温 82℃で推移(距離 20km程度の走行で確認)
...と、 こんな動きです。
装着前、水温はいつも 87℃で安定していたので、若干下がりましたね。ヒートエクスチェンジャーで油温に引っ張られるためでしょうか。

ミッションケースの左側から車両前方を見た図
オイルフィルタとか。
NCロードスターの純正オイルフィルタ取り付け位置は、フロントサスメンバ上であり、フィルタとサスメンバとのクリアランスが少なくなってます。このため、サンドイッチブロックを噛ませた場合、高さの低いフィルタを選択する必要があります。
純正のオイルフィルタの型番は、いろいろと変遷があって下記...
  • LF10-14-302
  • LFY1-14-302
  • SHY1-14-302
の3種類...だったと思います。手元に互換品があったので、高さを測ってみたところ、約 9cmでした。さてさて、新しいフィルタは何かな~っと、Myロドの下に潜ってサンドイッチブロックについてるフィルタを確認。高さを測ってみたら、約 7cm。クリアランスも十分に確保されてます。
型番は...
  • 1P00-14-302
でした。汎用品なので在庫を心配する必要も無いでしょうね。
ちなみに、増加する油量は約1L、今回使用したオイルは、Fuchs TITAN SUPER GT [10W-40] でした。

2013-04-13

MARUHA スーパーロック・ブレーキライン for NC

MARUHA Super Lock Brake Line for NC
先日、ノガミプロジェクトさんでローター交換と同時にお願いしていた作業の1つ。ブレーキラインの交換であります。モノは、マルハモータースさんの、NC用スーパーロック・ブレーキライン。

ローター交換と同時に、この際なのでブレーキパーツの質を高めようかと思い、ラインをステンレスメッシュのタイプへ交換。

ブレーキのタッチ変化ですが...街乗り~お山を流すレベルでは、ペダルストローク初期の感触が純正よりもダルになったようです。
ええっと、例えるなら...マウスの感度を下げた時のような。少しのマウス移動(ペダルストローク)でカーソルが大きく移動していたものが、同じ量のカーソル移動をさせたい時に必要なストロークが少々増した...ような感じ。

ただ、サーキット等では、もっとドカンと踏んだ後にどうにかするケースが多いと思われるので、また違った印象になるんでしょうね。
という事で、サーキットへ繰り出したいんですが、袖森のスケジュールを見るに、土日は貸し切りばかり...ウチの会社は平日に休みづらいし...ぬう。

2013-04-07

DIXCEL SD ローター

DIXCEL SD ローター
本日はノガミプロジェクトさんにおジャマしておりました。
大きく分けて3点の作業をお願いしたのですが、そのひとつがフロントのブレーキローター交換でした。

先月の初め、袖森へ走りに行ったんですが...(帰路は全く気がつかなかったけど)翌日になって、通勤で高速のランプを下る際に、ひどいジャダーが出ている事に気がつきました。高いスピードからのブレーキングではモロにステアが揺さぶられます。
純正のローターですから、新車購入から 61000kmオーバー。NCのフロントブレーキはヒートボリュームに若干余裕が無いようですし、まあ潮時なんでしょう。

という事で、DIXCEL の SDローターを選択してみました。
ノーマルエンジンですし、ストッピングパワーには全く不満がありません。なので、そこそこリーズナブルなヤツ...けど、パッド面のケアを考えて SD Type か...という判断。

葉山から地元に戻ってきて、近くのお山を転がして確認。うむ、不満なし。ジャダーも消えてくれました。治った!
さてさて、今後の事も考えて、ブレーキ冷却の対策は考えておきたいですねぇ...。パーティーレース仕様のようにスプラッシュシールドに穴を開けるか、フォグランプベゼルからダクトを引き回すか。うーん。
追記:イジりました。

2013-04-06

ステアリングビス (momo)

六角穴付皿ボルト(SCM435/黒色酸化被膜)
モモステのビスって、買い足そうと思ってもなかなか手に入りませんよね、純正のは。個人的には、割と消耗品の部類に入ると思うんですが、なかなか売ってない。
Amazonや楽天で探しても、信用できそうなお店での取り扱いはナシ(主観です)。「ステアリング ビス MOMO」等でググっても、あまり芳しくない結果。

アルマイトで処理された化粧ボルトなら、3rdパーティー製で存在するんですがねぇ...バカみたいに高いし、ワシは黒のビスが欲しい。
なので純正品を諦め、M5x12mm の皿ネジで検索して類似のネジを探しました。
結果、MonotaRO さんで写真のネジを見つけた次第。
  • 六角穴付皿ボルト(SCM435/黒色酸化皮膜) M5x12
です。イイ感じですね。65pcs.で税込\600。まあ、送料や代引き料があるので、他に欲しいモノなどがある場合に合わせての購入が吉かも。
左はmomoステアリングに付属のビス
右が新しく買ったビス
写真、左側がモモステに付いてきたビスで、右側が今回購入したビス。気分によってステアリングを付け替えたりしたいし、そんなとき取り付けネジの六角穴が傷ついてみすぼらしくなってきたら、即交換。これだ。