2007-07-23

F1 Rd.10 ヨーロッパ

荒れたレースになりましたねぇ。
今日は休日出勤で、23:30 までお仕事。家に帰って録画してあったスカパーの放送を見ましたが、案の定、レース後インタビューが丁度終わったところで録画が切れてました。

BMW。
来期のシートをかけてチームメイト同士で争っているのでしょうか...最近、ニックとクビカのポジショニングが激しいなぁと感じてましたが、遂に当たってしまいました。2台して予選ポジションが全くムダに...。
結果は、6~7位で2台共にポイント獲得しましたが、レッドブルの2台とウィリアムズ1台に先を越されちゃいました。正しく戦略が機能すれば3~4位はイケたんですがねぇ。もったいない。

フェラーリ、マクラーレン。
TV解説によると、フェラーリよりもマクラーレンのほうがタイヤに厳しい→熱が入りやすい→ウェットタイヤでの走り出しのパフォーマンスが良い...という事みたいですね。

ラストの数分の雨のおかげで、マッサの圧倒的なリードは無くなり、アロンソとマッサのポジションが入れ替わるハメに。しかし、このバトルは見ごたえありました。アロンソすげぇな。

10グリッドからスタートしたハミルトン。オープニングラップからの混乱で4位まで順位を上げましたが...ヘアピンでコースアウト。ここが全てでしたねぇ。マッサもアロンソもライコネンも、あの雨の中で(ミスしながらも)クルマをコントロール配下に置いているダケに、ハミルトンの若い部分が出てしまったのかなと。
ポイントランキングでは、アロンソに2ポイント差と詰め寄られました。

幸運のブルツ。
チームメイトのニコ・ロズベルグと比較して評価の低いブルツですが、なぜか荒れたレースに強い!
クビカの大事故、セーフティーカーが何回も出たカナダの3位に続き、今回は4位を獲得。ドライバーランキングでは、マクラーレン、フェラーリ、BMW、ルノーの8人に続く9位!!
ポイントを獲得したのは、10戦でたった3回なんですが。

報われたウェバー。
ここまで予選でTOP10に入れなかったのは、スペイン、フランス、イギリスの3戦のみ。実に10戦で7回もQ3に進んでいるのに、たった2ポイントしか取れてなかった、恵まれないウェバーでしたが、ようやく報われました。3位表彰台!!素直におめでとうと言いたいです。
マシンの信頼性が上がって流れがよくなるとイイですねぇ。

チームに潰されたコバライネン。
レッドフラッグが出た関係で、予定通りの60周レースになるのか、レギュレーション規定通りの2時間レースになるのか...コバライネンの最後の(と思われた)ピットストップでは、2時間でレースを終える燃料しか搭載されませんでした。
結果、もう一度(戦略的に自由度の低いタイミングで)ピットインするハメになり、丁度、雨の降り始めのタイミングだったのでウェットタイヤを履かざるを得ず、しばらくウェットタイヤでドライ路面を走る事に...。
これはチームのミスだよなぁ。
燃料を適切に搭載していれば、適切なタイミングでウェットに交換できたろうに。残念。かろうじて8位1ポイントを獲れたのが救いですか。今回もまたフィジケラの前でフィニッシュです。

ウィンケルホック。
最後方スタートだったので、ウェットに交換してピットスタートを選択しましたが、大当たり。F1 のデビューレースでラップリーダーという輝かしいリザルトが残りました。
しかし2回目の賭けはハズレましたねぇ。リスタートもウェットで出ましたが、実際はレース終盤まで雨はなく、ドライが正解でした。
う~ん、賭けは何度もするモンじゃないですね。
結局はマシントラブルでレースを終えてしまい、正直、スパイカーじゃドライバーのパフォーマンスは良く判らないな。

・・・
非常にハラハラするレースでしたが、BMWの両ドライバーが不甲斐なかったのと、ルノーのピットワークが残念だったのが心残りですねぇ。