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2013-03-25

応援しています! 2013 Version

今シーズンも既に開幕済み。

◆WRC
WRCでは、モナコ(氷)、スウェーデン(雪)、メキシコ(高地)戦を終えていて、新マニュファクチャラーのフォルクスワーゲン&S・オジェが猛威を奮っております。準備期間があったとは言え、新規に参戦してデビュー戦2位、その後はアンタッチャブルな速さで連続優勝と、VWの本気さ加減が伺い知れます。

やっと、S・ローブ1強の時代が終わったと思ったら、S・オジェ1強の時代を強く印象付ける序盤の展開。こんな事なら、ローブの引退は先延ばしにしてもらって、オジェVSローブの決着を付けてもらいたいとファンとしては思う訳であります。シトロエン時代は、思うように戦わせてもらえなかったしねぇ。

さてさて推しメン。
やっぱりフォードの3人衆(M・オストベルグ、E・ノビコフ、T・ヌービル)がどれほど成長するのか気になるトコロです。しかしココは、WRCに上がってきたA・ミケルセンに期待したいであります。ラトバラも期待したいんですがねぇ...ちょっとメンタルが弱い気もします。
 2012  2013
ヤリ‐マティ・ラトバラ(フィエスタ) アンドレアス・ミケルセン(ポロR WRC)

◆F1
今季のF1も、メルボルン、セパンが消化済み。
来季のエンジン変更に伴うシャシー設計リソース確保のため(?)、各チームが昨年のアップデート型となる新車を投入する中、ハイノーズ&プルロッドFサスに設計変更したマクラーレンが若干苦戦。まあシーズン中のリカバリーについては実績のあるチームなので最終的な心配はしてませんが、序盤の取りこぼしはメルセデスやロータスに喰われる懸念となるでしょうか。

今季はTOP5チームが、それぞれ 1人づつのワールドチャンプを擁して戦う図式が面白いです。TOPチーム同士のバトルは見てて感動しますねぇ。んがしかし、中団以降のチームに目を向けると...フォースインディアの2人と、ヒュルケンベルグくらいですかねぇ、応援したいのは。
という事で、今季は該当なし。

ティモとヘイキに戻ってきてもらいたい...。
 2012  2013
ヘイキ・コバライネン(ケイターハム) 特になし

昨年のリスト

2013-01-13

リヒトラブ マガジンファイル F-1403 A4L

ワシ、RALLY PLUS.NET にて会員になっておる訳でして、毎回WRCイベントの1週間後くらいに RALLY PLUS が送られてきます。2013年度も、当然ながら申し込みしました。だが、その前に。

これまで溜まった RALLY PLUS 誌をシーズン別にまとめた~い!

...という訳で、向かった先はAmazon。
以前(といっても十数年前)は、もっとマガジンファイル系が充実していたかと思うのですが、現在では選択肢が限られており...サイズ的にマッチするのは、もはやこれ1択。
2011シーズンが1冊に。2012も。
RALLY PLUSには上の段がちょうど良かった
ワイヤー式のマガジンファイルで、付属のワイヤーは12本。2011、2012シーズンは、ちょうど収まりました。写真の通り、区画が左右に分かれていますが、片側7冊が限界ですね。1シーズン14戦までなら1ファイルに収まります。

2012-02-20

応援しています! 2012 version

昨年のリストを更新。

◆F1
今年のクルマがほぼ出そろい、シートもほぼ確定しました。モノコックとノーズの高さ制限が異なるために、今年のクルマは非常にカッコワルイ。
シートにしても依然、ペイ・ドライバーが猛威を奮っており、ルーベンス、ヤルノがシートを喪失。

2004年、マニ・クール。3位のヤルノはファイナル・ラップでルーベンスに抜かれ、ポディウム圏外。翌年トヨタへ移籍。勝てるクルマにはならず、トヨタの撤退でガスコインの居るチームへ...。クルマとチームに恵まれませんでしたねぇ。キャリアの中ではルノーが唯一勝てるクルマでしたが、ブリアトーレがアロンソを1stドライバーに据えてたので、モナコでの 1勝のみ。

さて今年は、ニックも居なくなり寂しい限り。ここは一つ、ヘイキに頑張ってもらいたいトコロであります。2009年以来、3年ぶりにヘイキ推しで。
 2011  2012
ニック・ハイドフェルド(ルノー) ヘイキ・コバライネン(ケイターハム)
コバヤシ・カムイ(ザウバー)
コバヤシは、やっぱり予選での速さに問題が...。もちろん決勝で頭を使った走りを披露し、ポイントの取りこぼしも少ないんですが...なんて言うか、ベテランドライバーの走りを見ているようです。3年目のザウバーで相当な結果を残さないと、来年はフェラーリの若手ドライバーとシートを争う事になるかも。

◆WRC
既にシーズンは、モナコで開幕し、スウェーデンまで終わりましたが、こちらもショボイ話題ばかり。

モナコでは、プロモーター問題により、WRCオフィシャルサイトの更新が止まったままっだたし、プロドライブは財政問題で、ミークを降ろし、2ndカーにペイ・ドライバーを起用。さらにワークスノミネートから外れ、ヨーロッパ以外の地域遠征を控える模様。
企業であるゆえ、仕方がない問題とは言え、ファンにとっては残念なとても内容...。
 2011  2012
ミッコ・ヒルボネン(フィエスタ) ヤリ‐マティ・ラトバラ(フィエスタ)
トニ・ガルデマイスター(??:IRC)
クリス・ミーク(MINI)
今年の推しは、牙を抜かれたミッコに代わり、ラトバラであります。
ただ、モンテカルロでは、ミスでリタイア。ローブがフルポイント勝ってしまいました。いきなり28点差。スウェーデンで勝って、ローブとは1勝づつであるものの、ポイントスタンディングスでは、4位。やっぱり、リタイアは痛いよねぇ。
実質、ローブを倒せるのは、ラトバラしか居ないし、フォードもペターをサポートに集中させる腹積もり(?)なので、ラトバラには是非とも期待に応えて欲しい!応援しております。

その他。
E・ノビコフ がモンテ、スウェディッシュと上位で完走。「今年は違う」感を醸し出しております。この安定感が本物かどうか見守る必要がありますね。それと昨年、アンドレアス・ミケルセンがファビアS2000でIRCチャンプに。こちらも活躍を見守って行きたい所存。

2012-01-10

WRCネタ

RALLY PLUS の この記事。

現在のWRCのプロモーターであるNOSは、FIAに継続不能と見なされ契約解除。FIAは2012シーズンに対してコミットする(したい?)としているが、モンテカルロを控えたこの時期にプロモーター不在となった模様。

緊急事態ですな。
ミッコの移籍、ラトバラの成長、ペターのワークス入りと、見どころ盛り沢山な 2012シーズン。是非とも成功して欲しい...。

個人的には、WRCのプロモーションはちょっと弱いかなと思うトコロもありましたので...災い転じて、WRCが更に発展するターニングポイントになる事を願います。

2011-11-17

ミッコのシトロエン移籍

M・ヒルボネンのシトロエン移籍が発表されました。
えぇ?と、思いましたが、今のミッコには変化が必要なのかもしれませんね。

今シーズン途中まで、オジェはチームオーダーに逆らったり、意見を述べていたりしていましたが、ある時を境に、沈黙を守るようになりました。この時点からオリビエが水面下で動いていたという事でしょうか。
ミッコのほうも、SS中のドライビングミス(?)に対して、チームと意見を対立させていたり、対ラトバラでのパフォーマンス面からチームの信頼を失っている感じでした。
この2人がトレードになるか否かはともかく、ミッコのシトロエン移籍は、判らないでも無いですかね。

2年契約との事ですが、この2年はミッコのラリー人生を左右する年になりそうですね。ソルドやオジェといった、ローブのチームメイトを務めてきたドライバーのパフォーマンスを人々は記憶している訳ですから。ソルドとオジェ、それぞれターマック、グラベルでローブに匹敵する速さを披露してました。

まあ、シトロエンはローブのチームですし、オリビエは絶対的にローブを優先するでしょうけども...ミッコにワールドチャンプの可能性が無い訳でもないでしょうね。
ローブに次ぐポジション(2番手)を確実にモノにしてゆけば、ローブに何かあったとき、ミッコを勝たせようとするでしょう。ドライビングミスやエンジントラブル、交通事故と、ローブにも等しく不運が襲いかかる訳ですし、オジェがそれなりのポイント差で最終戦を迎えていたらば、勝ち逃げも出来たハズ。
たとえ2ndドライバー扱いでも、正しい位置につけていれば、チャンスはある。

さてさて、どんな変化が起きようともファンの楽しみは尽きないのですが...古賀さんの記事にもある通り、一番の悩み事は資金面なんですかねぇ。来年のラトバラの活躍を見たいので、是非ともフォードには継続してもらいたい。また、テスト参戦であれだけパフォーマンスを見せたMINI。フル参戦の行方も見たい。

F1では、良くも悪くもFOMがSHOWを成功させているけど...WRCのプロモーションは弱いよねぇ。

2011-11-15

WRC Rd.13 イギリス

今シーズンの最終戦、GB。
フォードが1-2を決めれば、ミッコの初タイトルが決定するイベント。GBでは他の開催地と比較してフォードにも多くのチャンスがありますが、ローブを倒すのは至難の業。

スペインでミッコは、「安全に走るよりも、フラットアウトしてクラッシュするほうがまだ良い」と言っていましたが、スピードが足りない感じでした。
GBでは、本当に限界近い走りで、久々、ローブに匹敵する速さを見せてくれましたが、SS7でラジエターを破損、オーバーヒートによりリタイア。
ワールドチャンプの夢は、今年も叶いませんでしたが、マーカス・グロンホルムが引退した後、ローブと僅差でチャンピオン争いをしているのは彼だけです。来年も見せてほしいものです。

さて、ミッコがリタイアしてしまった訳ですが、オジェ、ソルド、クリス、ペターと戦線離脱。Day2以降は、今シーズンの後半戦を象徴するかのような、ローブとラトバラの一騎打ちとなりました。
ミッコのリタイアで、ローブはチャンピオンが確定してますから、これ以上、守るものはありません。リザルトから追うだけでしたが、2人のタイムの出し合いは、なかなかに感動的でした。

決着は、ローブがリエゾンで事故に遭うという形となりましたが、ラトバラはガチンコでローブを倒したと言って良いでしょう。クラッシュが多くて、首の皮一枚で契約が繋がった一昨年末を思うと、素晴らしい成長ぶりですね。もうフォードは手放せないでしょう。(来年のフォードの活動が気になりますがね)

ローブの強さは圧倒的ですが、なぜか不運に見舞われる傾向がありますね。リエゾンでの事故というと、C・ローテンバッハと衝突した2008年のヨルダンを思い出します。今年はエンジントラブルもありました。また、近年ではクラッシュも多くなってきましたね。

今年もローブが強かったですが、序盤数戦までは混戦でした。また、オジェ、ラトバラの台頭、ターマックでのソルドの速さなどを考え合わせると、来年は、Newチャンピオンが誕生する可能性が高くなって来たような気もします。

2011-10-24

WRC Rd.12 スペイン

Day1がグラベル。Day2-3がターマックとなったスペイン。
まあ、ローブが速いのは言わずもがなでありますが、ラトバラの速さが光る一戦となりました。

Day1 (ss1~ss6)
グラベル主体なので、ローブと共にオジェが先行するパターンかなと思ってましたが、午前のループでラトバラがローブをぴったりとマーク。ss4ではついにローブを逆転。ss5終了時点で、ローブに対して 16秒のアドバンテージを築く、素晴らしい速さをみせてくれました。

しかし、ss6。ラトバラは右フロントをパンク。また、ローブの巻き上げたダストがステージに留まり、スローダウンを余儀なくされたようです。ss6はナイトステージですからねぇ...通常よりもダストの影響が大きかったものと思われます。TOPから47秒遅れの6番手タイム。
残念、ラトバラは2番手でDay1を終えました。

Day2 (ss7~ss12)
ラトバラが速いのは、グラベルだったDay1までかと思いきや...彼の速さを印象付けたのは、ターマック・セクションでした。6本の ssで、3回のステージベストと2回の2ndベスト。
Day2開始時点から、ローブとのギャップを 3秒短縮!「ターマックで」です。すげぇなラトバラ!

Day3 (ss13~ss18)
フォードファンにとっては、嬉しい速さと安定感をみせるラトバラですが、如何せんDay1でのギャップは大きく、ローブ相手にDay3で27秒を埋めるのは難しい。
また、オジェも脱落ししており、ミッコにポジションを譲らなければならない状況が整いすぎていました。

結果。ラトバラは、ss18で順位を入れ替え...ローブの優勝。2位ミッコ。3位ラトバラとなりました。
ミッコは、これで3戦連続でポジションを譲ってもらってますね...あの速かったミッコは何処へ行ってしまったのでしょうか...。

最終 ss18では、クリス・ミークがステージベストを獲得。やればできる子ちゃんなんですから、っと換装率を高めて欲しいものです。

さて、ローブはパワーステージで1pts.を獲得。優勝回数も多いですし、GBで2位以上ならチャンピオンが決まります。

対して、ミッコがチャンプになる条件は、フォードの1-2を狙う必要があります。
ただ、1-2を狙う場合、仮想敵である3番手のローブが手綱を緩める訳は無いですから、ラトバラがミッコにポジションを譲れるような状況にもなり得ないと思われ、ミッコは実力で、ラトバラ&ローブに勝たなければなりませんね。

1-2が獲れなきゃ終わりなんですから、ラトバラの役回りは、とにかくローブの前をキープする事。フォードが望む展開になったとして、必死に追うローブ、必死に逃げるラトバラ。ミッコは、この2台を上回るスピードを見せなければなりません。ミッコのファンとしては期待したいのですが...。

2011-10-02

WRC Rd.11 フランス

ドイツ同様、ほぼローブの勝ちが約束された、フランス人によるフランス人のためのイベント。ラリー・フランス・アルザス。
んがしかし、D3のテクニカル・トラブルによって、Day1早々にローブがリタイア...。シトロエンの首脳陣はさぞや青くなったのでしょうね。

対するフォード勢もパンク等で、出遅れる展開。ミッコが優勝ならリーダー逆転なんですが、そうそうウマイ話は転がっていないようです。

ラリーの展開は、地元フランス戦でシトロエンの期待を一手に引き受ける事になったオジェ。それと、プライベーター優勝を狙うペター。さらに、ホントにテスト参戦なのか?のパフォーマンスを見せるBMW・MINIを操る、ターマックスペシャリストのソルド。
3者3様に守るモノがある立場ですが、かなり熱い優勝争い展開でした。フォードが絡めないのが残念ですね。

Day1はソルドがリーダーで終了。
ドイツで3位に入ったダケでも驚きでしたが、MINIのパフォーマンスは、もはやガチンコで優勝争いができるレベルに達しているようです。BMWエンジンがさらにパワーアップしてくると、かなり怖い存在ですね。

チームメイトのクリスは、5番手に位置していたものの、SS13でクラッシュ。リタイアとなっています。ターマックでソルドに敵わないのは置いといて、またクラッシュかよ!というイメージですね。この人はもう。JWRC時代、IRC時代と変わらない仕様のようです。
いやさ、MINIにパフォーマンスがあると判れば、チームだってさらに上位ランクのドライバーを探そうとするでしょ?そしたら立場危うくなるよ、クリス。

さてさて。Day2、Day3では、オジェが最強ワークスの地力を見せてきます。連続ステージベストを叩き出して、ソルドをじわじわと引き離す。ペターはパンクで遅れ、孤立の 3番手に。ソルドは善戦しますが、オジェには及ばず。

その他、ラトバラのスピードが光りましたねぇ。
オーストラリア同様、チームオーダーが出るのは判ってますからね。ミッコにポジションを譲る前に、スピードをアピールする意味合いでしょうか。SS16,18,20,21,23 とステージベストをマーク。Day1のss4と合わせ、6つのステージWinを獲得。ラトバラ+ターマックはフォードの武器になるかも知れませんね。これまでのラトバラの傾向として、Day1でセットアップに苦しんだり、マシントラブルが多かったりしますが、それらがクリアになれば、ミッコよりチャンプに近いのかも知れません。

最終順位は...。
オジェの優勝。ポイントシステム上ではローブに3ポイント差ですが、オジェはローブにとって脅威の対象ではないハズ。来年の今頃は、ローブの引退か、オジェの移籍の話題で盛り上がってるんでしょうかね...。あれ、複数年契約だったっけ?

そして、ソルドがなんと2位。シトロエンを追われたソルドが、別のチームでWRCに帰ってきて、後釜のオジェと優勝争いとはね。映画かよ!の展開。負けちゃいましたがね。
シトロエン時代は、ローブの存在が彼を萎縮させてたんですかねぇ。MINIではイキイキしとる。

3位にはペター。タイヤを気遣った走りをしていたようですが、パンクで出遅れ。優勝できるチャンスがありそうで無さそうで...。

4位、5位はオーダーにより、順位を入れ替えた、ミッコ&ラトバラ。オジェからは、3:26.6 遅れ。
面白いのは、順位を譲ったラトバラですが、パワーステージを獲ったため、最終獲得ポイントは、ミッコ12pts.に対して、ラトバラ10+3pts.。さすがにパワーステージまでは、オーダーできないようです。
ミッコも自分で獲れって事ですね。最近は完全にラトバラのほうが勢いあるよねぇ。むむぅ。

追記:
3位に入ったペター車の重量規定違反が発覚?最低重量1200kgの規定に対して、1196kgとの事。
失格の決定がなされる予定で、ミッコが3位へ繰り上がれば、15pts.の獲得となり、ローブと同ポイント。

2011-09-12

WRC Rd.10 オーストラリア

ターマックの多い後半戦、グラベルで勝っておきたいフォード勢ですが、総合力でみても、なかなか勝てそうなトコって無いですよねぇ...。
大番狂わせのラリー・オーストラリア、勝ったのはミッコでした。

木曜のSS1、SS2はシトロエン勢が獲り、金曜の Day1。2本目のSS4で、ローブがクラッシュ、Dayリタイア。
開催場所がコフス・ハーバーへ移り、グラベルの路面としては、「普通」レベルかと思いきや、なかなかに難しいコンディションだったようですね。
また、2ndドライバーがオジェになって突き上げが激しいうえに、監督が戦略大好きなオリビエさんですので、Day2終盤までに確固たるリードを築いておかないと、チームオーダー出されかねませんからね。ローブも激しくプッシュしていたのでしょうか。

これでオジェvsフォードの図式になったかと思えば、午後のSS6でオジェがクラッシュ。これは頂けませんな。チームとしても、望みを託す「残された1台」であるし、オジェ自身にしても、メキシコやアルゼンチンで失ったポイントを取り戻すチャンスでした。なのに...。なかなか初タイトルへの挑戦は難しいもののようです。

さてさて。残ったのは、フォードの2台と、ペター。
ペターのC4はカスタマー仕様でエンジンパワーが抑えられているようなので、フォードにとって脅威とならないでしょう。注目なのは、マルコム・ウィルソンが、ミッコとラトバラを自由に戦わせるか否か。
追記:RALLY PLUS オーストラリア号によると、ペター車のエンジン&ギアボックスは復調したようですね。ペターも苦労が耐えませんね...。

シトロエンが消えた今、(チームとしては)2人を競わせてリスクを取る理由はありません。また、チャンピオンシップにおいては、ミッコがかろうじてローブに手が届く位置に居ます。
Day2後半。最近の勢いを反映するようにラトバラが飛ばしてゆきます。今年は、勝てそうなイベントで不運が多かっただけに、ラリーファンとしは、勝たせてあげたいトコですけどね...。

フォードの戦略。
チームオーダーが発令され、結局は、ラトバラがミッコに譲り、ミッコ-ラトバラの1-2でラリーは決着。ペターの追い上げが激しかったら、オーダー出す余裕も無かったんでしょうけど...まあ、予想通り。
今年のラトバラは、No2待遇では無いものの、この局面では仕方の無いトコでしょうね。追う立場のフォードとしては、ポイントスタンディングスで可能性のあるミッコに集約するしかないのですから。

シトロエンの戦略。
Dayリタイアで大きく順位を落としていた2人ですが、ペナルティーの少ないオジェが、9位に位置していました。しかし、SS25でタイム調整し、TOPから 9:46 遅れの24番手タイム。ローブと順位を入れ替えました。結果、ローブは、10位で 1ポイントを獲得。オジェは11位。

戦略は戦略ですけどね、ファンとしては、フォードのは受け入れ、シトロエンのは受け入れられません。ローブに1ポイントを獲らせるために、オジェが10分も停車するなんて...。まあ、ルールの隅をつついて、できる事をなんてもやるのがモータースポーツでもありますが。
ファン心理として、戦略を認める/認めないはケースバイケースなんで、ルールで線を引くなんてムリな話だよねぇ...。スチュワードの権限強化で解決できませんかねぇ。

ローブはパワーステージも獲り、4ポイントを獲得。このポイントは大きいね。ミッコとは15ポイント差です。

2011-08-22

WRC Rd.09 ドイツ

フォードの2人は、グロンホルムと比較すると、割とターマックに適応していて、さらに、どちらかと言えばラトバラがターマックでは速い傾向にあり...期待してたんですけどねぇ。今シーズン、ラトバラが強そうなイベントで、必ず彼にトラブルが発生しているような気が...。

ドイツはターマック戦ですが、クルマの世代が D3 vs フィエスタ へと変化した事もあって、フォード勢がどこまでヤレるか期待してたんですが、Day1 の SS2 で大方の行方が決定してしまいましたね。
シトロエン勢はソフト。フォード勢はハードコンパウンドのチョイスだったようですが、降雨によってシトロエンの勝ち。昔からタイヤ選択や天候の「読み」については、シトロエンが強いイメージありますね。今回も外しませんでした。

まあでも、あえてタラレバを言ったとしても、その後のステージタイムを見るに、シトロエンの勝ちは揺るがなかったように思えますね。ほとんどのステージWINをローブかオジェが獲ってます。

ドイツはターマック戦ですが、ステージの所々にグラベルセクションがある為か、パンクが多かったですかね。もしくは、ターマック用のタイヤが弱いのでしょうか。

ミッコ、ラトバラの脱落で、次点に着けていたターマックスペシャリスト(からグラベルへの適応を見せたけど、その後伸び悩んでシトロエンを離脱した)、BMW・MINI のソルドが3番手に浮上。今季はテスト参戦という位置づけなハズですが、ポディウムを狙う位置に来るとは、凄い完成度ですね。相方のクリスは、ターマックでは若干ソルドに適わないですかね。相変わらず細々としたミスもあるようです。(応援してるぜ!頑張れ!)

結果。
オジェがターマック初優勝!!Day2の最終ステージで、チームオーダーが出て優勝を(ほぼ)約束されながら、パンクによってオジェに順位を奪われたローブ、2位。もうちょいオジェとのタイム差が小さかったら、Day3でオーダーを無視してオジェに挑むローブを見られたかも知れませんね。

3位には、ミッコから順位を守ったソルドが、MINIで表彰台を獲得!プロドライブとしても嬉しい結果ですね。BMW POWER 最強!

フォードは結局、ミッコが4位、ラトバラが14位。フォーカス時代よりもパッとしない結果に...。VWの参戦もあるし、このまま行くと、1強+3挑戦者の勢力図になってしまいそう。
シーズンが進むにつれて、シトロエンとの性能差が開いている気がします。

2011-08-01

WRC Rd.08 フィンランド

今年は、シトロエンとフォードが例年よりも互角な構図でスタートしましたが...No.2ドライバーが居ない事もあってポイントが偏りづらいしね。しかしながら、やっぱりローブがじわりとリードを広げつつあり...。そんな中で迎えたフィンランド。フォード勢にとっては、勝たなくてはいけないイベントでした。

しかしながら、SS1でミッコがコースオフ。木にヒットしてブレーキを壊したようです。ポイントスタンディングスでは、いくつかの不運でラトバラが下位にいるため、ミッコにポイントを稼いでもらいたいのですが...。早々に望みが薄くなりました。

早くもローブ、オジェ、ラトバラのオーダーが出来上がり。フィンランドではあまりルーズグラベルの影響が少ないと思うのですが、Day1,Day2 は、戦略的にこのままフィニッシュ。ラトバラまでは2.6秒。

Day3は、11本のSS。
先頭スタートながらローブの逃げ。他のイベントならともかく、フィンランドの路面はローブのハンデにならなそうですね。それと、ラトバラの速さはこんなものかなぁ、もうちょっとイケそうな気もするんだけど。

最終的には、ローブが逃げ切りに成功。久しぶりのフィンランド優勝となりました。2位は8.1秒差、オジェを捕らえたラトバラ。3位はオジェ、12.8秒差。

4位は、全22ステージ中、13本のベストを刻んだミッコ。悔しかったろうなぁ...。
今後はターマックが続くだけに、今年もローブのセンが濃厚になってまいりました。

BMW.MINI。
ミークはオーバーヒートやパンク等でじりじりと後退。ソルドも上位に着けていましたが、やはりオーバーヒートのようで、チームの指示によりリタイアしたようです。どうやら砂(?)が詰まって冷却に問題が出る症状のようです。ターマック戦はイイとしても、ちょっと課題となりましたね。

2011-06-27

2011 PPIHC

連覇は確定と思っていましたが、ついに10分の壁を、それも大きく破ったようですね。
9:51.278!

今年の車はホイールがデカイかなと思っていたのですが、観光道路の舗装化が進んでターマックセクションが増えたようです。
10分の壁を突破したのは、モンスター田嶋のみという事で、文句なしですね。

http://www.monster-sport.com/ppihc/j/index.html

##追記 GoPro の動画が公開されたようです。

2011-06-19

WRC Rd.07 ギリシャ

なかなか、ペターやフォード勢が勝てませんねぇ...ローブが先頭スタートで苦しむときは、オジェが勝ってしまうし、そもそもローブを上回るリザルトを残せない...。
今回も、結果をみれば、オジェ、ローブのシトロエンワークス勢の 1-2 に終わりました。
ミッコは3位、ペターは4位。

Day1。(SS1~SS6)
スタート順の良いペターが、SS1~SS4まで連続ベスト。6本のSSを終えて、2番手に51.6秒のマージンを築くラリーリーダーで終了。Day1 はリピートステージが1本しかなく、出走順が大きく影響しますが...大量のリードを確保し、Day2午前のループを乗り切ろうという作戦ですかね。
2番手以降の ”50秒遅れ集団” には、諸々の戦略の結果、ローブ、ミッコ、オジェのオーダー。ラトバラは、今回も運がなくターボトラブル。

Day2。(SS7~SS13)
午前のループ、1本目のSS7、ペターは17秒遅れの7番手タイム。2本目のSS8では、20秒遅れの5番手タイム。SS9では14秒遅れの4番手タイム。この時点では、まだTOPですが、2番手オジェとの差は、5.4秒。ローブとは15秒。ミッコとは23秒の差。ペターの貯金は一気に底を突きました...。
午後に入って、シトロエンワークス勢が、あっさりペターをかわして、1-2体制へ。この日最後となるSS13のナイトステージで、オジェは、ローブの2.2秒後方へ着けるよう調整し、優勝への準備。

Day3。(SS14~SS18)
ペターやミッコの巻き返しを期待したいトコロですが...オジェとローブの攻防。今回はオジェがタイムをまとめ上げてローブを下し、今シーズン3勝目!

う~ん、シトロエンワークス強すぎる...。
今年のWRCは、全13戦。早いもので、このギリシャで折り返しな訳ですが...ローブ3勝、オジェ3勝。ミッコが1勝。ポイントスタンディングスでは、3勝のオジェが、ミッコの下、3番手。メキシコでのリタイアが痛いですね。

ターマックだらけの後半戦、フォードに望みを託すなら、もう次戦フィンランドしかない!ラトバラが一矢報いてくれそうな気がしないでも無いですが。ペターには、やはりGBで勝って頂けたらと思いますです。フィンランドではフォードに勝たせて!

2011-05-31

WRC Rd.06 アルゼンチン

前戦はラリーウィーク通して先頭走者だったにもかかわらず勝ち、今回は、TC早着ペナルティー1分を喰らいながら勝ってしまったローブ。もちろん周りの脱落も大きな要因ですが、ローブだけは脱落しない(しても上がってくる)訳で...ローブを超えるドライバーは、まだ居ないなぁ、という感想。ローブに挑戦できるドライバーは多いんですけどね。

フォードファンのワシとしては、このラリー、SS13までは楽しめました。

Day1。(SS1~SS7)
出走順の関係からか、ローブ&ミッコが遅れ、ペター&ラトバラがダッシュ。ラトバラはSS2~SS5を連続ベストで決め。Day1のリーダーとなりました。2番手には+18.2秒でペター。3番手には、+28.8でオジェ。4番手は+43.5でミッコ。
ミッコは、ちょっと離れすぎですが、TOPは出走順とタイムギャップがイイ感じでDay2が楽しみ。
ローブは、TC早着ペナルティで、ラトバラから+1:30.3の5番手。

Day2。(SS8~SS15)
予感はありましたが、ローブが連続ベストで追い上げてきます。ミッコも2番手タイムで追撃開始。けど、ラトバラ&オジェ&ペターの3人も必死で逃げる。ファンにとっては見応えのある展開。ラトバラやペターの優勝が現実的なセンなので、なおさらですね。
しかし。SS13でラトバラにトラブル。サスペンションが壊れ、タイムロス。サービスは無いものの自走はできるようで、リエゾンで直しながら走っていたようですが、チームからSTOPの指示が出てしまい。Dayリタイア...。フォードの優勝を待ち望むファンとしては、ツライ出来事でした...。

じゃあ、ペターに優勝の望みを託すかと思ったものの、こちらもSS15でステアリングのトラブル。オジェから1分以上も遅れるハメに。
気がつけば、Day2はオジェがリーダー。2番手に+43.7でミッコ。3番手に+47.7でローブ。ローブとミッコのペースを比較すれば、ミッコがDay3で抜かれるのは必至。またしてもシトロエン1-2の予感。

Day3。(SS16~SS19)
オープニングSS16で、オジェがロール。ローブがミッコをかわす。オジェはローブに追われるとコケるよね...。タイトルを獲るにはもう1ステップ必要でしょうか。手負いのオジェをローブが追い詰め、最終SSで逆転、ローブ優勝!
ミッコは+2.2秒差で2位に入りました。オジェは結局3位。ペター4位。

Day1の時点で、まさかローブが勝つとは思わなかったよ。強すぎる。

2011-05-09

WRC Rd.05 サルディニア

今年はフォードもシトロエンも No1 ドライバーを据えていないようで、TOP4ドライバーのポイントは僅差となっております。
そんな中、4戦目にして、ようやくローブが先頭スタートとなるサルディニア。2日目以降の戦略がどうなるか、注目でしたが...今回、ローブは小細工しないと決めてたみたいですね。

前戦ヨルダンでは、ステージの途中で30秒停車し撹乱を狙いましたが、これが失敗。チャンピオンとしての意地もあるでしょうし、サルディニアでは「砂掻き役をこなして勝つ!」つもりだったのでしょうか。結果、見事に優勝!今季2勝目で、ポイントを積み重ねました。

ここまでの速さを見せられてしまうと、ローブを称えるしかなくなりますな。Day1のSS1、2で10秒遅れるものの、SS3で+0.3まで挽回。Day1、Day2 共にラリーリーダーで終え、優勝に漕ぎ着けました。ローブすげぇな。

オジェは今回、いいトコなし。初回のワールドチャンプを獲るまでの生みの苦しみでしょうか、ミスが多かった気がします。

ミッコは、4つのステージWINを獲り2位フィニッシュ。パワーステージもGET。SS7でコーナーをワイドに行ってパンクしたのは余計ですが、+11秒の2位は悪くはない結果ですかね。オジェ、ローブが2勝したので、そろそろミッコも2勝目と行きたいトコロです。

ラトバラ。
不運な事に、SS1でミカがペースノートの読み上げをミスしたようで、クラッシュ。Dayリタイアとなって、スーパーラリーで復帰しましたが、その後 SS9~SS16 の 8SSで、7つのステージWIN という驚異的な走り。総合順位は18位でしたが、パワーステージを2位フィニッシュし、2ポイントを獲得。
ミスが減ったし彼の速さは、(ミッコのファンとしては)ちょっと恐ろしい存在です。
けど、今年は、4人がガチンコなので、この先も楽しみですね。ラトバラのチャンプも悪くないですな。

ノビコフ。
SS3終了時点で3位だったものの、さすがにTOPドライバー相手に少しづつ順位を下げ、SS7でロールしてしまったようです。う~ん、そろそろクラッシュを減らして欲しいなぁ。

さて、テスト参戦したBMWミニ。
クリスがSS2までで、+15秒差の4番手と、期待高まるポジションだったんですが...SS3でスロットルのトラブル、Dayリタイア。残念。ソルドのほうは、手堅く総合6位でフィニッシュ。キャラが変わってないというか何というか。JWRCチャンプ vs IRCチャンプの戦いに注目。

2011-04-16

WRC Rd.04 ヨルダン

中東諸国の反政府デモの影響もあって開催が危ぶまれたヨルダン。
WRCサイトの情報を見るに、シリア経由の輸送を避けて、イタリアから地中海を船で渡り、イスラエル→ヨルダンと輸送するルートにしたようです。しかし船の故障と天候の悪化で、予定が大幅に遅れました。
ヨルダン・ラリーでは、木曜~土曜日にかけての3日間で開催される予定でしたが、Day1、6つのステージがキャンセル。木曜日はシェイクダウンとセレモニアル・スタートのみとなったようです。

大幅に短縮されたラリーを制したのはオジェ!連勝!!
どうやら、今回投入されたミシュランのNewタイヤは、出走順によるタイム差が大きくなるような傾向にあるようで...ますます先頭走者が不利になった模様。

Day2。
先頭スタートのミッコはタイムが全く上がらず。初日であるDay2を終えて、2分30秒遅れの5番手。
Day2リーダーはオジェ。31.6秒遅れて2番手にローブ。さらに1.5秒遅れてラトバラ、さらに2.2秒差でペター。この辺りは戦略的な順位。オジェが30秒のリードを後ろの3人から守れるかどうか。

Day3。
ss13、14。オジェは +6.6秒、+6.3秒 と、共に5番手タイム。ss15、16。ローブがヘアピンをオーバーシュートしたようで、ラトバラが2番手に浮上。オジェまで 5.3秒。
ss19。遂にラトバラがオジェを捕らえ、0.5秒差でリーダーへ。しかし、最終ss20(パワーステージ)でオジェがトップタイムを出してラトバラを再逆転。

優勝したオジェとラトバラの差は、僅かに 0.2秒。2007年ニュージーランドのとき、これを超える僅差のラリーはないだろうと思いましたが...。惜しかった!ラトバラ!
ほぼ、4位が確定しており、最終のパワーステージに掛けたミッコ。結果はオジェと同タイムとなる 5:21.7 でした。こちらも惜しい。

しかしまあ、オジェは速いな。これは遂にローブの時代が終わり、オジェの時代が来てしまったか。

2011-03-29

WRC Rd.03 ポルトガル

今季のWRCも3戦目、グラベルラリー2戦目です。
ここは標高も高くなく...スウェーデン、メキシコ、ポルトガルの3戦で、ようやくシトロエンとフォードの地力の差が見えてくるでしょうか。

Day1で飛び出したのはやっぱりシトロエン勢。まあ、ミッコが掃除役なので...と思いましたが、やっぱり速いなぁ、ローブ&オジェは...。
ただ、ソルド時代とは違って、オジェが上位でフィニッシュし、ローブから得点を奪う場合もあるので、その辺りがフォード勢にとって、付け入る隙になるのでしょうか。

けど、今年のラトバラもミッコに対して遠慮ない(去年はミッコがスランプだったしね)ので、マルコム・ウィルソンにとっては頭の痛いトコなのかな。ミッコが完全にラトバラを凌ぐパフォーマンスを見せられれば、No.1 待遇が決まるんでしょうけどね。今のトコ、決定的なまでの差は無いからなぁ。

Day1は、シトロエンが速いにもかかわらず、ラトバラ、ミッコ。フォード勢の1-2で終了。効果音にオリビエの不適な笑いが聞こえて来そうです。

Day2。
オープニングステージSS8で勢い良く呼び出した、オジェ&ローブ。早速、ミッコを捕らえて2-3番手に。続くSS9では、ミッコがパンク。後続車であるローブが、ミッコの砂煙に巻き込まれて大幅にタイムダウン(もちろん、ミッコのロスタイムの方が多いけどね)。オジェ、ラトバラがで逃げる展開に。ローブは32秒、ミッコは2分の遅れ。
オジェが連続ステージベストでリーダーとなった後、SS12でラトバラのドライブシャフトが破損。ローブに7.2秒差の3位まで脱落...。ローブはオジェに32秒差をつけられたまま。
Day2は、オジェがリーダー。37秒差でローブが2番手。ラトバラ以降は見るも無残なタイム差...。ミッコはリアサスを壊して5分32秒遅れの5番手まで後退。

Day3。
前戦、メキシコではDay3でチームオーダーが出たものの、ローブが従わなかったそうですね。その結果、追われたオジェがクラッシュしてフォードの2台が2-3フィニッシュを獲得しました。
優勝が至上命題のドライバーにとっては、(チームメイトと言えど)ライバルのクラッシュなど知ったこっちゃナイんでしょうけど、監督さんからすれば、たまったモンじゃないでしょうね。今回もオジェとローブの争いを回避すべくオーダーが出たようです。シトロエンはそのままの順位でフィニッシュ。
オジェ、ポルトガル2連勝!!

ローブが2位に入り、3位ラトバラ。4位にはマシュー・ウィルソンをかわしてミッコが入賞。フォードは順位を入れ替えませんでしたね。今季の方針という事なのでしょう。
ミッコのファンとしては...オジェに阻まれ思うように加点できない今年のローブの状況は、彼を倒すチャンスなんだけど。

にしても、戦略好きなオリビエに、オジェ&ローブは何時まで従い続けるんでしょうか...。序盤戦はイイにしても、いずれ破綻しそうな気がするけど。まあ、フォードはメーカーポイントでシトロエンを独走させない事ですな。ラクに戦わせたらイカン。

2011-03-08

WRC Rd.02 メキシコ

スウェーデンでポディウムを独占しホクホク顏のフォード勢が、おそらく一番懸念しているであろうイベント、メキシコ。去年は、フォードとシトロエンの差がハッキリと出てしまった恐ろしいイベントでした。
シトロエンとフォード(M-Sport)のリソースの差を考えると、今年もここで勝つのは難しいかもしれません。

Day1 (SS1~SS10)
乾いたルーズグラベルの掃除役はフォード勢。そんな事はスウェーデンをフィニッシュした瞬間に決まっている事なので、ただ頑張るのみ。SS5終了時点で、ローブ、オジェ、ペターのオーダー。4番手ミッコは、既に40秒後方。
午後に入って、ペターがトラブルでタイムロス。フォード勢の順位が繰り上がりますが、シトロエンワークスとの差は広がる一方。オジェとローブが2秒差の争いをする中、3番手のミッコは 1:22.2 遅れ。
フォードにとっては、今年もキツイ展開ですが、ダメージを最小限に抑える戦いと考えれば、3位は悪くないポジションですね。

Day2 (SS11~SS19)
さて、今回のラリーの注目は、資金難で2010シーズンの参戦を控えていた、E・ノビコフの復活であります。コドラは鬼の教官S・プレボー。ストバート・フォードからの参戦であります。超速いけど、超クラッシュするという典型的な発展途上のヤングドライバー。速さと安定性のバランスがどの辺りに落ち着くのか、非常に楽しみであります。

速さはラリー・メキシコにおいても健在であり、フィエスタを駆りワークス勢4台の後ろ、5番手に位置してその存在感をアピールしております(ました)...SS13までは。なんと、オイル漏れからのオーバーヒートコンボで、スーパーラリーならず。リタイアとなりました。無念。
今回は、シトロエンも電気系のトラブルが続発したりしてますし、Newカーへスイッチした余波が現れている感じですね。

ラリー・リーダーは、オジェ。2番手には、TC遅着で50秒のペナルティを喰らいながら、軽々と(?)挽回し、さらにはDay3の出走順を考えてペース調整までしたローブ。フォード勢は、大きく遅れて、ミッコ、ラトバラ。

Day3 (SS20~SS22)
いやーシトロエンの一騎打ちかぁ...なんて思っていたら、オジェがストップ。コースオフして、F・ホイールを失ったとか。ローブがメキシコを連勝してしまうのは悔しいが、ミッコも2位へ浮上。

面白いのがミッコのタイム。Day3は、SSが3つ。ラストはパワーステージ。前を行くローブには、とても追いつけるタイム差ではない。後ろのラトバラとも1分以上の差。この状況で、SS20は、ローブから18秒遅れのステージタイム。SS21では、ステージWinのラトバラから12.6秒遅れのタイム...あれ?タイヤ温存?
最終SS22、パワーステージ。見事ミッコがステージWIN!プラス3ポイントを獲得しました。

いや、始まる前はどんなに酷い状況になるのかと、心配したラリー・メキシコでしたが、終わってみれば、ミッコ、2位フィニッシュ&パワーステージWinnerと、ダメージ・リミテーションとしては申し分ない結果となりました。カンラカンラ。

まあ、ローブのDay2を見ると、今後のグラベル戦が怖いんだけどね。

2011-02-20

応援しています!2011 Version

WRCも開幕を迎え、また、国際情勢、諸々で開幕戦バーレーンの雲行きが怪しいですが、F1のシートも確定してきました。
昨年のリストを更新。

 2010  2011
ニック・ハイドフェルド(メルセデス) ニック・ハイドフェルド(ルノー)
クリスチャン・クライエン コバヤシ・カムイ(ザウバー)
コバヤシ・カムイ(ザウバー)
ニックは去年、メルセデスでリザーブドライバーを務めた後、ピレリのテストドライバーを経て、古巣ザウバーからグランプリ復帰しました。今年は、クビカのアクシデントのためルノーに呼ばれ R31をドライブする事に。
2004年のジョーダン移籍、2005年のウィリアムズ移籍よりも小さなチャンスでしたが、モノにした感じ。なんとかコンスタントにポイントを稼いで来年に繋げて欲しいですね。

コバヤシも今年はもうルーキーではないので、評価される年になるかと。ミスをすれば批判されるし、ルーキーを上回るパフォーマンスを見せて "当たり前" とされるので常に速さを見せる必要アリ。その他、周囲からチームの牽引を期待されているのは明らかなので、なんとか応えて欲しいものです。

今年、空いているシートはHRTの1枠を残すのみなのですが...クリスは、スポンサーを持ち込めない点で厳しいかもねぇ。再びクリスとトニオでシートを争うんでしょうか。何にしてもHRTでレギュラーシートを確保できるとは思えないので、一旦外します。

 2010  2011
ミッコ・ヒルボネン(フォーカス) ミッコ・ヒルボネン(フィエスタ)
トニ・ガルデマイスター トニ・ガルデマイスター(??:IRC)
クリス・ミーク(207:IRC) クリス・ミーク(MINI)
アンドレアス・ミケルセン(フィエスタ:IRC)
開幕戦を制したミッコ!当然今年も応援してゆきます。高地メキシコでもフィエスタが速いとイイですね。
トニはここ数年、モンテカルロには出てますがWRC/IRCにシートが無い状態。遂に自チーム "TGS Worldwide Oü" を立ち上げ、IRC参戦の模様。クルマは...ファビアでしょうか。(だとイイな)

クリスは、BMW/プロドライブと共にWRCに帰ってきました。インプレッサでスポット参戦した時よりはマトモな体制でしょうし、来年以降も長く参戦してくれる事を期待します。

ミケルセン、昨年参戦したイベントでは素晴らしい活躍をしていますが、一旦保留。

2011-02-14

WRC Rd.01 スウェーデン

1月のモンテカルロに逃げられてしまい、2月のスウェーデンが開幕戦として定着しつある WRC 2011 の開幕であります。

今年から、S2000をベースとした1600+Turboエンジンのラリーカー。シトロエンはDS3、フォードはフィエスタ。去年までエンジンでもギアの段数でも不利だった(?)フォードは新型の投入を機に巻き返したいトコロ。

さて今回のラリーは、新雪が積もってかなり出走順による影響が出たようですね。
Day1の先頭スタートは、チャンプのローブから。SS2では、いきなり42秒遅れの7番手タイム。オジェは36秒。ラトバラは15秒遅れに収めており、健闘。
上位は、ストバートのマッツ・オストベルグ!そしてミッコ・ヒルボネン。ラトバラ、ペターといった面々。

Day2に入って、オジェは上がってきましたがローブは浮上せず。ミッコ、オストベルグ、ペター、ラトバラ、オジェ が15秒前後の圏内。そして...

優勝はミッコ!
昨年、このスウェーデンで勝って以来、地味なシーズンを過ごしてしまいましたが、再びポディウムの中央に戻ってきました!Day3はステージベスト連発!2位を突き放して堂々の優勝であります。嬉しい!DS3とフィエスタの戦闘力の差が心配でしたが、とりあえず雪のラリーで勝ててヨカッタ!

今回ローブは、雪かき役で出遅れた後、順位を挽回してきませんでしたね。パンクなどもありましたが、どうもペースが安定しない様子。グラベルラリーではどうなんでしょうか。オジェはDay1午前の遅れを取り戻してるので、DS3の戦闘力に問題は無さそうですが。ペターも速いしね。

さてさて、久々のフォード対決で、しかもミッコの優勝と、嬉しい限りなのですが。
今回は何と言っても、M・オストベルグ(と、P-G・アンダーソン)の活躍が光りましたね。オストベルグは Day1から終始、優勝争いの中心で走り続け、2位を獲得。大したもんであります。
P-Gは、SS2でスノウバンクにヒットして大きく出遅れてしまいましたが、SS1、SS3、SS5、SS10 とステージベストを獲ってます。(今回、寄付に頼って出場できたんでしたっけ?)もっと走りを見たいなぁ。

しかしまあ、クルマが代わった事で、活躍するドライバーのネームリストに若干の変化が?
グラベルラリーが待ち遠しいですねぇ。