2007-08-06

WRC Rd.09 フィンランド

圧倒的なまでのフォードの強さ!というよりフィンランド人の強さでしょうか。グロンホルムは、WRC史上初、フィンランド7勝目!
過去、WRCにフィンランド人ドライバーは多いですが、最多勝利であり、母国での最多優勝回数もグロンホルムとなりました。まさに、歴史上でフィンランド最強のWRCドライバーです。

2位には、ミッコ・ヒルボネン。マーカスから 24秒差。まだまだマーカスの壁は厚いですが、(特にミスした訳でもない)3位のローブに、40秒以上の差をつけての2位です。
その国でのラリーイベントの経験と、良いペースノートさえあればローブに勝てる事を証明しています。また、ドライバー・ポイントスタンディングスでは、マーカスを後押ししました。後半戦はターマックが多いだけに、ここでミッコが2位に入ったのは、グロンホルムとしても嬉しいでしょう。

3位ローブ。コメントからも、今回はフォード勢に負けた事を認めています。しかし次戦はドイツ(ターマック)であるともコメント。ドイツでは、ソルドに2位を許すかどうかがフォード勢のキーポイントですかね。モンテカルロではシトロエンの1-2フィニッシュを許してます。
ソルドは最近、自身なさげなコメントをしてますが、ターマックでは表彰台に絡んでくるハズ。

4位以下は、クリス・アトキンソン!(SUBARU)、ヘニング・ソルベルグ(Ford)、クサビエ・ポンス(SUBARU)。
アトキンソンは、スバル勢のTOP!ペターは「何が何だか判らないが全くグリップが無い!」という事で、チームはリタイアという判断をしたようです。(イギリスでのトゥルーリのよう)
スバルは、まだまだ先が長そうですね。

7位には、JRC をキャンセルしてミツビシからWRCにエントリーしたウルモ・アーヴァ。正直、こんなにヤル人とは思いませんでした。TV放送で走りを見るのが楽しみです。

次戦はドイツ。2週間後。