2011-06-25

2011 F1 Rd.08 ヨーロッパ 予選

「予選、決勝で、同じエンジンマッピングを使用しなければならない」 とのお達しが出され、勢力図の変化に注目が集まった予選。FP2、FP3 を見て判った通り、結果は、何にも変わりませんでした。レッドブルがバレンシアで1列目を独占。

2列目にルイス、アロンソ。3列目にマッサ、バトン。TOP3チームが、ほぼ予想通りのポジション。
ポイントスタンディングス2位のバトンが、予選6番手であり、ベッテルには好材料ですかね。今回も、ベッテルに挑戦する者同士でポイントを分け合ってしまう形になるのでしょうか。
レッドブルの弱点を探すとしたら、やっぱりKERSですかねぇ。決勝も暑くなりそうですし、DRSゾーンは2箇所あるしで、KERSが使えたり使えなかったりだと、苦しむでしょうか。

4列目には、ニコ、ミハエルのメルセデス勢。予選はルノーよりも速く、比較的ラクに4列目を確保できていますが、例によって決勝はツライんでしょうね。

5列目には、Q3をスタートしなかった、ルノーのニック、フォースインディアのスーティル。
ニックの場合、路面温度が下がると極端にパフォーマンスが落ちる傾向にありますが、明日の決勝では、その心配は無さそうです。しぶとく生き残ればメルセデスの前に行けるかもしれませんね。
スーティルは、対ディレスタとの予選対決で、今季8戦目にして、やっと2勝目です。ニック同様、タイヤを温存する作戦にでましたが、スペインではそれでもタイヤがキツかったようでしたし、どこまで順位をキープできるのか...。

ザウバー。
予選においては、ウィリアムズとガップリ四つ。14thグリッドはグリップ悪そうですけど、2コーナーまでは長いので、なんとかウィリアムズをかわして、ベースポジションを確保して欲しいものです。