2007-08-20

WRC Rd.10 ドイチェランド

レグ2以降、本領を発揮したローブの圧勝!
しかし、ラリーを盛り上げたのはデュバルでしたねぇ。

レグ2開始早々、コースオフなどにより順位を下げたデュバルでしたが、徐々に挽回。レグ2ではヒルボネンとの3位争いを制した後、レグ3開始から連続ステージベストで2位のマーカスを猛追。逃げるマーカスは、ペースを緩める事ができず、遂にコースオフ、サスペンションを壊してしまったようです。

結果、デュバルは実力で2位獲得。3位にはヒルボネン。マーカスは4位まで落ちてしまいました。
久々に活きの良いデュバルでしたか。来年のシートどころか今季のこの後の計画も確定していないのが残念ですねぇ。しかし今回、(得意なターマック、アクティブデフ付きだとしても)かなり印象的なパフォーマンスを見せた事で、来年のシートに望みが出てきたじゃないかと思います。クロノスのシートは空いてますしね。

さて、前回フィンランドでは、ミッコが2位に入ったことで、ローブを3位へと追いやった(4point広げた)マーカスでしたが、ドイツで4位になってしまったことで一気に 5point 縮められました。
これでローブとマーカスの差は 8point。ターマックでは最低でも2位入賞を続けるという皮算用が崩れた形ですね。
今回、ソルドがエンジントラブルで早々に消えた為に脅威が1つ減っていた訳ですが、今後、スペイン、コルシカ、アイルランドのターマック戦で、ローブ&ソルドに加え、もしかしたらデュバルも相手にしないといけないのかもしれません。

5位以下は4位から大きく離されてますので、おそらくトラブル組でしょう。この辺りはTV放送で確認。
5位にシュコダのコペッキー。6位はペター。スバル勢TOPですがトラブルあったんでしょうね。7位にガルデマイスター。ずっとミッコの後ろだったんですが...こんなトコロに。う~ん。

アトキンソンは初日に順位を下げた後、上位に劣らないタイムで追い上げてレグ2終了時点ではTOP10に顔を出してたんですが、クラッシュがあったようです、残念。
2週間後のニュージーランドでは、きっと速いと思います。