2010-06-15

F1 Rd.08 カナダ

終わってみれば、マクラーレンの2戦連続 1-2 フィニッシュ。
去年、ブラウンGPの優位が揺らいだのは、シルバーストン前後でしたが、今年はちょい早めに遷移するのでしょうか。優勝回数もバトン2勝、ルイス2勝。マクラーレンが8戦中、4勝です。
レッドブルは、トルコの結果と、信頼性の問題で落とした開幕2戦が痛いですかね。

いつものカナダのような荒れたサバイバルにはなりませんでしたが、オーバーテイクの多いカナダらしいレースになりましたねぇ。思い起こせば、SAF1 の琢磨が上手いタイヤチョイスで、アロンソをオーバーテイクしたのもカナダでした。

珍しくマルチピットインとなったレースでした。オープニング数ラップは、プライム側が有利で、オプションタイヤ勢が早々にピットインした時、今日もレッドブルの独走になるかと思いましたが...。
プライムに交換した後の、マクラーレンのペースとタイヤマネージにはちょっとビックリ。終盤にリアタイヤがズルズルになって、防戦一方になる展開を予想してましたが...ルイスなんか、バトンの追い上げに対してペースを上げて突き放す様を見せたり。追いかけるベッテルは問題を抱えていたようですが、それでもストレートで RB6 が F10, MP4-25 を抜く事はないでしょうね。

フェラーリも、ポディウム獲得。予選が良かったのと、オープニングラップが成功したこと、ウェバーのスタートポジションが下がったこと、ベッテルが問題を抱えて、ペースを抑えた事...いくつかの要因も絡みあってますが、結果は3位です。マッサは残念でしたね。存在感のあるレースを見せてくれましたが、結果に繋がらず。

ザウバー。
モナコ同様。マシンとコースとの相性に関係なく、クラッシュ&トラブルで2台リタイア。コバヤシのクラッシュはもったいなかったですね、ちょっとばかり普通のルーキードライバーっぽい内容でした。予選でデラロサに負けてるし、評価を下げたレースでした。金のないザウバーが仕方なくフェラーリドライバーを雇うかもしれず...結果ださないとね。