NCロードスター。純正の油圧計は非常によく動いてくれます。
朝、始動時にはプレッシャーが高く、暖気を続けると針がセンター辺りまで下がってきて、オイルが温まってきたのが判ります。
走り出して...アクセルを開けるとプレッシャーが上がり、戻すと下がり...信号待ちではかなり圧力が下がった所で安定します。
まあ、単位の付いた目盛りはありませんが、目安にはなります。
しかし!水温計はもう全然ですね。サーキット走ってもセンターからちょっと高めに振れるだけで全くアテになりません。(NCもリニア化できればイイのに...)
なもんで、水温計を入手してみました。まだ未装着なんでジャンク品かどうか判りませんが。
モノは、大森の 60φ 白文字盤・電子式です。去年倒産した老舗メーカーの大森。オークション市場では中古とは言え高めで推移してますね。
特に大森に拘った訳ではありませんが、このメータにした理由は...。
- 文字がイタリック体でない事
- 数値の刻印が 10℃毎に同一フォントサイズで刻まれている事
- 90℃~110℃辺りの目盛り間隔が広くて見やすい事
(3) はちょっと微妙だけど、油温計と共通で 150℃辺りまで刻まれている製品よりは見やすいかなぁ。
さてさて。大森のメータは、機械式と電子式がありますが、付いてくるセンサーのネジサイズが違います。機械式は M6、P=1.5 のネジですが、電子式は PT 1/8。
オークションとかウォッチしてると、圧倒的に機械式の出品が多いですが、アタッチメントの汎用性を考えて電子式にしました。機械式のグルドン管とか壊れても直せないしね、修理屋のアテもないし。
電子式メーター付属のサーミスタ。 ネジ下のサイズは機械式だと 30mm。 |
で、センサーアタッチメントですが。
ロードスターは、伝統的に特異なレイアウトで、ラジエター直前のパイプにセンサーを取り付けても正しい水温が計れません。なのでヒーターホースにセンサーを取り付けます。
ここで問題になるのがパイプの内径。ヒーターホースだと18mm。一般的に売られているラジエターホース用のは 26mmとか。全然サイズが違います。なのでバイク用のアタッチメント買って見ました。
SP武川の DIGITAL THERMO METER ADAPTER です。まさかこの歳で、再びSP武川のパーツを手にするとは思っても見ませんでした。スクーターに武川のパーツ組んでジェットのセッティングしてたのは、もう n 十年前のハナシです...。
ホース内径18mm用。 型番:07-04-18 | 大森のセンサーを突っ込んだ所。 ジャストフィット! |
あとはクルマへ取り付けるだけ~。