2018-01-02

QSTARZ LT-6000S GNSS

長らくサーキットの自前LAP計測には、LAP SHOT を使ってます。LP-01 から LP-03 に買い替えたりして。
良いモノですが、だんだん歳取ってくると、車両へのセンサーの設置が面倒になったり、サーキットによっては、磁気バーの数を再設定しなきゃいけなかったり...。

もうGPSでイイか、と思うようになりました。
GPSは、どうしても2点間の情報からその間(のスタートフィニッシュライン)を計算で求めるコトになるので、あまり使う気にならなかったんですが...LAP SHOT にしたって、1/1000 秒は計測できない訳だし、10Hz のGPSなら誤差はたいして変わらないんだよなぁ。

LAP SHOT と大きさ比較
Sodiカートに装着してみた
さらに!カートでの使用を考えたときに、メリットが多い!
  • バッテリー内蔵で10時間くらい駆動可能(カタログスペック)
  • GPS受信IC内蔵(外付けも可)でセンサーいらず、本体のみで運用可能
  • LAPカウント数の上限なし(メモリ量に依存)なので、500周しても大丈夫
つまりですね、K4GP 500km耐久 や 本庄カート6H耐久といったイベントで、電源付けっぱなしで最後まで運用が可能な訳です。もう、買うしかない!
GPS補足中...
コールドスタート後
◆注意する点とか
購入後。箱を開けて電源ON!メニューを操作して「サーキットモード」を選択すると...「コースデータが見つかりません」とか表示されてガッカリします。
USB経由で本体中身を覗くとちゃんとコースデータは格納されてるんですがねぇ...。
  • 本体がGPSを補足していない(赤GPSアイコン)と、コースを選べない
  • コースから 5km圏内でないとコースを認識しない
画面内の[GPS]アイコンが赤の時は、大人しく待つ必要があるようです。
[GPS]アイコンが緑になったとしても、サーキットから離れたオレの家では、メニューからコースを選択できません。
サーキットへ行って、コールドスタートしてGPS衛星を補足してから、メニューをイジリましょう!(なんで、こんな仕様なんだ)

使用感に多少クセがあるようですが、非常にお手軽で良いモノだと思います。