シーズン前、最後のテストが完了しました。
BrawnGP のスピードやマクラーレンの不調に驚いた3月でしたが、 最終的には BGP001 の相対的なアドバンテージは減少し、マクラーレンもペースを改善してきたようです。
Brawn | Day1-3 |
Renault | Day1-3 |
Williams | Day1-5 |
McLaren | Day1-5 |
いつものように、Day1~Day5 まで含めたドライバー別の順位表を作成してみました。
Unofficial times from Jerez: 3/15-19 | |||||
1. | Kazuki Nakajima | Williams | 01:17.494 | day5 | FW31 |
2. | Jenson Button | Brawn | 01:17.844 | day3 | BGP 001 |
3. | Heikki Kovalainen | McLaren | 01:17.946 | day5 | MP4-24 |
4. | Nico Rosberg | Williams | 01:18.071 | day3 | FW31 |
5. | Fernando Alonso | Renault | 01:18.343 | day2 | R29 |
6. | Nelson Piquet | Renault | 01:18.382 | day3 | R29 |
7. | Rubens Barrichello | Brawn | 01:18.398 | day2 | BGP 001 |
8. | Lewis Hamilton | McLaren | 01:19.121 | day3 | MP4-24 |
9. | Nico Hulkenberg | Williams | 01:20.015 | day1 | FW31 |
居残り作業を続けた、マクラーレン、ウィリアムズが結果を出しています。Day5 で両チーム共に 17秒台を記録。ただこれは、ヘイキ、中嶋のタイム。ルイス、ニコではどうなのかは不明。
マクラーレンの MP4-24 は、ヘイキのほうが乗れてるような気もしますが...ルイスはコースオフが多いのですが、これはテストだからなんでしょうかねぇ。まあ、開幕すれば判る事ですが、2007年後半のようなヘイキをまた見たいですねぇ。
ウィリアムズは、中嶋とニコとの差が 0.577秒。こちらは Day によるコンディションの違いとテストの進み具合の差でしょうか。ニコも今年結果を出さないと、TOPチームへの移籍のチャンスが無くなってしまいそうですね。
ルノーも冬のテストでペースを改善してきました。さらに開幕では KERS を使用するようです。Day2 では、アロンソがルーベンスを抑えて TOP タイム。BGP001 は KERS 無し(のハズ)なので、アロンソが搭載した状態でのタイムであるなら、結構期待できそうですね。
ストレートで KERS を使えるという事は、その分、ウィングを立てられるという事なのかな?重さの不利がどこまで出るんでしょうね。
◆モータースポーツ評議会(F1)とか
諸々の変更点が明らかになりましたね。
- 予選で脱落、決勝でリタイアしたドライバーはパドックへ戻って直ちにインタビューに応じること
また、2007年・富士でのベッテルや、2008年・モナコでのスーティルのようなドライバーにインタビューの義務を課すのは、酷でもありますね...。
- 2009年は最多優勝者がドライバーズチャンピオンになる
しかし、1ポイント=How much! でお金の計算が発生するところなので FIA としてはポイントそのものを変更するのには消極的だったのかも。
◆いよいよ開幕!
もう来週末。アルバートパークは、パーマネントなコースではないので、真の序列は判らないかもしれませんが、ルノーの KERS の使い方とか、マクラーレンのペースとか、BMW、フェラーリ、トヨタの位置関係とか、一気に判明!
フジ721 だと金曜のフリー走行から生中継しますね。