2009-05-24

WRC Rd.06 イタリア

遂にローブの連勝ストップ!しかし勝ったのはラトバラ!!
ミッコのファンとしては、複雑な気分ですねぇ。やっぱり Day1 での出走順争いがどうもなぁ...。

ローブは Day2 の ss11 でパンク。このステージを獲ったペターから 1:03秒遅れの8番手タイム。有利な出走順を手にして、ラリー全体をコントロール下に置いていたローブでしたが、ここで脱落。
ただし、車が壊れた訳では無いし、失ったのは1分のみ。ローブのペースを以ってすればフォードの2人意外のドライバーに対して 1分を取り戻すのは可能...。
結局3位まで順位を回復しました。

ローブの脱落で、ラリーの注目はフォードのTOP争いへ。この時点でフォードは 1-2体制ですから、ミッコを前に出すようなチームオーダーも出ません。マルコム・ウィルソンにとっては、ドライバー・ポイントよりも、メイクス・ポイントのほうが重要ですからね。
ミッコがローブに対して縮められるポイントが4ポイントになるのか、2ポイントなのか...。

Day2 最終となる ss12 では、ローブがTOPタイム。9秒差でミッコが2nd ベスト。9.3秒差でラトバラが続きました。相変わらずローブの速さは別世界ですね。ミッコも頑張ってます。
Day2 が終わって、リーダーはラトバラ、9.9秒差で2位にミッコ。
3位ペター、4位ノビコフ(おぉ、頑張ってる!)、5位ローブ。ペターとの差は約2分。

Day3 のステージ数は5つで距離は短め。
オープニングの ss13 でノビコフを捕らえて、ローブ4位へ。ステージTOPタイムは、先頭スタートのラトバラ。2番手タイムはミッコですが、18.6秒落ち。ラトバラとの差は 9.9→28.5秒まで開きました。
どうやら、風が無く、前走車のダストが残ってしまい視界に影響したようです。先頭スタートが圧倒的に不利とは限らない要素の1つですね。
続く ss14 もラトバラが獲り、ミッコとの差は 32.3秒に。勝負あった感じでしょうか。

今シーズン、完走できず非常に辛い立場に置かれていたラトバラですが、こういうラリーが出来るんですよねぇ。ミッコに追われていてプレッシャーがある中で、TOPタイムを2連続で出して勝てるのは素晴らしいと思います。

E・ノビコフ。
遂に5位完走!これは素晴らしい成績だと思います。彼より上位には、フォードワークスの2人に、ローブ、ペーターのワールドチャンプ2人だけなんだから。オジェやローテンバッハより、もっとノビコフを乗せようよ!

・・・
ローブがパンクに対応した際、車が止まる前にコドライバーのD・エレナがシートベルトを緩めた事に対して(?)2分加算のペナルティーが出たようですね。
ペター・ソルベルグが3位、ローブは4位となりました。ペターはワークスではないので、マニュファクチャラー・ポイントには変化なし。