2007-03-18

F1 Rd.01 オーストラリア

ライコネン優勝!
ほぼ実力通り、開幕前の予想通りの結果でしょうか。

フェラーリ。
マッサの予選結果&ギアボックス交換によって、キミvsマッサの対決が見られなかったのは残念です。これはマレーシアに持ち越し。
フェラーリがエンジン以外のメカニカルなトラブルを出すのは久しぶりですかねぇ。

マクラーレン。
まだ1戦終わっただけですが、信頼性があって速いようです。沈み行く船(ルノー)を見切って乗り換えたアロンソに先見の明があったのか、または移籍したアロンソ効果でこうなったのか。今年はフェラーリvsマクラーレンになりそうですね。
ハミルトンも良いチームでF1デビューできました。レース途中、新人っぽいミスもありましたが、スタート後1コーナーでのライン取りは、修羅場くぐって来た感じです。

ルノー。
何か問題でも?というか、TV解説にありましたが、ブリジストンタイヤとシャシーとのマッチングが、まだ不完全という事みたいです。つまりは、セットアップのスピード、能力に問題があるという事なのでしょうか。
やはりアロンソが抜けたのがチームの士気に響いてる?

BMWザウバー。
スタートでは、ハミルトンの前に出たんですがねぇ、クビカ。位置取りの妙でマクラーレンの2台に先行されちゃいました。ニックとはストラテジーを変えて来てたようで、面白い戦いになりそうだったんですが、レース中盤でスローダウンし、謎のリタイア。コメントの発表に注目。
ニックは、1stスティントにソフトをもって来る(他のチームとは違う)作戦でした。それが影響したのかどうか判りませんが、予選結果から見て、ハミルトンとの順位が入れ替わり4位。まあ、良い出だしでしょう。

このままマクラーレンを喰えるようになって欲しいですが、シーズン中の開発スピードとなると、マクラーレンのほうが優れている気がしなくも無く。信頼性の向上についても注目したいところ。

トヨタvsウィリアムズ・トヨタ
フリー走行では不調だったものの予選では、結果を出したトヨタですが、やっぱり決勝ではウィリアムズに負けてしまいました。今年、F1参戦 100戦目を迎えるトヨタですが、「湯水のようにお金をつかっても勝てない」という声が定着し始めています。原因は...監督でしょうかねぇ。

その他。
急に早くなったスーパーアグリをスパイカーが訴えるようです。FIAは黙認なのでスポーツ裁判所の扱いとなるようです。
アグリチームにとって幸いなのは、スパイカーと同じテールエンダーのトロロッソが訴えない事でしょうかね。彼らもまたRB3のクローンを使用している(と言われている)ので、やぶ蛇は突付かない様子。

ホンダのカーナンバー。
去年は、バリチェロが「11番」好きということで、奇数番号をルーベンス、バトンは偶数だったんですが、今年は入れ替わって、奇数をバトン「7」、偶数「8」をルーベンスなんですね。
カメラポッドの色で判別するのに、「赤=ルーベンス」だったのが「赤=バトン」。ちょっと脳内補正に時間かかりました。

ブルツ&クルサード。
ブルツは久々の実践だし、クルサードは元々接触の多いドライバー。接触の原因は、たぶんブルツがミラーを見てなかった事だと思いますが...あれが、はたしてミラーを見ていてイン側を空けたとしても、クルサードが止まれなくて結局は接触していたような気が...。

さて、一旦、今年の勢力図がハッキリしましたね。
次戦マレーシアは2戦目のエンジン&暑さでまさに信頼性がカギなのかな。