マッサが速かったなぁ。
ミハエルのチームメイトだった頃から、ここでは速かったですよねぇ。当時はミハエルに何らかのトラブルがあるんじゃ...なんて考えてましたけど、本当にここでは上手いんですね、マッサ。
ハミルトン。
3STOPで軽いせいもあるけど、マッサをターン12で抜いたあのオーバーテイクは感動しました。
ルイスが真後ろでスリップに居るときからマッサはクルマを十分に左サイドへ寄せてて、ルイスがアウト側から仕掛けるように工作してました。しかし、さらに(路面の汚れた)イン側へ入って行って、オーバーシュートすること無くキッチリとブレーキング。しかもマッサに対してブレーキを遅らせて。
見事でした。
実質、ここでマッサをパスできた事が、最終順位でライコネンを抜かせた要因と思います。
このときマッサも、ルイスが3STOPだと判ってたでしょうから、無茶はしませんでしたが。もしかしてライコネンとのポイント差を埋めるために、よりランキング下位のルイスを利用したのであれば、かなりクレバーなドライバーへ変貌した事になるカモ。
ルイスが2位、キミが3位というのは、マッサにとってオイシすぎです。
BMWザウバー。
明らかにTOP3とは呼べないパフォーマンスでした。課題はタイヤの使い方?クビカがルイスに対してドコで遅れているのか、セクタータイムを比較して見たいですねぇ。
ニックは、順当にスタートでトゥルーリを抜き、ピットストップでウェバー、アロンソを抜きました。ヘイキの脱落もあって、予選から 4つ順位を上げ、5位フィニッシュ。しかし、マシン&チームの勢力図から見れば一番悪い位置。今シーズンはキツイなぁ。アロンソにシートを取られちゃうぞ...とか。
クビカは安定してましたね。追われもせず、追いもせず。あと、もうちょいBMWが速くて、シーケンスの早いルイスの頭を抑えられるようであれば、彼の 3STOP プランを崩せたかも知れないんですがねぇ。
現状、これだけマクラーレンとBMWとの差があると、モナコ&カナダで優勝に絡むのは辛いか?マクラーレンがフェラーリよりも有利と思われるコースでは、BMWも優勝に絡める目論見だったんですがね、スペインまでは。
アロンソ&ウェバー。
目下、この2人はライバル関係ですね。アロンソはスタート後の1コーナーを上手く切り抜けた事で、ウェバーの前でフィニッシュできました。ウェバーも運&クルマの信頼性が向上してからは、面白いようにポイントを稼げるようになりました。荒れたレース展開になればまたポディウムに乗りそうな感じですね。
ティモ・グロック。
2004年、ジョーダンでニックのチームメイトを務めた時のイメージもあって、あまり評価してないドライバーでしたが、今日のレースを見て少し見直しました。今季の車は、トゥルーリ仕様なため、グロックが乗りにくいと思われますが、好みのクルマになれば結構活躍するのかも。まだ「若いなぁ」と思わせる動きもしますけど、上手さも見せて来ますね。
2008-05-12
F1 Rd.05 トルコ
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00:01
Label: F1