2008-06-09

F1 Rd.07 カナダ

BMWザウバー、今季の目標達成!クビカ、ニックで 1-2 フィニッシュ!!
初めて聴くポーランドの国歌と、久しぶりに聴くドイツ国歌が流れました。

クビカにはモナコ同様、いくつかのミラクル(キミ、ルイスの接触とか、マッサの2連続ピットインとか)が重なりましたが、何にしても、チームとして今季の目標だった初優勝を達成したうえ、おそらく次の目標だった 1-2 フィニッシュも達成しました。

レースですが。順位はかなりシャッフルされたものの、意外にもレースは荒れませんでしたね。
SC が入ったのは、僅かに1回のみ。しかし、その1回が(それを見越していた) 1stop 勢に絶好のタイミングだった事もあって、2stop の上位陣がこぞって順位を落としました。
ニコ(10位)や、ウェバー(12位)がポイント圏外。一方、クルサード(3位)、グロック(4位)、トゥルーリ(6位)、ルーベンス(7位)、ベッテル(8位)が入賞。

しかしまあ、1stop 勢の中で最上位だったニック。あと1回の stop を残したクビカと 1-2 で走ってた時は、ニックの優勝だと思ったんだけどなぁ。クビカは自力でピットストップ分のマージンを稼ぎ出しての優勝ですから、これは素直に祝福するしかないですね。来季のシートについての話もメディアの喰い付き良好です。
ドライバーランキングでは、ノーポイントに終わった、キミ、ルイスと、2ポイント差だったマッサを捕らえてクビカがリーダーに浮上しました。

フェラーリ。
ライコネンは、ピット出口で後ろからぶつけられた形。まあ、前戦モナコの報い...と思う人も多いんじゃないでしょうかね。
マッサ(5位)は、ピットアウトした次の周にピットインして再給油。これはチームの問題でしょうねぇ、モナコでマズイ戦い方をしたフェラーリですが、「またか」とイタリアのメディアに書かれそうですが...。

マクラーレン。
速さはあるものの、やっぱりルーキーなんですかねぇ、ルイス。昨年後半から、ルーキーらしいミスが多いかなぁ。ポイントリーダーになった途端にノーポイントレース。F1 ファンとしては、まだちょっとチャンピオンにはさせたくない感じ。
ヘイキ(9位)は、今回パフォーマンスが悪かったですね。1stop に切り替えなかったのは、スーパーソフトで長い距離を走れない事情から?燃料タンクの容量の制限から?それとも単に、軽いのにタイムが出なかった?...1stop 並のペースでしたが、2stop でした。むむむ。
マクラーレンは、カナダでノーポイント。コンストラクターでは、1ポイント差だったBMWザウバーに抜き返されました。

その他。
ピケはいよいよ危ういですかねぇ。去年の前半、コバライネンが苦しんでいた時は、マシンが壊れたりして運が無かった部分が多かったけど、ピケはスピンやコースオフがどうにも多いよね。ドライバー要素でポイントが取れてないイメージ。
中嶋も、もう少し落ち着いてくれれば...。予選が悪くても上位に行けるレースが何度もあったのに...モノにできてない...。