ディーラーで作業待ちをしている間に地上波で F1 を見ました。それと家に帰ってきてからスカパー版でも堪能。
地上波のアナウンサーは塩原さんでした。あれですね、スカパーで実況している時と地上波で実況する時とで、喋り方や表現を使い分けてるんですね。見事に地上波を見る F1 ファン層と、スカパーを見る F1 ファン層とで表現を変えて喋ってます。
F1 の中継が TBS から フジに移って全戦放送するようになった頃、古館さん、三宅さんに比べ塩原アナのファン受けはイマイチだった気がしますが、今日はプロアナウンサーのテクを垣間見た気がしました。スゲー。
さて、F1 ですが。チャンピオンシップの重圧ってのは、外野が思う以上に重いものなんでしょうね。去年のルイス(&マクラーレン)は、お馬さんで言うところの「かかり過ぎ」な状態で、ミスしてチャンプを逃しました。その教訓を受けてマクラーレンは、ルイスをコントロール(シンガポールの決勝終盤でニコを抜かないようルイスに指示していたなど)していたハズなんですが...。
スタート直後の1コーナーで、また新人らしいミスをしてしまいました。タイヤ&ブレーキが冷えている状態で突っ込みすぎ...。
ルイスは、キミに前に行かれてもチャンピオンシップの大勢に影響はないハズなので、1コーナーではリスクを負わないと思ってたんですが、全然攻めにいってましたね。それは F1 ファンとしてもハッピーなんですが、ブレーキロックさせてコーナーを直進ってフォーミュラ・ルーキーのようなミスは、選手権の重圧からだったかと思います。
でもあれは、ペナルティーになるのかなぁ。明らかに「ミス」だったと思うけど。
マッサもイケマセンでしたねぇ。10コーナーで明らかに自分がミスしてしまい、慌てたようです。平常心を失ってしまったのでしょうか。大きく縁石をカットしながら立ち上がり、ルイスにヒットして彼をスピンに。クレイジーですね。
接触ってのは互いにリスクのある物だから、チャンピオンシップの重要な局面で当たるようじゃなぁ...。ルイスだけがスピンしたのは単なる結果だからね。こっちのペナルティーは妥当でしょうか。
ブルデーとマッサの接触。
えーと、ブルデーに 25秒加算のペナルティーが出たとか。マジで?あれはアウト側から閉めたマッサの行為が原因だと思うけど...。マッサに25秒加算したら、ルイスとのポイント差が縮まらないからでしょうか...。ここ数年は、不可解なペナルティーが多い気がするなぁ。しかもチャンピオンシップに絡むドライバーの案件で。
ブルデーは、今回も不運(操作?)に見舞われ、ポイント圏外へリザルト修正されました。
ルノー vs BMWザウバー。
1周目の1コーナーで、赤い車と銀色の車が後退したため、レースは序盤から、ルノー(アロンソ)とBMWザウバー(クビカ)の一騎打ちに!この展開はエキサイティングでした。
しかしまあ、現状のルノーとBMWの実力差が、あらわになってしまいましたかねぇ。もうちょっとマッチレースになるかと期待したんですが、コース上のバトルにはならず、タクティカルなレースになりました。う~ん。これではアロンソがBMWに来ないか。
やっぱアロンソはスゲーよなぁ。今回は SC 要素とかも無く、ガチでの勝利!!
クビカ。キミの攻撃については、良く耐えましたねぇ。1コーナーはクロスラインがあるようで、実は圧倒的にイン側が有利という事でしょうか。なんとかポジションを守り抜き、タイヤのグレイニングが消えてからはキミを離せました。
クビカは、これでTOPルイスから 14 ポイント差です。まさに ウサギ と カメ ですかねぇ。去年のキミを見る限り、クビカにも可能性はあります。TOPが寝てる間に...。
ニックは予選で失敗したために 1stop 作戦を選択しましたが、今日は後方からでも 2stop を取るべきだったのかなぁ。ノーポイント。ただ、ニックを追いかけるヘイキもエンジントラブルでリタイアした為に、脅威は変化せず。キミには逃げられてしまいましたね。
2008-10-12
F1 Rd.16 日本
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23:52
Label: F1