YAMAHA と言えばエンジン、ツインカムヘッドであります。
長らくトヨタのエンジン製作や、カムヘッドの設計を担当しました。その関係からか、ヤマハが F1 用エンジンを始める際、トヨタにお伺いを立てたのは有名な話ですね。
会場には4輪も置いてありました。
セリカ1600GTV.ちょっと古すぎて判りません。リフトバック、ダブルエックス、ショートノーズ辺りならなんとか。 | 2T-G エンジン。 2T-G と 4T-G は有名ですね。 S型に置き換わる前の世代。 |
この頃のエンジンは給排気カムの挟み角が広角ですね。
トヨタ2000GT. これは前期型ですね。 | 2.0L の NA です。 DOHC 16 VALVE...じゃないです。 | マホガニーウッドにカルナバロウ・コーティングのメーターナセル。 |
ロングノーズ&ショートデッキのボディに大径タイヤを組み合わせたクーペ。40年前のクルマとは思えないほどのデザインですねぇ。量産車でこのボディ曲面を出せる技術が当時あったのか...。フロントミドに収まるDOHCエンジンは 150ps(グロス値)。
OX99-11。 最初の発表の時は黒でしたね。 | ヤマハの本気が見て取れる造型。 |
5 VALVE エンジン(4輪向け)が、OX66 から徐々に進化して、OX99 となった時に「ヤマハが4輪を造った」との News が入り、当時非常に興奮しました。
リアのアンダーパネルの処理を見ても判るように、「ディフューザー」という言葉が現在ほど一般に浸透してない時代、市販車にこの造型。純粋に空力性能を追求したヤマハの本気度が伺えます。
V型12気筒 - 60 VALVE。 このショックアブソーバーのリンゲージがな。もう...な。 | SPD.メーターは、MPH と km/h の切り替えが可能なのかな。 |
当時、バイクでは FZ に搭載されていた 5 VALVE エンジン。吸気バルブ1本辺りのバルブ面を小さくする代わりに数を増やしてポート面積を稼いだ訳ですね。
ホンダは NR で楕円ピストンを採用しましたが、スペースの効率化を図り、燃焼室に対するポートの面積を稼ぐという考え方は一緒ですね。シリンダーをイジったのがホンダ、バルブをイジったのがヤマハ。
もともと国内なんて見てないクルマですが、コイツがイギリスとかで生産されていればなぁ。
(動画12秒)