NC ロードスターの RHT、1年も乗ってると、ミシミシと音がするようになります。
ルーフとフロントウィンドウとの接合部にあるゴムが、新車時よりも潰れて来るため、ロックレバーによる圧着力が弱まり、ボディの揺れと共にミシミシと音がするようです。
トップロックレバー部にあるフック(&ストライカー)を調整することにより、ゴムのたわみを吸収できるようです。(要は、圧着力を強めてやると...)
作業に必要な工具を確認すると、プラスドライバーのほか、スナップリング・プライヤー(軸用 : 握ると開く)が必要なようです。持ってなかったので買いました。ダイソーで。
RHT がミシミシと音がするようになってきたのでフックを調整します。 | 一箇所、スナップリングがあるので軸用のプライヤーを用意。 |
スナップリングってのは小さいしパーツだし、手元が狂うとどこかへ飛んでいってしまう危険があるので、本来なら、爪先が付け替え可能(ちょっとグラグラする)になってるモノではなく、1本モノの工具を、軸用、穴用と揃えるのがイイと思います。
さて。調整の手順としては...。
- フック部をカバーしている樹脂パーツは、左右からビス止めされているので、コイツをプラスドライバーで外す
- フックにかかっているスプリングを外す(手で摘んで簡単に外せる)
- フックの左側にあるスナップリングを外して、シャフトを引き抜く
- フック部の調整ネジを1回転締め込み、テンションを調整する
- 逆の手順で組み立て(シャフトを通し、スナップリング組み付け、スプリングをかけて、樹脂パーツをネジ止め)
走り出して...ミシミシ言わなくなりました。圧着力が新車並に戻ったようですね。
ビスを外した図。次にフックを横に貫通しているシャフトを抜きます。 | 中央部パーツのネジを1回転締め込んでから、逆の手順で組み立て。 |