WRC イベントとしては2回目(?)らしいのですが、ほとんど初開催と言って良いイベント。36年ぶりの開催だとか。現役のドライバーは皆、初出走で同条件となるので、ペースノートの完成度が勝敗を左右すると思われます。
という事なんですが、Day1 で早くも波乱が。
ss4 で目下ポイントリーダーのローブがコースオフ。デイリタイアとなりました。クラッシュの程度について把握してないんですが...Day1、7つある ss のうち、ss4 でのリタイアですから、スーパーラリーで復帰したとしても、上位に食い込むのは辛そうです。Day1 リーダーのミッコから約20分遅れの33位で初日を終えました。Newsには「ロールオーバー」とは書いてなかったので、走れそうな気はしますが...。
Day1 が終了してリーダーはミッコ。初日は2番目の出走順。ローブのコースオフを見て、ペースを落としたようです。現在、ローブとミッコとのポイント差は、7ポイントなので、ポーランドでミッコ優勝、ローブがノーポイントであれば、逆転が可能です。
Day1、2位はラトバラ。ミッコとは 8.9秒差です。さらに28秒後方にソルドが居るので、フォードがオーダーを出すのは、まだまだ無さそうです。ソルドの追い上げ次第では、今回もラトバラに優勝のチャンスがあるかも。
4位にペター、5位にヘニング。
ソルベルグ兄弟は、もはや定番の位置。ワークスドライバーの次のポジションを 6.9秒差で争っています。
その後ろには、オジェ、M・ウィルソン、ローテンバッハ。シトロエンとフォードの 2nd チーム勢の争い。ノビコフは、ss4 でステージリーダーから48秒遅れのタイム。ss5 では +5:00.00 となっているのでリタイアですね。クレストを超えたところで、コースオフしたようです。前戦でオジェがポディウムに乗っているだけに、ここでは結果を出して欲しかったかも。オジェと違って、ノビコフはマニュファクチャラーノミネートですし...。
さてさて。慎重にポイントを持ち帰りたいけど、ローブに最大の攻撃をしかけたいミッコは、Day2 のペース配分について悩むでしょうか。展開が楽しみになってきました。