2年ぶり、ニュルブルクリンクへ戻ってきました。今回は晴れて「ドイツGP」を名乗っての開催です。
富士の F1 開催断念の発表に先立って、ホッケンハイムリンクも F1 開催の断念を発表しました。しかし、ニュルブルクリンクは「毎年開催するのは困難」との事で、来年はドイツGPが無いかもしれませんね。ドイツ国籍のドライバーは5人も居るのに...フェルダムト!
各チームアップデートをしているとは言え、ブラウンvsレッドブルで見ると、「エアロサーキットか?」「気温は低いか?」の 2要素で、あらかた判断がつくようになってしまいましたね。今週末の気温も持ち込まれたタイヤに対して低めであり、いまの所、レッドブルが優勢な傾向にあるようです。
PPはウェバー!苦労人ウェバーが遂に来ました。
2005年のウィリアムズBMW時代、マークはここで予選3位を獲得しています。その時、ポールポジションを獲ったのが、チームメイトのニック・ハイドフェルドでした。ニックも自身初ポールでした。
この2人の F1 での経歴は似てますよねぇ。初めて競争力のあるクルマに乗れたのが、この 2005年。その後はウィリアムズはやや弱体化し、ニックが次に競争力のあるクルマを手にしたのが 2007-2008年。ウェバーは、今年2009年。2人共2位は多数あれど、優勝は無し、PP は1回づつ。
明日は、ウェバーが一番優勝に近づいたレースになりますかね。スタートをミスらなければイイですが。イギリスの時のようにベッテルとの間にブラウンが 1~2台入るのが理想的な展開でしょうか。ただ、とてつもなく運の悪い人なので...。
予選 2-3番手は、ルーベンス、バトン。
明日の決勝。気温が低ければ、ルーベンスが。雨になってしまえばバトンが...といった感じでしょうか。最近、好スタートを決める事が多いベッテルを、抑えておけるか。
4番手ベッテル。
微妙な位置になってしまいましたね。コメントを聞いてみないと判りませんが...アタックに行ったタイミングに問題があったんでしょうか。ただ、ウェバーに対して新品のスーパーソフトを 1セット多く残してるのかな。
5-6番手、ルイス、ヘイキ。
マクラーレンが来ました。今回はルイスのクルマだけが新型ディフューザーという事でしたが、ヘイキも6番手に来ています。決勝にもちょっと期待できそうですかね。
BMWザウバー。
フェラーリ、マクラーレン、ルノーがそこそこの結果を出しているのに対し、こちらは浮上のキッカケが掴めませんね。トルコでは若干向上したかと思ったんですが...。KERS 推進派であり、KERS ありきの設計をしてしまったのが、結局、首を絞めることになってしまったんですかねぇ。FOTA メンバーは、来年 KERS を使わないようなので...このチームも、そろそろ来年に集中して行くんでしょうね。
ニック11位。クビカ16位。
その他。
7位にスーティルが。決勝がドライなら、徐々にポジションを落としてしまうと思われますが、雨なら期待できそうです。過去2回の雨がらみの Bigチャンスは クラッシュで潰してますので、今度こそ!ですね。
担当のレースエンジニアが変更になったグロックが19位と沈んでいます。ヤルノは14位。グリップレベルが低くてバンピーなら尚更ダメって言うと、シンガポールとかも絶望的なんでしょうかねぇ。