2010-01-21

IRC Rd.01 モナコ LEG2

ラリー・モンテカルロが開幕しています。

なんと言っても、フォードの新型、フィエスタS2000 に乗るミッコ・ヒルボネンが、どこまで上位に食い込むか...なのですが。目下、独走中。向かうところ敵なしですな。

ラリープラスのウェブサイト内にある古賀さんのブログによると、フィエスタは車検にイロイロと引っかかったそうで、まだまだ新車ホヤホヤなんだなぁという感じです。そんなクルマを任されるミッコとしても、クラッシュのリスクを避け、かつ、新車も労わりながら、フォードのマーケティングのためにも上位完走を...と難しいドライビングなハズ。

しかし始まってみれば、SS1 でコペッキーがパンク。SS4 ではサラザンがパンク。LEG1 を終えて、ミッコが独走でTOP。2番手に昨年のチャンプ、ミークで、41秒差。3番手以降は、ハンニネン、ブイヨー、オジェ。

LEG2。オープニングステージとなる SS5 では、2番手のミークがクラッシュ。うーん、まだクラッシュ癖が抜けてないのかなぁ。IRC チャンプを獲って成長したかと思ったんだけどなぁ...。このクラッシュで、2番手には、シュコダのハンニネンが浮上。ミッコのリードは、53.7秒と、広がる一方。

SS6、ミッコのTOPは相変わらずですが、オジェが急浮上で3番手に。差は1分以上ありますが、40秒近く詰めて来ました。要注意。ただ、タイム差の遷移を見ていると、モンテ特有のアイスターマックなんでしょうかね、差が大きく開いたり詰ったり。各ドライバー、リスク回避に苦労しているのかも。※ ミッコにもパンクがあったようです。
SS7 では、ブイヨーがオジェを抜き返して3位奪還しています。

アイテナリーによると、そろそろ現地は LEG2 のお昼休みで、ラリーの中間地点。ここまで、フィエスタ&ミッコのパフォーマンスは 圧倒的 な感じです。明日、フォード重鎮のホクホク顔は拝めるでしょうか。