ドライ→ウェット→ドライ→ウェット。なかなかスパらしいレースになりましたが、さすがにどのチームも上手く対処てきていたように感じました。
優勝はルイス。数年前、デビューしたばかりの頃は、ミスも多かったんですが今日はコースアウトを1回したのみ。落ち着いたレースでしたかね。スタートでウェバーがミスったために、オープニングラップでルイスがやらなくちゃイケナイ仕事が簡単にコンプリート。堂々としたレースでした。
バトンは残念でしたねぇ。モナコとスパの2戦で相当なポイントを失ってるよなぁ...。本人はミスしてないのに。
ウェバー2位。ここ数戦、ウェバーかベッテル、必ずどちらかスタートでミスしているような...。まあそれでも前のクルマが潰れて2位まで回復できたのは幸運でした。やっぱ今季後半戦のウェバーは幸運かもね。
ベッテル15位。数年前のルイスに良く似た状況になってきてますねぇ。ブレーキングをミスしてバトンに突っ込み、それでも運よくレース復帰できたのに、フォースインディアのF・ウィングを踏んで左リア・バースト... 「(チャンピオンシップの)勝ち方を知ってるドライバー」 になるには、もうチョイ勉強が必要なんでしょうかね。
ルノー、クビカ3位。持ち込んだアップデートが完璧だったみたいですね。序盤もマクラーレンに逃げ切りを許さない強力なペースでした。ピットストップでのオーバーシュート1つで3ポイント失ってしまったのは残念でした。けど、コンストラクター・ポイントスタンディングスで4位のメルセデスに対して、3ポイント縮めました。
ペトロフも相変わらずの強運で、確か7週目の時点でポジション12番手Up。その後も印象的なバトルを展開して9位入賞。コバヤシvsペトロフの新人頂上決戦はまだまだ続きそうです。
ザウバー。
デラロサが9基目のエンジン投入で10グリッド降格。今季のルールでは次戦モンツァでもグリッド降格だったよね(?)。最後尾からのレースで雨を味方にしたいものの、コースアウトなどもあり12位。
コバヤシは、1回目の雨でインターミディにするのかと思ったら、ハードコンパウンドを選択。早々にタイヤ義務をクリア。レース中盤で8番手走行と期待が持てましたが...結局は2回目の雨で他のクルマ同様、インターミディへスイッチするためピットへ。JumpUp とは行きませんでしたが、Q1落ちの予選順位から手堅く8位入賞。最終シケインの飛び込みでメルセデスにアタックしたアレ。キマっていれば格好良かったんだがなぁ。
スパは、バスストップシケインを無くした事でかなり面白くなったよねぇ。
Pos | Driver | Nationality | Team | Points |
1 | Lewis Hamilton | British | McLaren-Mercedes | 182 |
2 | Mark Webber | Australian | RBR-Renault | 179 |
3 | Sebastian Vettel | German | RBR-Renault | 151 |
4 | Jenson Button | British | McLaren-Mercedes | 147 |
5 | Fernando Alonso | Spanish | Ferrari | 141 |
2007年のミラクルを考えれば、残り6戦で優勝2回分のポイント差くらいは逆転可能だけど...ワールドチャンプ経験者のルイスとベテランウェバーの双璧を崩すのは難しいかも。
#追記
10位入賞のハイミーにペナルティが出ちゃいましたね。42周目の最終シケインカットでアドバンテージを得たという見解のようです。20秒加算ペナルティでハイミーは 11位→13位へ。フォースインディアのトニオ・リウッティが10位入賞、11位デラロサ、12位ブエミ。