今季のWRCも最終戦です。
もはやシトロエンしか勝てないような空気の中、応援するのはペター・ソルベルグであります。現実的に考えて、この難しいGBでローブを倒せるのはペターしかいないでしょう。
Day1(SS1~SS7)。
SS1でローブが飛び出すも、SS2ではラトバラがTOPに。SS3では再びローブ。SS4ではラトバラ。ペターは2番手に位置。オジェも4番手に控えていて、いきなりこの4人が抜け出た格好。
この中にミッコやソルドが入ってないなんてねぇ...。ソルドは自由契約になってしまいましたし、もっともっとメイクスが増えてくれないと、ファンが「この人の走りをもっと見たい!」 と思っても、叶わないことに...。
午後に入っても SS5、6 とラトバラがリードしてたんですが、SS7 で痛恨のパンク。TOP争いから離脱してしまいました。フォードの頼みの綱だったのだが...。
Day1は、ローブがリーダーで終了。2番手には1.8秒差でペター。3番手は、さらに1.8秒差でオジェ。
Day2(SS8~SS16)。
この日のオープニングSS8で、オジェが大クラッシュ、リタイア。ミスの少ないオジェですが、最終戦って事で若干ハードに攻めたんでしょうか。これで役者は、ローブとペターの2人に。SS8 から SS16まで、小さいミスが有りながらも 5秒以内の激しいバトル。2003年シーズンの記憶が甦ります。でも終始ローブのほうが上位なのは、ワークスとプライベーターの差でしょうか。いいバトルだよねぇ、これはライブで観たかったなぁ。
Day3(SS17~SS20)。
最終日のステージは4本。4.8秒差でローブをペターが追いかけます。ペター、優勝したいけどリスクはねぇ...プライベーターだし。でも優勝したいよね。けどステージ 4本でローブ相手に4.8秒かぁ...。
結局、SS17、18 でローブがペターを突き放して決着。
最終順位は、ローブ、ペター、ラトバラ、ミッコ。
フォードは、ラトバラが選手権2位を賭けてペターと争っているので、ミッコよりラトバラにポジションの優先権があるようですね。ミッコのチャンピオンシップは 6番手ですから。
さて、ミッコのファン、フォードのファンにとっては辛い1年でした、今年のWRC(IRCもシュコダに選手権を持って行かれたしね)。気持ちを切り替えて来年に期待です。来期は、DS3 vs フィエスタの戦い。新しい展開が待っていると嬉しいなぁ。6戦に参戦するBMWにも注目ですね。