2011-02-14

WRC Rd.01 スウェーデン

1月のモンテカルロに逃げられてしまい、2月のスウェーデンが開幕戦として定着しつある WRC 2011 の開幕であります。

今年から、S2000をベースとした1600+Turboエンジンのラリーカー。シトロエンはDS3、フォードはフィエスタ。去年までエンジンでもギアの段数でも不利だった(?)フォードは新型の投入を機に巻き返したいトコロ。

さて今回のラリーは、新雪が積もってかなり出走順による影響が出たようですね。
Day1の先頭スタートは、チャンプのローブから。SS2では、いきなり42秒遅れの7番手タイム。オジェは36秒。ラトバラは15秒遅れに収めており、健闘。
上位は、ストバートのマッツ・オストベルグ!そしてミッコ・ヒルボネン。ラトバラ、ペターといった面々。

Day2に入って、オジェは上がってきましたがローブは浮上せず。ミッコ、オストベルグ、ペター、ラトバラ、オジェ が15秒前後の圏内。そして...

優勝はミッコ!
昨年、このスウェーデンで勝って以来、地味なシーズンを過ごしてしまいましたが、再びポディウムの中央に戻ってきました!Day3はステージベスト連発!2位を突き放して堂々の優勝であります。嬉しい!DS3とフィエスタの戦闘力の差が心配でしたが、とりあえず雪のラリーで勝ててヨカッタ!

今回ローブは、雪かき役で出遅れた後、順位を挽回してきませんでしたね。パンクなどもありましたが、どうもペースが安定しない様子。グラベルラリーではどうなんでしょうか。オジェはDay1午前の遅れを取り戻してるので、DS3の戦闘力に問題は無さそうですが。ペターも速いしね。

さてさて、久々のフォード対決で、しかもミッコの優勝と、嬉しい限りなのですが。
今回は何と言っても、M・オストベルグ(と、P-G・アンダーソン)の活躍が光りましたね。オストベルグは Day1から終始、優勝争いの中心で走り続け、2位を獲得。大したもんであります。
P-Gは、SS2でスノウバンクにヒットして大きく出遅れてしまいましたが、SS1、SS3、SS5、SS10 とステージベストを獲ってます。(今回、寄付に頼って出場できたんでしたっけ?)もっと走りを見たいなぁ。

しかしまあ、クルマが代わった事で、活躍するドライバーのネームリストに若干の変化が?
グラベルラリーが待ち遠しいですねぇ。