ゴリラのマウントにDesireHDのケースを接着 |
以前からPioneerのエアーナビを狙っていたのですが...消費電流多すぎだったり、液晶の色味が青過ぎだったり...モデルチェンジを重ねてT99になってからは、かなり魅力的なモデルになりましたが...。そもそも「ナビなんて地図と目的地の方向が判れば十分」な層にとっては、スマートフォンも選択肢に入って来る時代となりました。Windows Mobile 時代よりも大画面だしタッチ操作できるし。
なもんで、ゴリラの雲台に DesireHDのポリカーボネイト製ケースを接着し、実験的にナビとして活用してみました。目的地は、袖ヶ浦フォレストレースウェイ。帰路は、アクアラインが大渋滞だったので、目的地を金谷に変更して、東京湾フェリーで神奈川へ。
さてさて。スマートフォンをナビとして代用した場合ですが...地図アプリ次第かなぁと言うのが結論でしょうか。やっぱりナビ専用デバイスでないため、色々と不都合があります。
- 液晶画面がグレア(光沢)なので反射が多く地図が見づらい
- 走行中のクルマは常に振動しているため静電容量タッチセンサは敏感すぎ
- 拡大(縮小)したいダケなのに、ピンチ操作が振動でブレで回転となる事もしばしば
- ナビ用の地図ではないため地名の文字が小さく見づらい
ダッシュボード上からは移動したい |
中でも、地図を常にノースアップで見たい自分としては、ピンチ操作のたびに、微妙に回転してしまう為、ノースアップアイコンをタップし直す作業が発生したりとか、苦痛でした。まあ、これはアプリ側で解決可能な問題ですが...グレアコーティングについては、妥協するしかないのかなぁ...。
お金持ちなら、ケチらず素直にその時代のナビを買え。という事でしょうか。お金持ちでない人は、ナビ用として用意された地図アプリに流れる事で、課題のいくらかはクリアになりますが...着地点を何処へ持ってゆくかは悩ましいトコですね。
使い難いけど、「基本的には」地図が表示されているダケで十分なので、このままでも及第点ですが。
早くアイウェアにオーバレイ表示するタイプのナビが出てこいよ。