2008-12-29

ドアスイッチパネル(ピアノブラック)

本来ワシの大好きな軽量化路線からは、すっかりかけ離れてしまった我が NC ロドスタですが、どうもクルマの持つイメージを増幅させようとすると余計な嗜好パーツが...。
まあ、幌車:プリミティブ路線、RHT:プレミアム路線...と、今後の MC で2極化を進めて行って欲しいとの願いも込めて。

今日は、ドアスイッチパネル(ピアノブラック)を取り付けました。NCEC ロードスターのインテリアにおいて、アクセントとなっている ピアノブラック の部分を増やすアイテムでございます。
  • 型番:N127-V1-200
実はこのパーツ、今年10月の 12ヶ月点検の際に、発注していた4点のパーツのうち、最後まで未装着だったもの。(ワシ的には)ちょいと面倒な作業を要するパーツだったので、購入から今まで2ヶ月以上放置してました。

コイツは、既存のパーツに覆い被せるものではなく、交換パーツとなるため、ドアの内張りを剥がして、パネルを分解...という手順が必要な訳です。
まあ一旦、手順を覚えてしまえば、ものの数分(数秒)で出来てしまう作業ですが、これまで NC のドアトリムを剥がしたコト無かったので、面倒だなぁ...と。
さてさて、作業手順ですが。
  1. ビスを外してファスナーで留まったドアトリムを剥がす
  2. 剥がしたトリムのアームレスト部を分解
  3. スイッチパネルの交換
  4. 逆の手順で組み付け
...となります。

ビス1。ドアインナーハンドルのメクラ蓋の裏側。ビス2。ドアアーム上部のキャップを水平に引き抜くと出現。ビス3。
ドアトリム・マルチポケットの中。

ドアトリムを剥がすには、まず3つのビスを外しますが、ウチ2つはキャップで隠れてます。キャップを外す際に気になるツメですが、ラクに外れる部類なので、位置とパーツを抜く方向さえ判ってしまえば、至極簡単。
外した3本のビスは、大きさ形が異なるので、それぞれが何処のビスなのか覚えておく必要ありますが、上側から順に、小・中・大 のサイズと覚えておけば良いかと。

んで、ドアトリムを剥がす前に、もう1ヶ所、インナーハンドル部の勘合を外しておきます。車両の前方向から、内張り剥がしやマイナスドライバを差し込んで作業。

上から、インナーハンドル部、アーム部、マルチポケット部のビス。ビス3本を外した後は、インナーハンドル部のツメを外しておく。

さてドアトリムを剥がします。使われているファスナーの数は8個。外し易いトリム下側の中央部分辺りから、隙間を作って指を入れ、手前に引いて外して行きます。
5~6個のファスナーを外した所で、手を掛ける位置をトリムの両サイド(車両前方と後方)に変え、最後のファスナーを外します。
まあ、ファスナーは割れるものなので、スペアを用意しておくのが無難かと思います。多少割れても全然気にせず「まだ使えるぜ!」とかいうタイプの人は再利用の方向で。

車両側に残ったファスナーは、抜いてトリムにセットしておきます。ドアトリム裏側。アームレスト分解の為には赤丸のビスを外します。アームレストを分解した図。

ファスナーを外しても、ドアミラースイッチと、ツイーターに配線が来てるので、コネクタを外さないとトリムがフリーになりません。これまた、ツメを押し下げておき、引き抜くという(よくある)面倒なタイプのコネクタですが、固くないのが救いです。

あぁー面倒。これでやっと本来の目的であるドア・スイッチパネルの交換ができます。そしてさらに、反対側の作業もあんのー?...って感じですが、ここまでの手順を思い返してみると、判ってしまえば簡単なコトばかり。気を取り直して作業続行です。

ドア・スイッチパネル。運転席側は、ドアミラー角度調整のためのスイッチがあるので、こいつを移植。ナビ側は何もないので、単にパネルの交換のみ。

ドアトリムを組み付ける際は、上側を先にドアに引っ掛けるように組んでから、ファスナーのある(と思われる)個所を上から順にバンバンと叩いて勘合させます。ツイーターのコネクタを接続しておくのを忘れずに。

before.after.

ドア単体だと、ピアノブラックのパーツが浮いた感じでもありますが、閉めるとインテリアの一体感が増すかと。