2007-05-20

WRC Rd.07 サルディニア

全く テッパン じゃなかったですね。3連単で買ってたら大損してましたよ。
レグ3 のオープニングステージ SS13 でローブがまさかのスピン。クルマはスタックして大幅にタイムを失ったようです。

結果、グロンホルムが今季2勝目。2位、ヒルボネン。
グロンホルム、レグ1 では、スペアタイヤの脱落&パンクチャー、サスペンショントラブルと散々だったようですね。今季のルールでは、3輪になってしまうとリエゾンを走れないので、そうならないよう SS をセーブして走ったようです。で、ローブに大差をつけられてしまったと。何事もなければ、グラベルラリーでもローブに食い下がって行けると思いたいです。
ミッコは、今回も孤独な旅でした。2強には敵わずとも、その他のドライバーよりは安定して速いと。去年の後半以降、3位というポジションを確立しましたが、さらに上に挑むには、まだ何かが必要なようです。

3位争いは、ソルドがヘニングを押さえてポディウム獲得。ソルドはレグ2から急に速くなり JumpUp でした。アルゼンチンでのコドラとの言い合いは、その後のコンビネーションに影響無かったようですね。

5位は、今回もセッティングの不調を訴えていたペター。
6位にガルデマイスター。2年型落ちのランサーで頑張りました。
7位、今季不調のクロノスからM・ストール。M・バンダレン曰く、「シトロエンはもっといクサラの開発に協力すべきだ」と。たしかに、あれだけ速かったクサラが、ストバートのフォーカスに負けっぱなしですからね。
8位、J・ハンニネンが最後のポイントを獲得。

・・・
結果、ローブはノーポイントに終わりました。ローブがスピンしてノーポイントに終わるのは、ラリー・ノルウェーに続いて2回目。あの時は レグ2 でしたが、今回は30秒以上リードしてのレグ3 だっただけに、「どうしたんだ?」という感じ。

これでマーカスが、55ポイントでスタンディングのTOPに。ローブ48ポイントのままで、その差 7ポイントとなりました。ただ、この後ターマックラリーが 4戦もあるので、マーカスにとっては、全く安心できないポイント差でしょうね。

次戦はギリシャ。サルディニアと同じくルーズグラベル。マーカスがリーダーになってしまったので、ローブが若干有利かも。