ライコネン優勝。巷のウワサ通り、ハミルトンとライコネンが1勝づつ。
今回のライコネンは磐石でしたかね。戦略の通りに進めて、マッサの前に出て、引き離し優勝。安定感がありました。
マッサは、パワーON でのスピンかな。前回、オーストラリアのオープニングラップでも同様にスピンしてましたが...。ノーポイント。
BMW。
スタート後、1コーナーのトゥルーリ(3位グリッド)のラインが全てでしたねぇ...。スタートが悪かったトゥルーリに対し、ニックがアウト側から、クビカがイン側から。
しかし、トゥルーリが1コーナーでタイヤを滑らせアウト側へ、ニックは外へ避けざるを得ませんでした。車速が落ちたうえに、2コーナーのラインも鋭角になって立ち上がりスピードが稼げず...。マクラーレンにゴボウ抜きにされました。残念。
その後のコーナーで、ハミルトンがトゥルーリに仕掛けた際も、後ろに居たニックが割を食ってしまい、クルサード、アロンソに抜かれてしまいました...。オープニングラップの順位変動がレースを厳しくしましたねぇ。
その後は、コース上でアロンソ、クルサードを抜き、PitStop でウェバーを抜き返し、6位入賞。FastestLap 1:35.366 も記録しました。しかし、トゥルーリには前に行かれたまま。非常に悔しいというか、実力でトヨタに負けてしまった、BMWにとっては忘れてはならないレースになりました。
クビカは、トゥルーリを抜いた後、フェラーリ2台の後ろで単独走行が続きましたね。今現在の F1.08 &クビカ パッケージでの実力が見えた気がします。BMWが優勝するには、予選の速さと決勝のペースどちらも若干足りない気がしますが、不可能な目標では無いのかと。
トヨタ。
トゥルーリ速い!ただ、オープニングラップは悪かったですねぇ。スタートシステムにもうちょっと課題があるのかな。3位キープで1-2コーナーを周れていれば、BMWにマクラーレンの相手をさせて逃げを打てたと思うんですが。
それでも、ズルズルと順位を落す訳でもなく、4位フィニッシュとなったのには、正直驚いてます。ハミルトンのピットでのタイムロスや、ニックが一時大きく順位を落すなど、(終盤まで追う者が不在だった)展開に助けられた部分もありますが、トヨタのレースペースが向上してるようでもあります。
レッドブル。
珍しく、オープニングラップでの諸々がウェバーに幸運をもたらしました。フェラーリ2台、BMWクビカに続く4位まで浮上。マシンも壊れず最後まで走りきり、こちらも RB4&ウェバー パッケージの実力が判明。BMWやトヨタに対しては、まだちょっとペースが足りないようですね。7位フィニッシュ。
ただ、スタート位置(6位グリッド)から考えれば、マクラーレンの2台以外には抜かれてません。
さて、開幕2連戦が終了して、実力が見えてきました。
やっぱりフェラーリとマクラーレンが速いのと、トヨタ(トゥルーリ)が意外に安定している事。ウィリアムズのクルマは路面を選ぶようだという事。
とりあえず、速さはキープしているものの、セットアップが難しいと言われる(言ってる)BMWが、フリー走行が雨、予選決勝がドライ...のような状況でどこまでやれるのか。
バーレーンが待ち遠しいです。
2008-03-23
F1 Rd.02 マレーシア
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23:34
Label: F1