「NC ロードスターの写真撮ってみた」その3...でございます。
エンジンの搭載位置について。
知る人ぞ知る、マツダは「フロントミッドシップ」をスポーツカーのポリシーとしています。それを基準にして、前後重量配分を 50:50 に近づけて行く訳ですね。RRのポルシェとは逆。
MR2 を...SW20初期型NA、3型NA、2型Turbo...と乗り継いだ身としては、ターンインでの軽いノーズ、立ち上がりでの強力なトラクションに魅了されているダケに、マツダから本格ミドシップが出なさそうなのは少々残念な気も。
でも、リアのサス+タイヤのキャパシティが不足しているミドシップよりも、前後 50:50 の FR のほうがラクにタイムが出るって事は、HEROしのいで良く判りました。
※ヘタレが乗るミドシップより、ヘタレが乗る FR のが速いんですから。
(リア)ミドシップは、リアのウェイトを受け止められるだけの大きなタイヤが必要で、その大きさのタイヤを回せる十分なトルクを持ったエンジンも必要...なのかな。あと、ドライバーの腕も必要ですか。
マツダ MZR系 LF-VE エンジン。 めり込んでます。 | 補助線を引いてみました。 フロントミッドになってます。 |
下はMR2のエンジンルーム。ミドシップとは言え、横置きエンジンがほとんど軸上にあります。室内はシートの背面側にボストンバッグが積める程に広々。さすがトヨタ。
MR2。2型Turbo車。 エンジンは車両後方へ向け スラントして搭載されてます。 | MR2。3型NA車。 ミドシップですが、ほぼ車軸上に横置き されています。 |
ちなみに、車検証の軸重量は以下のようになっています。
フロント | リア | 前後重量配分 | |
Roadter (NCEC) - RS RHT | 580kg | 560kg | 51 : 49 |
MR2 (SW20) - G-Limited | 525kg | 695kg | 43 : 57 |