ダブルデッカーではないディフューザーの中では、リアウィングと一体化させた独自デザインのレッドブル。ベッテルが中国の予選で PP 獲得しました。ウェバーも 3位に続いています。
レギュラードライバーが2人共に予選に強いタイプってのは、チームにとっても心強いですよね。
但し、レッドブルとしては、クルマのどこにトラブルの種を抱えているか判っているようで、距離数をセーブしています。決勝を完走できるのか、ちょっと心配。
予選2位には、アロンソが着けました。ルノーは新タイプのダブル・ディフューザーを持ち込んでいますが、アロンソとピケの双方に装着されているのかは、ちょっと不明。まあ、付いてるんでしょうけど(新型はアロンソだけのようです)...ピケは予選17位、Q1敗退です。
金曜の FP1、2 にはパーツが間に合わなかったようで、今日の FP3 で6周こなしたダケですが、予選2位獲得。
BMWザウバー。
珍しく、クビカが Q1 敗退、18位。今回はクビカが金曜日に KERS をテストしていました。プログラムが多すぎて、セットアップに影響が出てしまったんでしょうか...結局 KERS なしで、最後方からのスタート。
ニックは KERS ありで、Q1 は突破しましたが、Q3 には進めず。3戦連続で予選11番手です。今回は上位でペナルティを喰らうクルマが無いので、そのまま11番グリッドからのスタート。燃料を多く積むだろうから、スタート後の1-2 コーナーでは大きく順位を落としそうです。BMW、キツイすねぇ。
トヨタ。
んん~信頼性に不安ある?グロックの運の巡りがどうも良くないですねぇ。フレキシブル・ウイングでピットスタートだったり、ポディウム乗ったらハーフポイントだったり、今回もギアボックス交換で5グリッド降格。しかも予選は、14位に沈んでいます。決勝は、フィジケラの前からですね。
ヤルノは無難に6位に着けています。でも勝つには足りないよねぇ。
7位以降には、今はアドバンテージがあるものの、次第に2ndグループに呑み込まれて行きそうなウィリアムズのニコ。とりあえず KERS を外してみたフェラーリのキミ。新スタイルのダブル・ディフューザーを採用してきたマクラーレンのルイス。10番手に、今年の新人、ロッソのブエミ。
ヤルノとニコが重いのかどうかが気になりますかねぇ。もう少ししたら発表になると思いますが。
追記:重量が発表になりました。
Pos | No | Driver | Team | Weight |
1 | 15 | Sebastian Vettel | RBR-Renault | 644.0 |
2 | 7 | Fernando Alonso | Renault | 637.0 |
3 | 14 | Mark Webber | RBR-Renault | 646.5 |
4 | 23 | Rubens Barrichello | Brawn-Mercedes | 661.0 |
5 | 22 | Jenson Button | Brawn-Mercedes | 659.0 |
6 | 9 | Jarno Trulli | Toyota | 664.5 |
7 | 16 | Nico Rosberg | Williams-Toyota | 650.5 |
8 | 4 | Kimi Räikkönen | Ferrari | 673.5 |
9 | 1 | Lewis Hamilton | McLaren-Mercedes | 679.0 |
10 | 12 | Sebastien Buemi | STR-Ferrari | 673.0 |
11番手スタートのニックは、ルイスと同じ重量でした。
予選 8~10 のクルマは、なんでこんなに重くしたんでしょうか...。Q3の時点で予選上位は望めないと判断して下を警戒したんでしょうか。