バトンがモナコのポールですねぇ。
今シーズン、ブラウン vs レッドブルで来ましたが、RB5 に比べエアロカーでないが速い BGP001 は、モナコでも速いだろうと言われてました。で、その通りに。
ルーベンスもスペイン同様、フリー走行から速さを見せていて、予選3番手に入りました。予選後の記者会見では、「ミスしなかったのにジェンソンのほうが速かった」 と完敗のコメントでしたが、こう言う場合は、大抵ルーベンスのほうが重い燃料の時ですが...果たして。
予選でフロントローに並ぶのは、フェラーリのキミ。KERS 持ってますねぇ。久々に巡ってきた優勝のチャンスなので、決勝のモチベーションも高いでしょうね。Q2 では、キミの 1:14.514 が最速でした。
以下は、4位にベッテル、5位にマッサとスペインでの teil to nose 組。レッドブルのブラウン追撃にフェラーリが加わって来ました。この2人、スタートでの位置取りがまた見物かもしれません。ただ真っ直ぐ加速するならフェラーリでしょうけど、そんな簡単な話にはならないでしょうしね。
トヨタ。
通常のパーマネント・サーキットでは、3番目に速いクルマなどと呼ばれてますが、モナコでは Q1 敗退でした。予選後のティモもカメラを嫌ったりして、相当落胆した様子でした...。ヤルノ19位、ティモ20位。今シーズンのエントリーは20台です。フィジケラにペナルティーが出る可能性があるので、最後尾は免れるかもしれませんが...。
BMWザウバー。
こちらも(いつもながら)最悪。ディフューザーを含むアップデートがトルコからと、ここでは多くを望めない事は判ってましたが...にしても、相当にヒドイ状況。予選後に、チームガレージからやや離れたトコで、クビカとニックが熱心に話し込む様子がTVに映し出されてましたが。何を話してたのか非常に気になりますねぇ。(まあセットアップの話でしょうけど)
開幕のアルバートパークでは、最終スティントでベッテルをかわし、TOPバトンを脅かすと思われたペースを見せたクビカですが、今季ここまでノーポイント。決勝の作戦はフルタンクで1Stop...でしょうか。
予選後の重量が発表になりました:
Pos | Driver | Team | Q3 | Weight |
1 | Jenson Button | Brawn-Mercedes | 1:14.902 | 647.5 |
2 | Kimi Räikkönen | Ferrari | 1:14.927 | 644.0 |
3 | Rubens Barrichello | Brawn-Mercedes | 1:15.077 | 648.0 |
4 | Sebastian Vettel | RBR-Renault | 1:15.271 | 631.5 |
5 | Felipe Massa | Ferrari | 1:15.437 | 643.5 |
6 | Nico Rosberg | Williams-Toyota | 1:15.455 | 642.0 |
7 | Heikki Kovalainen | McLaren-Mercedes | 1:15.516 | 644.0 |
8 | Mark Webber | RBR-Renault | 1:15.653 | 646.5 |
9 | Fernando Alonso | Renault | 1:16.009 | 654.0 |
10 | Kazuki Nakajima | Williams-Toyota | 1:17.344 | 668.0 |
キミはブラウンに比べ若干軽いものの、大差なし。ブラウン、レッドブルを止めるのはフェラーリなのか。