2009-05-23

F1 Rd.06 モナコ 予選

バトンがモナコのポールですねぇ。
今シーズン、ブラウン vs レッドブルで来ましたが、RB5 に比べエアロカーでないが速い BGP001 は、モナコでも速いだろうと言われてました。で、その通りに。
ルーベンスもスペイン同様、フリー走行から速さを見せていて、予選3番手に入りました。予選後の記者会見では、「ミスしなかったのにジェンソンのほうが速かった」 と完敗のコメントでしたが、こう言う場合は、大抵ルーベンスのほうが重い燃料の時ですが...果たして。

予選でフロントローに並ぶのは、フェラーリのキミ。KERS 持ってますねぇ。久々に巡ってきた優勝のチャンスなので、決勝のモチベーションも高いでしょうね。Q2 では、キミの 1:14.514 が最速でした。

以下は、4位にベッテル、5位にマッサとスペインでの teil to nose 組。レッドブルのブラウン追撃にフェラーリが加わって来ました。この2人、スタートでの位置取りがまた見物かもしれません。ただ真っ直ぐ加速するならフェラーリでしょうけど、そんな簡単な話にはならないでしょうしね。

トヨタ。
通常のパーマネント・サーキットでは、3番目に速いクルマなどと呼ばれてますが、モナコでは Q1 敗退でした。予選後のティモもカメラを嫌ったりして、相当落胆した様子でした...。ヤルノ19位、ティモ20位。今シーズンのエントリーは20台です。フィジケラにペナルティーが出る可能性があるので、最後尾は免れるかもしれませんが...。

BMWザウバー。
こちらも(いつもながら)最悪。ディフューザーを含むアップデートがトルコからと、ここでは多くを望めない事は判ってましたが...にしても、相当にヒドイ状況。予選後に、チームガレージからやや離れたトコで、クビカとニックが熱心に話し込む様子がTVに映し出されてましたが。何を話してたのか非常に気になりますねぇ。(まあセットアップの話でしょうけど)
開幕のアルバートパークでは、最終スティントでベッテルをかわし、TOPバトンを脅かすと思われたペースを見せたクビカですが、今季ここまでノーポイント。決勝の作戦はフルタンクで1Stop...でしょうか。

予選後の重量が発表になりました:

Pos  Driver   Team   Q3   Weight
Jenson Button  Brawn-Mercedes  1:14.902  647.5
Kimi Räikkönen  Ferrari  1:14.927  644.0
Rubens Barrichello  Brawn-Mercedes  1:15.077  648.0
Sebastian Vettel  RBR-Renault  1:15.271  631.5
Felipe Massa  Ferrari  1:15.437  643.5
Nico Rosberg  Williams-Toyota  1:15.455  642.0
Heikki Kovalainen  McLaren-Mercedes  1:15.516  644.0
Mark Webber  RBR-Renault  1:15.653  646.5
Fernando Alonso  Renault  1:16.009  654.0
10  Kazuki Nakajima  Williams-Toyota  1:17.344  668.0
レッドブルは、ベッテルとウェバーで、大きく分けて来ましたね。けど、ベッテルのこの位置は不満なんじゃないかなぁ。バトンとルーベンスの重量は大きく違いませんでしたね。
キミはブラウンに比べ若干軽いものの、大差なし。ブラウン、レッドブルを止めるのはフェラーリなのか。