2009-09-05

WRC Rd.10 オーストラリア Day1

2006年、ミッコが初優勝したオーストラリア。その後、州政府の支援が無くなりカレンダー落ちしていましたが、開催地を東海岸に移して復活しました。
初めてのルートという事で、非常にペースノートの精度が重要になるイベントですね。路面は、これまでのようなボールベアリング(浮き砂利)が少ないと言われており、先頭スタートのミッコにとっては不利が減ったかもしれません。

さて、Day1 のステージ数は 15。
wrc.com で [Stage Times] を確認したいんだけど、どうも問題があるらしく今現在、表示されず。[Stage Winners][Day Times] は表示されるんだけどね...。
ステージ6 はキャンセルになったようです、環境保護を訴える団体が、コースに岩を投げ込んだとか...。レーシングスピードで走るクルマの場合、岩ひとつでサスペンションを壊し、崖下へ...というシナリオもあるので...止めて欲しいですね。どの命を救ってどの命を捨てろと言うのだろうか。

ターマック1戦を含む残り3戦という状況で、目下ポイントリーダーであるミッコの順位は、ss15 を終えて 5位。ただし、TOP のラトバラからは、23.6秒差と、まあ、射程圏内。
気になるローブは、3位ですが、TOP からの差は、22.7秒。ミッコとは僅か 0.9秒差と接戦になっております。

2位には、シトロエンJr. のオジェが 2.2秒差でラトバラを追っており、この 2人が若干抜け出ている格好。オジェは今年前半、ちょっと空回りしていましたが、後半に入って本来の実力がリザルトに残るようになって来ましたね。
ただ、ラトバラ(フォード)にしろ、オジェ(シトロエン)にしろ、ミッコ vs ローブのタイトル争いの前には、各陣営の持ち駒の1つになってしまうと思われ、なかなか辛いトコですね。
ミッコとローブのタイム差が開かないようであるなら、ラトバラ、オジェも素直に勝たせてもらえると思うので、まずは Day1 からフラット・アウト!ですか。
シトロエンには、もう1つ、ソルドという忠実&強力な手駒(すまん)があるのが強みですよねぇ。

Day2、Day3 は共にステージが10箇所あり、ボリュームもあります。勝負は3日目の終盤まで持ち越しそうですね。