2009-09-06

WRC Rd.10 オーストラリア

オーストラリアはローブが獲りました。
う~ん、ミッコにとっては非常に残念ですねぇ。今や、ローブとミッコ、グラベルでは互角なだけに、Day2 の ss23 で勝負が決まりましたかねぇ。

Day2、ss は 10本。(ss16~ss25)
Day2 の終了時、Day3 の出走順を確認しに、wrc.com を覗きに行ったんですが。TOP ソルド、2番手に 0.1秒差で ローブ。3番手に、ローブと同タイムで ミッコ...でした。「TOP から 0.1秒差で 3番手スタートか!」と喜んだんですが、Day2 のラスト2本は スーパーSS でした。
スーパーSS のタイムは、翌日の出走順に含まれないので、ss23 終了時点でのリザルトが Day3 の出走順でした。そしてミッコ がTOP。
ラトバラが Day2 でも TOP をキープしてくれれば、最終リザルトに多少の変化があったかもしれませんが、残念ながらパンクにより後退しています。

むぅ、残念ですねぇ。しかしまあ、ローブもこのルールの中チャンピオンになって来た訳で、ミッコ(フォード)も乗り越えなければならない壁なんでしょうな。けど、シトロエンの監督がギ・フレクランだったら、同じ戦略だったでしょうかね。

Day3 (ss26~ss35)。
3日目に入り、3番手スタートのローブが逃げます。ステージ毎にミッコとの差が数秒づつ開く。ローブ速いねぇ。ソルドも好調で、2位争いに絡んで来ます。ミッコが3位になってしまうと、4ポイント差となり、ローブに逆転されてしまうので非常にマズイ展開。なんとか、ソルドを振り切って、2位でゴール。TOP ローブとの差は、+12.5秒でした。

辛くも1ポイント差でミッコがポイントリーダーを死守しています。
wrc.com、ポイントスタンディングのページ、間違えてるよ...。ラリーオーストラリアでミッコが勝った事になってる...。ローブにペナルティ出てないよね(?)。

次戦はターマックのスペイン。ローブは元より、ソルド、オジェもミッコの上位入賞の障害となりますね。最高で優勝、最低でも2位入賞を狙いたいミッコであります。
また、ペターが シトロエンC4 (2008スペック) にスイッチして来るようなので、こちらも要注意。スカジナビアンですが、ターマックで勝ったことあるしね。

追記:
まてまてまてまて。シトロエンにペナルティが出てるぞ?wrc.com のポイントスタンディングス表は正しかったという訳か。
News Release を読むと。シトロエンの3台(ローブ、ソルド、オジェ)に technical infringement があると。ホモロゲを取ってないスタビのリンクが付いてるとかで、これにシトロエンも同意。
これにより、3台は、1分の加算ペナルティだそうです。(ラトバラが上位に居ればなぁ...)
2007ポルトガルのケースでは 5分加算のペナルティでしたが、これは乗員への影響度の違いなんでしょうかね。

なんと言うか...ミッコが5ポイントのリードを確保してポイントリーダーです。だいぶラクになりましたね、あとはスペインで惨敗しなければ...。




IRL NOR CYP PRT ARG ITA GRC POL FIN AUS ESP GBR Total
1. M. HIRVONEN  Finland 6  8  8  8  R  8  10  10  10  10 
78
2. S. LOEB  France 10  10  10  10  10  5  R  2  8  73
3. D. SORDO  Spain 8  4  5  6  8  0  0  8  5  6  50
4. J-M LATVALA  Finland 0  6  0  R  3  10  6  R  6  5  36
5. H. SOLBERG  Norway 5  5  0  4  6  1  0  6  0  2  29
6. P. SOLBERG  Norway -  3  6  5  R  6  R  5  R  -  25

マルコム・ウィルソンはサルディニアでチームオーダーを出さなかった事を悔やんでますかねぇ。