オーストラリアはローブが獲りました。
う~ん、ミッコにとっては非常に残念ですねぇ。今や、ローブとミッコ、グラベルでは互角なだけに、Day2 の ss23 で勝負が決まりましたかねぇ。
Day2、ss は 10本。(ss16~ss25)
Day2 の終了時、Day3 の出走順を確認しに、wrc.com を覗きに行ったんですが。TOP ソルド、2番手に 0.1秒差で ローブ。3番手に、ローブと同タイムで ミッコ...でした。「TOP から 0.1秒差で 3番手スタートか!」と喜んだんですが、Day2 のラスト2本は スーパーSS でした。
スーパーSS のタイムは、翌日の出走順に含まれないので、ss23 終了時点でのリザルトが Day3 の出走順でした。そしてミッコ がTOP。
ラトバラが Day2 でも TOP をキープしてくれれば、最終リザルトに多少の変化があったかもしれませんが、残念ながらパンクにより後退しています。
むぅ、残念ですねぇ。しかしまあ、ローブもこのルールの中チャンピオンになって来た訳で、ミッコ(フォード)も乗り越えなければならない壁なんでしょうな。けど、シトロエンの監督がギ・フレクランだったら、同じ戦略だったでしょうかね。
Day3 (ss26~ss35)。
3日目に入り、3番手スタートのローブが逃げます。ステージ毎にミッコとの差が数秒づつ開く。ローブ速いねぇ。ソルドも好調で、2位争いに絡んで来ます。ミッコが3位になってしまうと、4ポイント差となり、ローブに逆転されてしまうので非常にマズイ展開。なんとか、ソルドを振り切って、2位でゴール。TOP ローブとの差は、+12.5秒でした。
辛くも1ポイント差でミッコがポイントリーダーを死守しています。
wrc.com、ポイントスタンディングのページ、間違えてるよ...。ラリーオーストラリアでミッコが勝った事になってる...。ローブにペナルティ出てないよね(?)。
次戦はターマックのスペイン。ローブは元より、ソルド、オジェもミッコの上位入賞の障害となりますね。最高で優勝、最低でも2位入賞を狙いたいミッコであります。
また、ペターが シトロエンC4 (2008スペック) にスイッチして来るようなので、こちらも要注意。スカジナビアンですが、ターマックで勝ったことあるしね。
追記:
まてまてまてまて。シトロエンにペナルティが出てるぞ?wrc.com のポイントスタンディングス表は正しかったという訳か。
News Release を読むと。シトロエンの3台(ローブ、ソルド、オジェ)に technical infringement があると。ホモロゲを取ってないスタビのリンクが付いてるとかで、これにシトロエンも同意。
これにより、3台は、1分の加算ペナルティだそうです。(ラトバラが上位に居ればなぁ...)
2007ポルトガルのケースでは 5分加算のペナルティでしたが、これは乗員への影響度の違いなんでしょうかね。
なんと言うか...ミッコが5ポイントのリードを確保してポイントリーダーです。だいぶラクになりましたね、あとはスペインで惨敗しなければ...。
IRL | NOR | CYP | PRT | ARG | ITA | GRC | POL | FIN | AUS | ESP | GBR | Total | |||
1. | M. HIRVONEN | Finland | 6 | 8 | 8 | 8 | R | 8 | 10 | 10 | 10 | 10 | 78 | ||
2. | S. LOEB | France | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 5 | R | 2 | 8 | 8 | 73 | ||
3. | D. SORDO | Spain | 8 | 4 | 5 | 6 | 8 | 0 | 0 | 8 | 5 | 6 | 50 | ||
4. | J-M LATVALA | Finland | 0 | 6 | 0 | R | 3 | 10 | 6 | R | 6 | 5 | 36 | ||
5. | H. SOLBERG | Norway | 5 | 5 | 0 | 4 | 6 | 1 | 0 | 6 | 0 | 2 | 29 | ||
6. | P. SOLBERG | Norway | - | 3 | 6 | 5 | R | 6 | R | 5 | R | - | 25 |
マルコム・ウィルソンはサルディニアでチームオーダーを出さなかった事を悔やんでますかねぇ。