一頃には、ローブ、ミッコの2人だけが別格の速さを誇っていましたが...もう遠い昔のような気がします。フォードの勢いも陰りが出て、もはや、シトロエンJr. と勝負するポジションとなってしまったようです。
して、ポルトガルを勝ったのは、オジェ!!遂に来た!!これまで、オリビエ・ケスネルの戦略による、ローブ優勝の礎となっていた感のある、オジェでしたが、スチュワードの監視の目が強化される中、遂にローブを下して WRC 初勝利を手にする日がきました。
初日は、出走順の有利もありましたが、Day1、Day2、Day3 ともリーダーで優勝した訳ですから、誰も文句無いですね。オジェは強かったです。
こうなると、スペイン人のソルドは、ちょっと辛い立場になって来たでしょうか...。オジェが優勝し、2位はローブ。3位にはソルドと、最強シトロエンの3人がポディウムを独占です。
フォード勢はと言うと、ミッコが4位に入りましたが...結果5位となったペターが最終のスーパーSSでミスした為で、フォードのTOPが5位の可能性もありました。
...もうフォーカスじゃ、ダメなんでしょうか。フィエスタはDS3に勝てるクルマだとイイですがねぇ。1.6L+Turbo版は順調なんでしょうかね。もう今年、フォードのハイライトは無いような気がしてきました。
ひとつ、フォード関連で嬉しい News と言えば。P-G・アンダーソンが、次戦ブルガリアで、ストバート・フォードに乗るようです。
フォード。ワークスのミッコ&ラトバラは良いとして、ストバートのラインナップが...どうにも限界値と言うか、そこそこの成績しか望めないのは見えていましたので、ここらで一発、イキの良いドライバーを乗せる事には大賛成であります。
ストバートを使って、オジェに対抗し得るドライバーを発掘しないとね。