2011-09-25

2011 F1 Rd.14 シンガポール

ベッテル、別格の速さでした。
ピットでコバライネンと絡んだ以外は、危ないトコ無かったですねぇ。

バトン。
2009年、対ルーベンスとの比較でもそうでしたが、ピレリになってから、バトンのタイヤケアの上手さがより光ってますね。まあ、レースはタイヤの労わり合戦の様相で、エキサイティングにはなり難いですが。金曜日の状態から、よく復活したと思います。ラスト10周でタイヤ交換を仕掛けて来るあたりは、やっぱりマクラーレン、侮れませんね。
ベッテルのチャンプは揺ぎ無いですが...イギリス、ドイツと2戦連続でリタイアしたバトンが、まさかの最終挑戦者として残りました。

ルイス。
もし彼が2位入賞なら、バトン&ウェバーが3位以下、アロンソ4位以下という事で、ベッテルのチャンプが決まってたんだけどね。そうなりませんでした。マッサとの接触では、ホイールをロックさせてましたね。あれで、少々計算が狂ってしまったんでしょう。まあ、ミスはミスですが。

ロータス・ルノーGP(ジェニー・キャピタル)。
フォースインディアが、ここ数戦のウィングレベルの異なるサーキットで、一貫したパフォーマンスを披露しているのに対し、ルノーはシンガポールでガタガタ。前方排気で華々しくデビューした R31 も、開発競争の中で明らかにパフォーマンス不足になってますね。資金に乏しい中堅チームのシーズン後半そのもの...かも。ブルーノが良いレースをしているのが唯一の希望でしょうか。
このチームへ投資して波風を立てたダニー・バハの心中や如何に。来年もロータスの冠が付くんでしょうかねぇ...ブランディングとしては失敗なんじゃ...。