ライコネン優勝!!
しかも、アロンソが3位以下、ハミルトンが6位以下という、まさかのオプション付き!
いや、正直この結果は予想してませんでした。いままで無冠の帝王だったライコネンも遂にドライバーズのチャンピオン獲得!!
マクラーレン。
レース中、今宮さんも言っていたように、「タイトルのプレッシャーがかかると、普通にできていた事が普通に出来なくなる」...になってましたねぇ、ハミルトン。ポジションを確保しようとしてオーバーラン。
その後、(症状が回復する)シフトトラブルで順位を大きく下げてしまいました。最後の最後で「信頼性」の犠牲になった感じですね。
マクラーレンは、アロンソが3位でTotal 109ポイント。ハミルトンが7位でTotal 109ポイント。
ウィリアムズ。
レース途中でライコネンがチャンプになるシナリオが見えて来て非常にドキドキしたレースでしたが、しかし今日のレースはなんと言っても、ニコだ!
ウィリアムズ28ポイント、レッドブル24ポイントでの最終戦。その差4ポイントという所での予選でレッドブル2台がウィリアムズより上位に。しかもレッドブルのウェバーはBMW2台の前という好調さ。対してニコのチームメイトは F1 デビューレース。チームがコンストラクター4位をキープできるかどうかは、実質、ニコの双肩に託されたも同様。
こんな状態でスタートしましたが、レースペースはニコが良く、終盤はタイヤ状態の良くないBMWのニック、クビカを順々にコース上でオーバーテイク!!予選10位から決勝4位フィニッシュ、5ポイント獲得。すげえ!
BMWが若干タイヤに厳しいクルマというのもあったんだろうけど、ニコの正確なブレーキング(ニックを抜くときには失敗しましたが)にはシビレました。見せてくれたなぁ。今年のウィリアムズはニコが引っ張って行きましたねぇ。
中嶋もラップは速いんですが、対メディア的に不利な映像が続いてしまいましたね。テスト制限が強化されてしまったシーズンで経験値の少なさが結果的にはレースのポジションにも影響してしまった感じです。
レッドブル。
報われないウェバーは、最後まで報われませんでしたね。ジャガー時代、このサーキットでリタイアし、暫くピットへ戻らずコース脇の土手に座ってレース観戦していた姿を思い出しました。去年のモナコでも2位(だったっけ?)を走行しながらエンジンから火を噴きリタイアでした。今年の富士の件は、いわずもがな。
クルサードも結局は10位フィニッシュ。予選5位&9位からスタートしましたが、最終戦はノーポイントでした。来年は化けるのかなぁ。
BMW。
一応の今季の目標である 100ポイント越えは達成されました。クビカ5位、ニック6位で、7ポイントを加え、101ポイントを獲得。
今日は、タイヤが苦しそうでしたねぇ。1コーナーのブレーキング競争では、ニコの攻撃を凌げませんでした2台共。
来期のマシン、来期の勢力図に非常に興味がありますが、おそらく信頼性の問題が無ければ上位に来ていただろうレッドブルや、今日のニコを見ているとウィリアムズも来年は BMW を喰える位置に十分来れそうですし、BMW の来年はどうなるんでしょうかねぇ。
ルノー。
コバライネン、フィジケラ共にリタイアし見せ場なし。
来期のラインナップですが、アロンソ&ピケJr.って事はないよね。
去年はミハエル待ちだったストーブリーグ。今年はアロンソ待ち。マクラーレン、ルノー、ウィリアムズの3チーム6シートには誰が座るんでしょうかねぇ。
2007-10-22
F1 Rd.17 ブラジル
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03:07
Label: F1